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10075あたしはナポレオン。+第22話+Kozue2/19 18:58:592182cfJQkWOv158wM
第一話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9589.html
第二話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9612.html
第三話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9633.html
第四話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9656.html
第五話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9680.html
第六話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9705.html
第七話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9736.html
第八話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9758.html
第九話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9780.html
第十話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9803.html

Kozue2/19 18:59:212182cfJQkWOv158wM||979
第十一話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9824.html
第十二話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9847.html
第十三話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9873.html
第十四話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9895.html
第十五話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9916.html
第十六話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9940.html
第十七話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9963.html
第十八話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9984.html
第十九話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10007.html
第二十話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10030.html

Kozue2/19 19:1:302182cfJQkWOv158wM||967
第二十一話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10054.html

Qあたなぽはいつ終わるんですか?
A未定です;
Q次回作ちゃんと書いてます?
Aノーコメントで。事務所とおしてください。(笑)
Q作者さん、あなたやる気あります?
Aおおありですよッ!

Kozue2/19 19:2:262182cfJQkWOv158wM||953
【4thプレイス―ルンの故郷・妖精の里】

 スアは、マルコスのところで、羽を休めている。どうやら、一代を乗せたまま長距離飛んだため、余程疲れていたのだろう。マルコスは目を覚ましたが、スアにとめられていた。

マルコス「何でだよ?!俺がいなきゃ、危ないじゃんか!」
スア「今マルコスが行っても、邪魔になるだけなんだよ。それはマルコスも、十分分かってるんじゃないの?」
マルコス「それは……。」

Kozue2/19 19:2:552182cfJQkWOv158wM||715
 そんなこと、痛いほど分かっている。スアにも乗れず、ましてや空も飛べない自分に、何ができるのだというのだろう。―だけど……。

スア「マルコスだって分かってるでしょ?それなのに、何で付いてくるのさぁー?」

 ―だけど、俺には守りたいものがあるんだ。守らなければならないものがあるんだよ、スア。

マルコス「じゃあ、俺は……いつまでこうやって、何もしないでいるつもりなんだ…?」
スア「それは誰にも分からない。」

Kozue2/19 19:3:92182cfJQkWOv158wM||912
 スアは、謎の言葉を残し、大空へと飛び立っていった。

マルコス「……俺は、何をすればいいんだろう……。」

 ―それは誰にも分からない。

 一方一代たちは、ディアナの天使たちの出す光に包まれ、安全に妖精の里へ移動していた。

Kozue2/19 19:3:402182cfJQkWOv158wM||874
一代「かッ快適!!つーか、こんなに快適でいいわけ?!」
ルン「あんたにとっちゃ身分不相応よね。」
一代「それは余計な一言だよ……。」
ヴェール「ま、今のうちに楽しておいた方がいいと思うよ…。このパムによると、最後のたてがみはエナミーにあるみたいだから…。」
一代「はッ?!何で?!」

Kozue2/19 19:4:52182cfJQkWOv158wM||769
リージェ「多分、ルイ・ルーは、そのことを知ってたから、この地図に魔法をかけて、誰かに伝えたかったんだね…。」

 ―一体誰に?何故?そして、行方不明となっているルイ・ルーは、今どこにいて、何を考えているのだろう。

ルン「しっかし…里に帰るのは、本当に久しぶりだわ…。」
一代「どう?懐かしい?」

Kozue2/19 19:4:292182cfJQkWOv158wM||169
ルン「懐かしくなんか無いわよ!本当は行きたくないんだからね!」

 そうだよね、と笑っておきながら、一代には、ルンが嘘をついている事位分かっていた。ルンは唯強がっているだけで、本当はとても、嬉しいのだろう。

リージェ「ほら一代!見えてきたよ!」
一代「ん……?あー!すっごいー!桃源郷?!超キレイー!!」

Kozue2/19 19:4:592182cfJQkWOv158wM||226
 そこは別世界だった。見渡す限りどこまでも草原が続き、その草原には、赤や黄色の花が咲き乱れている。草原の真ん中には真っ白な聖堂があり、あちらこちらに高い木が生え、その木の梢(笑)には鳥の小屋程の大きさの小奇麗な家が点在している。そして、あたりには水色の透く羽根を背中に持つ、妖精たちが飛び回っている。―まさしく、桃源郷……

