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10156白夜火_第10条キーア3/10 11:11:212191cf/cZWdmfTKcw
EMERLDKNIGHT全集【 http://skytabi.web.fc2.com/memo/emerldnight.html 】
白夜火9条まで【 http://skytabi.web.fc2.com/memo/hakuyabi.html 】

 やっときました第10条。
今回は結構、長めの条です。ここから数話続くお話・・・・。
1条で終わる通常物語とは少し離れます...。
平凡な1条もこの話が終わらない限り、続きます。

―この世界に
     本当の
       正義なんてない―

キーア3/10 11:56:262191cf/cZWdmfTKcw||646
第10条 あまり遠くまで行くと迷子になるからやめとけ

 森の中に焚火の煙が立ち込める。
その焚火の周りには3人の人間の姿があった。
1人は木にかけて造ったハンモックの上で、漫画雑誌を顔に載せ、寝ている男。
1人は焚火の前でボーっと焚火を眺める少年。
1人は何かの棒を音を立てながら食べている少女。
そして、焚火を眺める少年が口を開いて問いかける。

テン「ハァ・・・。家は崩壊してしまい、これからどうなるんですかねぇ・・・僕達」

キーア3/10 12:0:592191cf/cZWdmfTKcw||481
 闇光封印師の羅狐(らこ)から贈られてきた時計・・・いや爆弾が爆発し、
家全部が崩壊してしまった。
残った物といえば、家の残骸だけ。
今は森の中で野宿していた。

ソラ「何とかなるだろ。地道にまとーや」
神無「そうネ。いつか何とかなる日が来るアル」

空はハンモックに寝転びながらも、漫画雑誌を軽く頭の方へとずらし、
答える。

キーア3/10 16:44:482191cf/cZWdmfTKcw||968
食料と言えば、森で獲れる獣などだ。
この間のおいしい棒は、全て神無が1週間もしない内に食べつくしてしまった。

テン「2人とも、今日も狩に行きますよ」

3人は、焚火の火を消すと、それぞれの荷物を持ち、森の中を歩き回る。
今日は獣の気配もせず、とても静かな森だった。

テン「何もいませんねぇ」
ソラ「いや・・・・・そうでもねぇみてぇだぜ」

 空がいつもと違った口調で言った。
顔が歪んでいる様にも見える顔は、まっすぐ正面を見ていた

キーア3/10 16:48:72191cf/cZWdmfTKcw||687
目の前には2人の男の姿があった。
腕は筋肉で盛り上がり、かなり恐ろしい殺気がした。
僕は一歩後ろへ退いた。

 「ふっ。この森にも人が居たか・・・。今日は大した収穫だ」
 「しかも大人1人に子供(ガキ)が2人・・・金になるぜ」

男達が喋った。
かなりまずい・・・。だが、空さんは引く事もなければ、恐れる表情さえも見せない。

ソラ「こっちのセリフだ。こんな森にも俺達以外の人間がいたとはね」

キーア3/10 19:13:152191cf/cZWdmfTKcw||722
松葉「俺の名は松葉(まつば)。こいつは撒葉(さつば)。
   人間を生かしたまま捕らえるハンターのような物だ」

撒葉「ははは〜。撒葉でス。よろしく〜」
松葉「あー!!?何でお前は敵と仲良く握手しようとしてんだよ!!?」

 松葉と名乗る男は、かなりの短気のようだった。
撒葉と紹介された男は、松葉とは全く持って違い、かなりおっとりした性格だった。
見た目もそれほどまでに怖くもなかったが、松葉の方は殺気立っていた。
松葉は1度咳払いすると、再び僕達の方を向いた。
そして鋭い目つきで僕達を見た。

キーア3/10 19:27:392191cf/cZWdmfTKcw||708
松葉「と言う事だ。殺す様な真似はしねぇ。おとなしくしていれば怪我せずに連れて行く」
ソラ「理解出来ねぇな。ちとばかし簡単に言ってもらわねぇと」
松葉「そうかぃ。だったら、力ずくでも分からせてやるよ」

 松葉は、左腕に鋭い刃を取り付けると、右手に刀を持った。
それと同時に空さんも右手に刀を持ち、にらみ合いになった。
そして2人は激しくぶつかり合い、刀と刀がぶつかった。
僕達も、もう1人の撒葉と戦っていた。

松葉「俺達を倒せた奴なんて1人だっていねぇ。なぁ撒・・・」

キーア3/10 19:35:472191cf/cZWdmfTKcw||249
神無「ほあちゃぁぁ!!
撒葉「あはははは〜」
松葉「撒葉ー!!!」

 神無ちゃんの一蹴りで、撒葉が遠くへ飛ばされた。
そして姿が見えなくなった。
これで残りは松葉1人だ。
空さんは、刀を強く握り、松葉を睨む。
松葉も空を睨み、また激しく刀と刀がぶつかり合うように見えた。
松葉の体が見えないスピードで空さんの後へと周りこんだ。
そのまま空さんの背中に刀を刺し、飛ばした。

