| 10134 | TEN第2章「輝き」第5話 | キキョウ | 3/4 11:56:5 | 2192cfBkVEKUKuVbY |
| さて、もう三月になってしまいました。 学校ではクラス替え、あるいは卒業、とか・・・。 さみしくもあり、嬉しくもある季節であります。 主人公O石崎 彩(イシザキ アヤ)22歳(名前を考えてくれた人・ゆうじい様) 刑事O菅井 恭平(スガイ キョウヘイ)23歳(ピマ様) 警部O池崎 裕太郎(イケザキ ユウタロウ)52歳(作者) 隣人O平宮 琉依(ヒラミヤ ルイ)22歳(ピマ様) 容疑者O私利 宮(シリ ミヤ)19歳(法論様) | ||||
| キキョウ | 3/4 11:56:30 | 2192cfBkVEKUKuVbY||282 | ||
| 第5話 「さっさと吐けィィ!!」 「だっ、だからあたしは、何も・・・」 「うるさい!!もう証拠は出てんだ、いい加減にしやがれェィ!!」 刑事が机をバンと叩いた。 宮は、怯えて震えていた。 「宝石を手に持っているあんたを見た奴がいんだよ! わかってんのか!?」 宮は相手の顔を見れず、ただただ震えていた。 今にも泣き出しそうなのに、ぐっとこらえている。 | ||||
| キキョウ | 3/4 11:56:48 | 2192cfBkVEKUKuVbY||157 | ||
| やっと取り調べから解放された宮は、牢獄の中で膝を抱えて泣いていた。 「何で・・・何でっ、あたしが・・・」 牢獄の外から、一つの影法師が現れた。 「出ろ。面会だ」 宮は顔を上げ、立ち上がった。何かに期待をしながら、警官の後をついていく。 | ||||
| キキョウ | 3/4 11:57:9 | 2192cfBkVEKUKuVbY||724 | ||
| 「宮ちゃんっ!」 「琉依さん!!」 面会に来ていたのは平宮だった。 ガラスの向こうの平宮は、心配そうな目で宮を見ている。 宮は何だか悲しくなって、うつむいた。瞬く間に涙があふれ出る。 「宮ちゃんっ!もー、大丈夫だってっ!宮ちゃんは何もしてないんだから!」 平宮は宮を励まそうと、笑顔で言った。 しかし、それは逆効果だった。 「琉依さんにはわかんないんですよ、あたしの気持ちなんか! 笑って誤魔化さないでください・・・」 「宮ちゃん・・・」 | ||||
| キキョウ | 3/4 11:57:37 | 2192cfBkVEKUKuVbY||806 | ||
| 平宮はうつむき、今度は真剣な顔で言った。 「宮ちゃん。大丈夫だよ。私が・・・私が、助けてあげるよ」 「琉依さん・・・?あ。のー・・・ごめんなさい、大きい声出しちゃって」 「ううん、全然。ところでさぁ〜、前に誰か来なかった?」 「え?えっと、石崎さんって人と、男の人が来ました。 話をして、そういえば琉依さんの知り合いだって言ってた。」 | ||||
| キキョウ | 3/4 11:57:51 | 2192cfBkVEKUKuVbY||16 | ||
| 「そんなんだ。結局来たんだ」 平宮は最後に笑顔を見せると、言った。 「宮ちゃん。きっと、大丈夫だから・・・元気出してね」 宮も微かな笑みを浮かべて、頷いた。 | ||||
| キキョウ | 3/4 11:58:16 | 2192cfBkVEKUKuVbY||768 | ||
| 一方、宝石承認の豪邸に足を踏み入れた私と恭平はというと。 「大丈夫ですか、石崎さん?コーヒー持つ手が震えてますけど・・・」 「あ、いえ、気のせいじゃないかと思いますけど」 田中収蔵社長の息子、修に言われて、私はコーヒーカップを両手で持ち直した。 緊張するのは当たり前だ。 このカップいい柄でしょう、一つ百万円で買いました、なんて言われた直後に、あらそうですかと普通に流せるはずがない。 ひょっとしてさっきのって嫌味?嫌味・・・なの? | ||||
| キキョウ | 3/4 11:58:34 | 2192cfBkVEKUKuVbY||683 | ||
| 広過ぎる部屋の大き過ぎる五つのソファには、それぞれ私、恭平、田中修、田中収蔵社長、そのお客の金倉恵太とかいう人が座っていた。 「それで、聞きたいこととは何でしょうか?」 白髪に眼鏡の田中社長が、しわがれ声で私に聞いた。 私はコーヒーをゆっくり、慎重にテーブルに置くと、できる限り冷静に見えるように言った。 「まず、お聞きしたいのは田中社長。ダイヤモンドが消えた時間はいつごろですか?」 | ||||
| キキョウ | 3/4 11:58:49 | 2192cfBkVEKUKuVbY||4 | ||
| 田中社長は、コーヒーを一口飲んでテーブルに置くと言った。 「あのダイヤは、わたしにとって大事なものでした・・・わたしが初めて掘り当てた宝石だったのです。しかも、珍しい赤ダイヤで・・・値段も高かった」 「え・・・赤ダイヤ?」 赤ダイヤとは初耳であった。恭平は「ダイヤモンド」としか言っていなかったのだから。 「ええ、そのまま赤い色をしたダイヤです。きちんと宝石箱にしまっておいたのに、家族での夕食中に消えてしまいました・・・ 時間は・・・何時だったかのぉ、修?」 「えーっと、大体・・・七時から八時過ぎくらいだったと思います」 | ||||
| キキョウ | 3/4 11:59:14 | 2192cfBkVEKUKuVbY||375 | ||