Kozue2/19 19:5:292182cfJQkWOv158wM||276
ヴェール「こんなキレイなところがあったんだねー!知らなかったー!」
ルン「妖精の里は、閉ざされた世界だからね。あんまりヒトは立ち入らないのよ。」
一代「いいなあルンは。こんなキレイなところが故郷なんてさ〜!」

 ルンは、一瞬顔を曇らせた。

ルン「狭いから、美しいのよ。そして狭いから―。」

 ―あたしはこの故郷から、排斥された。

Kozue2/19 19:5:512182cfJQkWOv158wM||541
一代「ルン?何か言った?」
ルン「何も言ってないったら!」

 ルンがそう叫んだとき、天使の光ごと、一代たちは妖精の里に降り立った。草原の露が、足を濡らす。

一代「んー……。ずっとここにいたいー……。」

Kozue2/19 19:6:242182cfJQkWOv158wM||775
リージェ「そりゃダメだって!」
一代「分かってるってそんな事ー……。どうせいつかはルーラ・マンティーに帰らなきゃいけないんだしさ。」

 少し頬を膨らませながら言う。

リージェ「一代、ずっといてくれてもいいんだよー?」
一代「なっ……。(゚∀゚;)リージェ、それ冗談キツイってー!」

Kozue2/19 19:6:422182cfJQkWOv158wM||228
 本当は、もうルーラ・マンティーには帰りたくない気持ちが膨らんできている。ここにいれば、学校の煩わしい事から全部解放されるから。学校では、色々な問題を抱えていて、それと闘うのも、もう疲れてしまった。
 
 ―本当はさぁ、結局逃げてるだけなんだよねぇ……。そんな事は、知っている。

Kozue2/19 19:7:122182cfJQkWOv158wM||900
一代「ところで、ルンの家族っていないの?」
ルン「家族ねぇ……。」
ヴェール「もしかして、いないとか……?」
ルン「いや、いることにはいるわ。だけど……。」

 ―この里に、家族に耐えられなくて、勝手に家を飛び出したあたしは、どんな顔をして会えばいい……?

ルン「あたしは、もうこの里にいる資格なんて無いのよ。」

Kozue2/19 19:7:402182cfJQkWOv158wM||420
ヴェール「えー…?一体何があったの?」

 ルンは、遠い目をした。
 
 その昔―

Kozue2/19 19:9:32182cfJQkWOv158wM||682
妖精A「やぁ〜い!出来損ない妖精・ルンやぁ〜い!」
ルン「……あたしは……。」

 ―その昔、といっても2000年ほど前の事、あたしはまだまだ力不足で、同い年の妖精に比べて圧倒的に劣っていた。それがあたしをどれだけ苦しめていたことか。そして、その苦しみを理解してくれないヒトを、どれ程あたしが恨んだことか。

Kozue2/19 19:9:222182cfJQkWOv158wM||172
妖精B「お前、まだ【花咲かせの呪文】もできないんだってな?!」
ルン「……な・何よ!それくらい……出来るって!」
妖精A「だったらやって見ろよ!」

 妖精Aは、花咲かせの呪文が得意だった。あたしは、それさえも満足に出来なかった。

ルン「エサエル スレウォール ムール!」

 あたしの周りには、綺麗な花が咲き乱れる―筈だった。しかし、そこに咲いたのは、茶色や黒の、みすぼらしく枯れた花だった。

Kozue2/19 19:9:372182cfJQkWOv158wM||524
妖精A「ほらみろよ!できないじゃないか!」
ルン「……。」
妖精A「俺は出来るぞ!」

 妖精Aは、呪文を唱え始めた。

妖精A「エサエール スレウォール ムール!」

 あたりに、色とりどりの花が咲いた。

Kozue2/19 19:9:562182cfJQkWOv158wM||690
妖精A「ほら!お前の花なんて、汚い枯れた花じゃないか!」
妖精B「まるで、何も出来ないお前みたいだな!」

