| 10147 | 願わくは、闇よ(初投稿) | 鉄塔楼 | 3/8 18:57:22 | 6034cfJ5zDSraybUI |
| ルーズ・ルーフ 主人公 | ||||
| 鉄塔楼 | 3/8 19:4:41 | 6034cfJ5zDSraybUI||15 | ||
| あるところに…、という始まり方の物語はどこにでも転がっているが、今ココで…というものは少ないかな。 私は今夜空の星を眺めているよ。 私の師匠が隣に寝ているが、この人は星を愛でる趣味なんて無いんだろうなぁ。 草原の風が生ぬるい。 | ||||
| 鉄塔楼 | 3/8 19:10:1 | 6034cfJ5zDSraybUI||63 | ||
| 僕はルーズ・ルーフと名乗って旅をしています。 名乗って、というのは妙な話かもしれませんが旅人の中で本名を名乗って旅をしている人は少ないんです。 あぁ、私の『ルーズ・ルーフ』という名前は師匠の帽子のメーカーからいただきましてね。 なかなか丈夫で、軽くて、使い勝手が良いらしいですよ? 私には全然似合いませんが。 | ||||
| 鉄塔楼 | 3/8 19:37:22 | 6034cfJ5zDSraybUI||877 | ||
| 「ルーフ、そろそろ出発するぞ」 「りょうかい〜」 この世界は少しおかしくて、日中の温度が50度を超えてしまうんです。 だから人々は夜行動するようになりました。 私の曾々爺さんの頃には困る事が多かったらしいですが、今ではほとんどありませんがね。 「師匠〜。今日はどこに行くんですか〜?」 「北だ。とにかく北へ、だ。」 | ||||
| 鉄塔楼 | 3/8 19:52:29 | 6034cfJ5zDSraybUI||856 | ||
| そしてしばらく走ると目の前に光る目が二つ。 そうだ、ありましたよ。困る事。 「師匠〜」 「分かってる。ストッパーを外して残弾数を確認。」 「了解」 動物の類が少し大きくなりすぎてしまったようなんです。 それも夜行性の肉食の物が。 理由は太古の恐竜と同じ原理らしいですが、私にはサッパリですよ。 分かる事があるとすれば今夜の獲物は熊、ということです。 | ||||
| 鉄塔楼 | 3/8 20:28:4 | 6034cfJ5zDSraybUI||294 | ||
| 師匠はライフルを抜き払って刹那。 ズドン。 普通のサイズの熊なら1発の弾丸で殺せたらしいですが、今となっては、ね。 ライフルの弾は足止め程度。 私はそこから閃光弾を取り出し熊の眼前に投げつけた。 夜の空間に小さな太陽が現れ闇を焦がす。 師匠は目をつぶったまま狙いをつけている。 さすが師匠なのか、師匠からすれば当然なのか。 | ||||
| 鉄塔楼 | 3/8 20:56:32 | 6034cfJ5zDSraybUI||690 | ||
| ファッ、という奇妙な音と共に放たれたのは獣用の弾丸。 弾丸というよりは針の束かな。 貫通して飛び去らず、体内で先端が開いて細胞を破壊する弾。 欠点は急所に命中しないと効果が無い事と、値段。 1発で弾丸13発分の値段は正直痛い。 ズズン、という轟音を響かせて大地に伏した熊を見る。 …あ……目が合った。 「ルーフ!、ナイフを貸してくれ。」 一応女性なんですが、この人以上に頼りにいる人を私は知りませんね。 師匠に長刃のナイフを投げて、僕もまた食べられる場所の肉を切り取りはじめる。 | ||||
| 鉄塔楼 | 3/8 21:2:32 | 6034cfJ5zDSraybUI||700 | ||
| 「師匠〜、そろそろ所持金に不安が〜」 「気のせいだろう。さて、今度は東へ行くとしよう」 むちゃくちゃでしょう? でも、この人との旅はなかなか楽しいですよ。 これからも、続くと思います。 だってこの人から離れたらこの世界じゃ生きていけない気すらしますからね。 | ||||
| 鉄塔楼 | 3/8 21:7:19 | 6034cfJ5zDSraybUI||232 | ||
| おわり〜 文章変なところが;; 感想お願いします〜^^ | ||||
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