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10181ジェントルネス・オン・ザ・シップ鉄塔楼3/13 19:59:412182cfAjOo9QDqu1Y
スィーフィー 主人公

鉄塔楼3/13 20:15:72182cfAjOo9QDqu1Y||691
80年にも及ぶ戦争が終結して20年。
巨大な王国を飲み込んでやっと統制の取れてきた私たちの国に海上の古戦場に亡霊が現れたという噂が流れ始める。
噂の真偽、そして噂の根源を消すために傭兵の小隊が派遣される事になった。
海上の古戦場というのは『シタタフの入り江』という場所で、戦前は美しい場所だったらしいけど、今では船の墓場となってしまっているらしい。
「ウィーフィー、遅れてるぞ。少し急げー。」

鉄塔楼3/13 20:28:462182cfAjOo9QDqu1Y||284
この人がこの小隊のリーダーでラナフという名前です。
小隊といっても5、6人の小さな規模。
それでも私は名前を覚えるのが苦手でリーダーの名前しか覚えていません。
リーダーも私の名前間違えてますし。
駆け足で列に戻ると歩きながらの作戦会議が始まった。
「噂によると亡霊は最西の廃船に出るらしい。このまま噂が広まり続ければ、やっと取れた属領との統制にヒビが入りかねないとの事だ。気を引き締めていくぞ。」
リーダーがそう言うと、空気がピリリと引き締まったような気がした。

鉄塔楼3/13 20:37:202182cfAjOo9QDqu1Y||703
続いて作戦の本筋が始まった。
要約すると、私は後続して仲間を援護する役目らしい。
シタタフの入り江は開けていて、廃船さえなければすぐに港に使えそうな感じだった。
そこで目に入ったのが亡霊の出るという最西の船。
「あの船……まだ使えそうなくらいですね。」
メンバーの一人が言って私も内心それに同意した。
最低でも20年経っているはずなのにあの船はキレイ過ぎる。

鉄塔楼3/13 20:47:222182cfAjOo9QDqu1Y||924
「とりあえず、だ。あの船を調査しよう。亡霊といわれるくらいだからな。常時あの船にいるというわけではないだろう。」
リーダーを中心に小隊は廃船の中に進んだ。
「この船、外で見た感じと同じだ。キレイに整えられてる。」
「あぁ……、全員止まれ。何かいる。」
先発の二人が壁の陰からドアの中を覗く。
「なんだ……ありゃぁ…」
その言葉を聞いたリーダーもドアの中を覗く。
そして、全員に目視させるように指示を出した。

鉄塔楼3/13 20:58:442182cfAjOo9QDqu1Y||918
それは黒い影が服を着ている。そんな感じだった。
亡霊は4体。確かに、いた。
「全員確認したな?、1度船を出て具体的な対策を練る。」
静かに素早く船をあとにした。
大岩を挟んで座り込む。
「まさか本当に亡霊がいるとは思わなかったが、命令だからな。どうにかしなくては。」
「隊長…冷静ですね。俺なんか鳥肌が…」
同感。しかしそれに隊長は、
「ははは、真に怖いのは生きた人間だ。殺すのにも枷があるからな。」

鉄塔楼3/13 21:5:172182cfAjOo9QDqu1Y||543
そう言う隊長の顔は笑っていた。
ひたすら冷たく。
「ん?……あれ?」
何かある。
「どうしたウィーフィー。」
「スィーフィーです。あそこに光るものが…」
私が指差した先を見る、しかし、
「何も無いぞ?」
「だから、あそこに…」
アレは…アメジストのネックレス?

鉄塔楼3/13 21:7:332182cfAjOo9QDqu1Y||194
急に、意識が、遠のく……
「おい!スィーフィーっ!」
リーダーの声が聞こえた。

鉄塔楼3/13 21:8:412182cfAjOo9QDqu1Y||895
第一部終わり〜
第四部くらいに終わる予定です〜
コメントよろです〜^^


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