キーア3/10 19:43:112191cf/cZWdmfTKcw||758
テン「空さん!!?」 神無「空!!?」

 そのまま、一番近くの木の前まで飛ばされ、止まった。
空さんはぐったりとしていて、左胸辺りからは刀が刺さった跡と、赤い液が
だらだらと流れ出ていた。
その姿に僕は怯えた。あの、空さんが・・・・・・・。
ピクリとも動かない空さんは、まるですでに別の世界へ行ってしまったかのように
静かだった。

 そんな時、落ちていた空の刀を神無ちゃんが拾い上げた。
そして松葉をにらみつけた。

キーア3/10 19:48:252191cf/cZWdmfTKcw||925
松葉「ほぉ。アイツは死んではいないさ。まだ生きてるさ」
神無「・・・私がやるネ」
ソラ「神無・・・よせ」

その時、空さんが少し片目を開けて言った。
弱弱しい声だったが、生きていることに僕達は安心した。
しかし、その空さんの言葉を聞いていないかのように、神無ちゃんは
刀を握り松葉に言った。

キーア3/10 19:53:42191cf/cZWdmfTKcw||3
神無「嫌ネ。私はコイツを倒すネ。護るものを護るために・・・」

 その言葉を聞いて、僕はハッとなった。
今まで恐れていた自分が情けなく思った。
腰に差していた刀を握り、神無ちゃんの横に着いた。

テン「いつも頼りない僕達ですけど・・・・・護りたいものができました」
神無「護りたいもののためなら・・・この命をあげてくれるネ」

キーア3/11 8:12:552191cf/cZWdmfTKcw||770
2人は刀の先を松葉に向けた。
そして、今まで以上に眼を鋭くさせ、構える。
松葉はそんな2人に恐れることも無く、今まで通りの眼だった。

ソラ「お前ら・・・・・よせ」
テン「護りたいものが現れた時、僕達は命をかけて戦います」
神無「この命・・・尽きるまで護り続けるアル」

その眼にはいつもと違い真剣で、さっきまで怯えていた填までも、
その恐ろしさを忘れ、刀を握り松葉を睨み続けていた。

キーア3/11 8:20:152191cf/cZWdmfTKcw||115
それから2人は、何かを小声で話した。
神無がゆっくりと松葉の周りへ歩いていく。
前後に挟まれた松葉は、特に驚く表情は見せなかった。

松葉「ほぉ。挟み撃ちって訳か。だが、無駄だな」
テン「おりゃぁぁぁぁ!!」

正面から填が大きく刀を振り上げ、走ってくる。
それを松葉は足で強く填の腹を蹴り飛ばした。
一つ気になる事が俺にはあった。
 填は・・・・・わざと蹴られた

キーア3/11 8:24:522191cf/cZWdmfTKcw||672
蹴り飛ばされた填は、近くの木で止まり、それをバネにして戻ってくる。
神無はそれと同時にバズーカで攻撃をする。

神無「地獄へ落ちるネェェェ松葉!!」
松葉「無駄だ」

目にも止まらぬ速さで、神無の後へ周り殴りつける。
神無は急いで後へ向きを変え、両腕をクロスしガードした。
しかし、殴られるのは一緒であり、飛ばされる。

キーア3/11 8:42:462191cf/cZWdmfTKcw||185
その繰り返しが起こった。
空は何とか立ち上がったが、よろよろで立っていられるのも精一杯の状態だった。
そして、填が空の丁度目の前に立ち、神無が松葉を挟んだその向こうに居る時。
2人は眼を1度合わせると、再び松葉に眼をやった。
そして填は、勢い欲飛び出した。

松葉「無駄な努力だな」

そんな言葉を聞く前に、填は刀を振り上げる。
しかしそれは、松葉に触れる事も無く、フリ飛ばされた。

キーア3/11 8:44:542191cf/cZWdmfTKcw||868
振り飛ばされた填は、空の居る方へ向かって投げ飛ばされた。
それに空も気がついた。

ソラ「えっ・・・・・おぃ」

神無はそのまま松葉に襲い掛かった。
填の様に簡単には振り飛ばされず、地面にしっかりと足を付き、
バズーカで押さえている。

神無「私は填とは違って、簡単には振り飛ばされないネ」
松葉「そうかぃ。だったらこれでどうだ!!」

キーア3/11 8:47:292191cf/cZWdmfTKcw||997
振り飛ばされた填は、思いっきり空の腹を奥へ蹴り飛ばした。
空は草の中を突き進み、遠くまで飛ばされた。
そこからでは、神無達の姿は見えなかった。