| 七時から八時過ぎ。 宮がペットの散歩を頼まれたのは八時ごろ、その後すぐに出かけたのなら矛盾はない。 これでは、宮はかなり怪しい。部外者であり、侵入者でもあるというだけで「犯人」の可能性は充分だ。 「それで、修さんが敷地内に侵入した容疑者を目撃したのは?」 私が修に聞くと、修はうーんとうなり腕を組んで言った。 「私は食事が終わって夜風に当たろうとベランダへ出たんです。 それが何時何分だったかははっきりしないんですけど・・・」 修が確かに宮を目撃しているとすれば、時間はやはり八時少し過ぎだろう。宮も、侵入したのはその時間帯だったと言っていた。 | ||||
| キキョウ | 3/4 11:59:36 | 2192cfBkVEKUKuVbY||190 | ||
| 「ベランダに出て、外の景色を眺めていたら、歩いている女性が見えたんです。 何だかきょろきょろしていて・・・顔は、この前捕まっていた容疑者と一致しますよ」 どうやら、修が見た女性は宮で間違いない。 きょろきょろしていた、というのが信じられる要因の一つだ。 突然、さっきまで震えていた恭平が喋り出した。 「あ、ああの、失礼ですが、金倉さんは事件当時は・・・」 そういえばそうだ。この人は一体何なのか、確かめなくてはならない。 金倉が話し出した。 「あ、私は事件当時この屋敷にはいませせんでしたよ。ちゃんと家にいました」 金倉は自信満々に言った。 | ||||
| キキョウ | 3/4 11:59:54 | 2192cfBkVEKUKuVbY||317 | ||
| 「金倉さんと田中社長はどういった・・・」 「あ、それでしたら、その。いつもお世話になっております」 「まぁ、そんなところですじゃ」 私の問いに、金倉と田中社長が続けて答えた。 金倉は、あまり良い身なりとは言えず、どちらかといえば質素なものを着ていた。 それに、この慌てぶり。「お世話」の内容が、何となくわかる。 | ||||
| キキョウ | 3/4 12:0:8 | 2192cfBkVEKUKuVbY||247 | ||
| 「おぅ、もうこんな時間じゃあありませんか。わたしと修はこれから仕事が入っているもので・・・そろそろお帰りいただけませんか」 かべにかかっていた豪華な時計を見上げながら、田中社長が言った。 すると恭平はばっと立ち上がり、堅苦しい表情で言った。 「はっ!!そそっそれでは、失礼いたたしますッ!どうも、あろ、ありがとうございました!」 恭平は深深と頭を下げた。私も、立ち上がると田中社長たちに頭を下げた。 まあ、恭平のように下げ過ぎてはいないのだけれど。 | ||||
| キキョウ | 3/4 12:0:18 | 2192cfBkVEKUKuVbY||80 | ||
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| キキョウ | 3/4 12:7:40 | 2192cfBkVEKUKuVbY||424 | ||
| ミスチェック機~~(゚ε゚)(゙A´)~~ 多分ない!はず!! 最近、台本のほうをサボっております^−^; そのため、こっちが台本に追いついてしまいそうで焦ってます^−^;; もう、最近さー何だかんだ忙しくてー、暇がある時は友達に借りた小説や漫画を読んだりしてー(言い訳 とりあえず、頑張ります・・・ | ||||
| キキョウ | 3/4 12:8:1 | 2192cfBkVEKUKuVbY||190 | ||
| それではではでは感想プリーズ(・w・)ノシ | ||||
| すみれ☆ | 3/4 19:43:10 | 2204cfnacloQpOVtw||899 | ||
| こんばんは^^ 宮ちゃん、大ピンチ; 平宮は、宮ちゃんの誤解を解くことが出来るのでしょうか? 宮ちゃんを犯人に仕立て上げた行動とは何か、かなり気になります…(>△<;) 一時休憩しても、良いですよ☆ 楽しみが増えるので♪(ぇ; | ||||
| バルトーク | 3/4 20:52:33 | 2212cfBcsmysAsVME||565 | ||
| こんばんわ^^ 相変わらず情けなさ大爆発の恭平。しっかりしなさいって! これなら平宮のほうがよっぽどしっかりしているような。 前回同様、重大な活躍をする気がします。 なるほど、小説や漫画を読んだりしてインスピレーションを高めているわけですか(違 かえってそういうことをするとボクの場合、能率が上がったりします^^ それにしても、金倉さんが怪しいっすね。 次回も楽しみにしていますv | ||||
| キキョウ | 3/10 18:7:45 | 2192cfBkVEKUKuVbY||68 | ||
| すみれ☆さん 平宮は、宮に向けられた冷たい誤解を解くことができるのか!? それとも、結局彩さんが解いてしまうのか!!?? ・・・それは、次回や次々回や次々々回のお楽しみ(^皿^) 宮ちゃんは偶然、庭に入ってしまったのですが・・・不幸なことに、捕まってしまいました。 はい、休憩するかもしれませんが、どうぞこの物語をお忘れなく・・・(切ない | ||||
| キキョウ | 3/10 18:10:31 | 2192cfBkVEKUKuVbY||361 | ||
| バルトークさん 恭平の情けなさは、性格です。あれでもきちんとやってるんです!!(弁解 許してやってくださいw まあ、前回の平宮は奇跡的な推理でしたからな^−^; でも、もしかして今回も・・・ってことも・・・!? いんすぴれーしょんなんて高まってないです(´Д`) 私はただただ、物語にふけっているだけです(勉強しろよ 次回もよろしくお願いします! | ||||
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