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10194あたしはナポレオン。+第27話+Kozue3/16 17:55:342182cfkX/ts1GzZPI
第一話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9589.html
第二話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9612.html
第三話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9633.html
第四話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9656.html
第五話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9680.html
第六話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9705.html
第七話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9736.html
第八話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9758.html
第九話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9780.html
第十話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9803.html

Kozue3/16 17:55:472182cfkX/ts1GzZPI||514
第十一話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9824.html
第十二話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9847.html
第十三話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9873.html
第十四話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9895.html
第十五話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9916.html
第十六話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9940.html
第十七話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9963.html
第十八話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9984.html
第十九話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10007.html
第二十話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10030.html

Kozue3/16 17:56:192182cfkX/ts1GzZPI||503
第二十一話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10054.html
第二十二話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10075.html
第二十三話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10096.html
第二十四話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10118.html
第二十五話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10139.html
第二十六話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10167.html

こんにちは、作者です。
エー、執筆が追いついていません!(叫。

Kozue3/16 17:56:422182cfkX/ts1GzZPI||184
【ジェト・ルー】

Kozue3/16 17:57:52182cfkX/ts1GzZPI||627
 ヴェーダとヴェーラは、ジェトをエオリーヌの館へと護送していた。ジェトは、時々物憂げに目を瞑った。

ヴェーダ「どうしました?ジェト。」
ジェト「……哀しいのです。私は、いつになったら自由を手に入れられるのでしょうか……。」
ヴェーラ「幼い時から、あの館に閉じ込められていたのですね。」

 ジェトは力なく頷いた。彼女の脳裏には、ふと今までの過酷な生活が過ぎっていた。

Kozue3/16 17:57:382182cfkX/ts1GzZPI||443
 幼い時に、父は家を出て放浪のたびに出掛け、そして数年後母を亡くしてから、
生きていてよかった日など一日もなかった。
 
 
 
 母が死んでしまったその日、ジェトはギュイユの手下に連れ去られた。
何故連れ去られなければならなかったのか分からなくて、小さい胸の中は、
不安で一杯だった。

Kozue3/16 18:1:432182cfkX/ts1GzZPI||357
ジェトはギュイユに顔も覚束ぬ父のことで何度も詰問され、そのたびに頬を、頭を、腹を殴られた。ギュイユが高笑いを残し去ってしまった後で、一人で部屋に残されたときの、あの屈辱感。頬に傷が出来るたびに、私はもうギュイユの瞳の中の闇に捕らえられてしまったのだと絶望して、泣くしかなかった。何度も何度も神に祈っても、無駄だった。
 
そして、この世の地獄の中で、いつの間にかジェトは美少女へと成長した。肌の色は白く透ける様だったが、その端正な顔には常に、絶望と悲しみの色が浮かんでいる。

Kozue3/16 18:2:92182cfkX/ts1GzZPI||220
辟易としていた。呆れて、疲れて、生きる気力もなくしていた。何度も死のうと思った。いっそ死んでしまえば、母の元へ行ける。この闇の世界から、逃れることが出来る。
 
―私の存在意義って何?何のために私はここにいるの?何か意味があるの?
生きる意味が分からなくて、自分がどうして生きているのか分からなくて、心の中でジェトは爪を立てる。そして自分の心を引っ掻いてゆく。傷だらけの心は体をも蝕み、ジェトは病的に痩せていった。

Kozue3/16 18:2:382182cfkX/ts1GzZPI||263
こんなに苦労しているのに、どうして幸せになれないんだろう。ギュイユの魔の手からは解放されたと言えども、真の自由はない。また、誰かの庇護下にいなければならない。

ジェト「私は、本当に普通の娘として暮らしたいのです。そんな願いは、わたしにと
って分不相応でしょうか?」
ヴェーダ「いいえ、きっとあなたにも、幸福な日々は訪れますわ。その権利は、
      誰もが平等に持っているのですよ。」


Kozue3/16 18:2:592182cfkX/ts1GzZPI||675
ジェト「それは分かります。しかし、私は不安なのです。この先、私はどうなってし
    まうのでしょう?父も母もなくし、独りぼっちの私は、どうやって生きてい
    けばいいのでしょうか?」

 ヴェーダには、彼女の思いが痛いほど分かった。
 間もなくこの世界では、エナミーとの戦争が始まるだろう。しかし、どうすればその状況を乗り越えられるのだろう?ゼウサラノもいない、ましてや愛娘はその渦中に身をおくことになるというのに?

Kozue3/16 18:3:272182cfkX/ts1GzZPI||955
 明日が見えない。地図もないまま、海に航海に出てしまった、そんな錯覚が時々彼女に襲いくる。

ヴェーダ「きっと、いつかは幸せになりますわ。きっと……。」

 ヴェーラには分かっていた。姉はジェトだけに言ったのではない。姉自身にも、そう言い聞かせていたのだと。
 
 
 
3人は黙って空を飛び続けた。
 
 
 
 

Kozue3/16 18:5:02182cfkX/ts1GzZPI||281
□■休憩time■□

どうも、作者です。
ジェトの過去編ですー(*´ェ`*)
ジェトは、あたなぽ登場人物の中で、
1・2を争う美人さんです〜(怪。

感想・アドバイス等ございましたらお書きくださいませm(__*)m


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