 妖精たちは、そう言いながら、あたしの咲かせた花を、目茶目茶に踏んで、帰っていった。あたしは―泣く事しか出来ない、妖精だった。

ルン「エサエル スレウォール ムール!エサエル スレウォール ムール!……ダメだ……。出来ない……。」

 何度やっても、あたしの周りには枯れた花しか咲かない。泣きたくなった。

Kozue2/19 19:10:232182cfJQkWOv158wM||696
―そんな時だった。

エル「ルン……?そんなところで、何やってるの?」
ルン「エル!」

 エルは、そのころのあたしの、たった一人の友達で、親友だった。

ルン「実はあたし、【花咲かせの呪文】が出来なくて……。」
エル「じゃ、やってみてよ。どこが違うか、教えてあげるからさ!」

 エルは、里で一番力のある妖精だった。あたしには、もったいないヒトだった。

Kozue2/19 19:10:442182cfJQkWOv158wM||166
ルン「エサエル スレウォール ムール!」

 また、枯れて汚い花が咲く。でも、今度はそんなに悲しくは無かった。傍にエルがいてくれたから……。
 あたしの咲かせた花を見て、エルは言った。

エル「分かったよ、ルン。ルンはね、こんなたくさんの量の花が咲かせられるんだから、力が無いわけじゃないよ。唯ね、少し呪文の唱え方が違うだけ……。ルンさぁ、エサエールのところ、エサエルって唱えてるでしょ?そこね、エサエールって伸ばしたら、きっと上手くいくって!やってみな!」

Kozue2/19 19:11:42182cfJQkWOv158wM||746
ルン「分かった……。」

 思いっきり息を吸った。そして唱える。

ルン「エサエール スレウォール ムール!」

 今度は―辺りに、綺麗な色の花が咲き乱れた。出来たのだ。

ルン「―出来た……。」

Kozue2/19 19:11:312182cfJQkWOv158wM||932
エル「ほらぁー!ルンだって出来るんだよ!少し間違ってただけだったんだって!すごいよ、ルン!」

 あたしは、笑うことが出来た。エルのお陰で。エルがいれば、家族からも疎まれていたあたしでも、何とか生きていけた。全ては、エルのお陰で、エルがいなかったら、今のあたしは無かった。絶対に、なかった。そう断言出来る。

Kozue2/19 19:14:152182cfJQkWOv158wM||361
 だけど、そんなに幸せな日々は続かなかった。
天罰が、当たったのかも知れなかった。

 神様は非情だ。あたしに、つらい試練ばかり与えてくる。
あたしに天罰が下るのなら、仕方が無い。諦められる。

 ―だけど、だけど何でエルに?エルが、何をしたっていうの?
 ―あたしのせい?

今でもまだ、この罪悪感はあたしを苦しめる。

Kozue2/19 19:16:32182cfJQkWOv158wM||851
□■休憩time■□

こんにちは、作者です。
いろいろと疲れます、ハイ。

とうとうルンの過去について分かり始めましたね〜
この先どうなるんでしょうか?
そして今の意地悪な性格への経緯は……
すみません、すこし言葉が過ぎたようです;

感想等ございましたらお書き下さいませm(__*)m

すみれ☆2/21 20:16:422204cfnacloQpOVtw||450
こんちゃ☆

ルン…ルンが悪い訳じゃないと思うよ。
神様は皮肉だけど、それを、運命だと思えば、良いと思うし、試練は誰にだってあるんだよ!
(以上、ルンを元気づけよう計画でした!ぇ;)

マルコス、諦めなかったら、私マルコスのこと見直すよ☆(多分♪

次回が気になる〜><

Kozue2/22 17:5:562182cfJQkWOv158wM||473
□■すみれ☆■□

こんにちは〜感想ありです♪゛

ルンは…いまだに自分を責め続けているのでしょうか。
それは何故か作者にも分かりません。
最近、キャラたちが一人で歩き始めたような気がして…
ルン「それ重症じゃない?!」
作者「そうなんだよねぇ……。かなり危険かも。」
ルン「……どうなるのよ、アルヘンティーは……。」
作者「……(・∀・;)」

次回もお楽しみに♪


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