ソラ「・・・・・っ。填の奴何しやがんだ・・・。傷口がガッポリ・・・」

空はうつ伏せのまま、体をひきずりもとの場所へ戻ってきた。
しかしそこには、填と神無の姿が無く、松葉の姿も無かった。

ソラ「・・・・・。まさかあいつ等・・・」

キーア3/11 8:54:592191cf/cZWdmfTKcw||939
 あの2人は最初っから勝つつもりなど無かった。
怪我をした空を見て、空を逃がそうとしていたのだ。
自分の命をかけて・・・・・。
 あの時、填が剣を振り下ろさなかったのも、俺の方へ飛ばされるのを待っていたんだ。
神無は填が飛ばされ、俺が蹴り押されるのを見られる前に注意をそらしていたのだ。

ソラ「くそっ・・・・・」

 そのまま俺は目の前が真っ暗になり、その場に倒れた。

→第11条へつづく

キーア3/11 8:57:192191cf/cZWdmfTKcw||841
白夜火 Q&AコーナーD

Q.羅狐は、また登場するのでしょうか?
            (すみれ☆さんより)

A.一応、予定はあります。
 と言うよりも、羅狐を登場させないと、女キャラが神無だけになってしまうので(;´▽`A``

キーア3/11 9:1:442191cf/cZWdmfTKcw||139
Q.神無も大好き、おししい棒は何味が現在発売中なのでしょうか。
  また神無はどの味が好きなのでしょう
               (バルトークさんより)

A.色んな味があります。期間限定品とか・・・。
 ・明太子,コンポタージュ,カレー,ポテト,チーズ,チョコ,ラムネ,サラダ
  肉,マヨネーズ,ケチャップ,あずき・・・他多数。

 神楽の好きな味は・・・どれでも好きですが、一番は
 コンポタージュ≠ニカレー≠ナす。

キーア3/11 9:7:82191cf/cZWdmfTKcw||795
**あとがき10**
 やっとここまでこれました(;´▽`A``
10条書くのに結構、時間がかかりますね・・・。
今回は、臆病者の填といつも暴れまわる神無が、カッコイイ(?)
台詞を残して空を逃がしましたねぇ・・・。
 松葉はどこへ消えたのでしょうか・・・。
それはまだ・・・考えてません(殴

Q&Aもまだまだ募集してます〜。

すみれ☆3/11 19:7:142204cfnacloQpOVtw||613
こんばんは^^

神無ちゃん、女の子なのに、強いですねぇ〜。
填は、根負けしちゃいますよ。
ぁ〜っと、その前に技でも負けるかしら?(ぁ;

空さんを護ろうとする一心で、戦う二人…。
微笑ましいです…(※状況は微笑ましくないぞ;)

次回も楽しみにしてます^^

リトラー3/12 17:9:141251cfM1yy/bLv86.||235
こんにちは
今回も楽しく読ませて頂きました♪

まずは、1つ質問ですw
おっとりとした撒葉君とちょっと短気な松葉君
名前が似ているのですが
もしかして兄弟ですか?
それとも、まったく関係ないただの仕事上のパートナーですかね?

>この間のおいしい棒は、全て神無が1週間もしない内に食べつくしてしまった。
えーと・・・・・・
一人で食べちゃったんですか?1日何本食べれば気が済むんですか
神無さんはw
それでも神無さんと填の空を護ろうと
する気持ちは、とても素敵なものですよ♪

当然ですが、次回も楽しみにしていますね♪

キーア3/12 18:20:532191cf/cZWdmfTKcw||327
≫すみれ☆さん
 こんばんわ(*´ω`*)
神無ちゃんは戦闘民族ですからねぇ〜。
それなりに強いのです☆
填は意外と底力を見せれば強いのかもしれませんが、
実戦となると、どうやら弱いみたいですね(;´▽`A``

 空を護ろうとする二人に拍手ですよコレは...。
何となく毒舌の神無ちゃんが良い事を言うとは・・・。

キーア3/12 18:23:402191cf/cZWdmfTKcw||127
≫リトラーさん
 こんばんわ(*´艸`)
今回も読んで頂き有難う御座いましたm(__*)m
松葉と撒葉・・・・・分かりませぬ(殴
実際の所、名前が思いつかなかったのもある所為で、詳しく決めていないのです..。
ただ、名前が似ているだけかと・・・。

神無の胃は異空間ですから(笑)
1日何本でも平らげますよ。
だから食費代も相当・・・。


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