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10298生きるミル3/31 15:15:02194cf0t25W75q4.w
+前書き+
これは、なぜ生きているのだろう?なぜ自分は今ここにいるのだろう?と
いつも疑問に思っている、13歳の女の子。社矢 恵麻(ヤシロヤ エマ)のお話です。
ところで、貴方は・・・
  自分はなぜ生きているのか、なぜここにいるのか、考えたこと、ありますか?

※「ご感想をお書きください」とレスがあるまでレス禁止です。

ミル3/31 15:15:342194cf0t25W75q4.w||511
        ―なぜ、私は今生きていて、今ここに居るのだろう?―

「恵麻。何考えてるの?」

祐華が私の顔を覗き込んだ。

「別に、ただ・・・」

「ただ?」

私は空を眺めた。
祐華も空を眺めた。

「生きていて、意味があるのかなって・・・」

ミル3/31 15:16:12194cf0t25W75q4.w||592
「・・・」

祐華はきょとんとした。
そしてその後、大笑いした。

「ハハハハハッ^^」

「何で笑うの・・・」

「いや。ごめん^^;ただ・・・ククククク・・・」

祐華の笑いは止まらなかった。
私はいくら待っても、祐華が笑いを止めないので、怒って立ち上がった。

「もういいよ・・・」

「あ、え?ちょ・・・待ってよ!!!」

祐華は急いで私の後を追いかける。

ミル3/31 15:16:312194cf0t25W75q4.w||787
          なぜ私の後を追いかけるの?
  なぜ私は貴方のために止まらなければならないの?待たなくてはならないの?

頭の中に次々と疑問が浮かぶ。

私は、あまりに祐華がしつこいので、止まった。

「いきなり止まらないでよ〜!!!」

私は祐華の方を見た。

「待てって言ったじゃん・・・」

「そ・・・そうだけど・・・;」

「意味わかんない・・・。祐華の考えてること、理解できない!!!!」

私はそういうと、思い切り走った。

「理解できないのは、恵麻の方だよ!!!!」

遠くから祐華の声が聞こえた。
でも、私はかまわず走った。

ミル3/31 15:17:432194cf0t25W75q4.w||987
外に出た。今は真冬。マフラーも付けずに飛び出した私・・・。
いくら走ったとはいえ、少々寒気がした。戻りたいな・・・。
でも、戻りたくなかった・・・。

一度思い切り飛び出してきたくせに、寒いから戻ってくるって、かっこ悪い・・・。
         あ〜あ、荷物持ってから飛び出すんだった・・・。
と、後悔しても仕方がない。やっぱり、ドラマみたいに人生そう簡単ではないのだ・・・。

ミル3/31 15:18:232194cf0t25W75q4.w||414
人間は、ドラマチックなことを良く考える。そして、実行しようとするが、
       人生はそうドラマや漫画みたいにうまくいかない。
犯人が、最後に崖で人質を取り、近づくなといって、その後、警察が何かを語る。
すると、犯人は、急に凶器を地面に落とし、崩れる、人質は警察などの胸に飛び込む。
そして、犯人が、自分から捕まる・・・。

そんなこと、現実ではありえない。恋愛だってそう、ドラマチックにいくはずがない・・・。

かっこ悪いって言ったって・・・
そのままドラマみたいにトボトボと帰るわけにもいかない。

ミル3/31 15:18:382194cf0t25W75q4.w||701
「しょうがない・・・。取りに戻るか・・・」

私はトボトボと、教室に戻っていった。

教室では、祐華にかっこ悪いといって笑われたが、
じゃぁ、お前はドラマみたいに、何も荷物を持たないで家に帰るのか?と思う。
しかし、そう言うと祐華が困るので、そのことについては触れなかった。

祐華が何かこちらに向かって言っているが、無視して帰った。

ミル3/31 15:19:72194cf0t25W75q4.w||490
+ドラマみたいに+
ある小学校の友達が私にグチをこぼしてきた・・・。
その友達が言っていることは長いので、私が簡単に説明しよう。

その女の子は好きな男子がいた。その男子とは1年生からの幼馴染。
女の子の誕生日が近づいてきた。彼からプレゼントを貰いたい。そう思った女の子は、ある賭けをした。
それは・・・

「今度の音楽のテストで、私のほうが点数高かったら、誕生日に何かプレゼントして―」

だった・・・。音楽のテスト返却日。2点差で女の子の勝ち。

ミル3/31 15:19:242194cf0t25W75q4.w||3
そして、誕生日の放課後。

教室にいるのは、女の子の幼稚園のころからの幼馴染と、
女の子と一緒に帰る約束をしている友達2人。そして、彼。
女の子は、友達にちょっと待ってといって支度をしていた。そして、彼に近づき、

「罰ゲーム――」といって手を差し出した。

彼は、ポケットに手を突っ込み、何かを渡した。
そのとき、女の子は恥ずかしくて、それを長々と見ることもなければ、彼に何も言わなかった。そしてそのまま、友達と帰ったのだった―――。
その後、女の子はため息をついていった。

ミル3/31 15:19:412194cf0t25W75q4.w||632
「もしあの時、私が友達に、先に下駄箱に行っててっていって、
それであいつ(幼稚園のころからの幼馴染)がいなかったら、2人きりだったでしょ?
そのときに告白すれば良かったなぁ〜・・・」

私はそんなことを言っている友達にあきれた。

「はぁ〜・・・。あきれた。そんなにうまくいくわけないでしょ?
それに、もしそんな状況だったとしても、緊張したりしてうまくいかないって。
今冷静だから、そうやって考えることができるの・・・」

「そうだけど〜〜!!!はぁ〜〜・・・。この前読んだ漫画は、うまくいってたのに・・・」

「・・・。お前さぁ・・・」

「何?」

ミル3/31 15:20:182194cf0t25W75q4.w||362
         「人生、ドラマとか漫画みたいにうまくいくと思ってるの?」

それを聞かれた女の子、考えるそぶりもなく、すぐ答えた。

                  「うんうん」

「ほら。どうせ人生そんなもんなの・・・」

私は、空を見上げた。
友達はため息をついた。
そして、呆れたように言われた。

    ――なんで、いつも暗い考え方するの?
                 つまんないじゃん。そんなの・・・。――

「つまらない・・・」

私は、友達の言われた言葉が頭の中に響いた。

ミル3/31 15:20:492194cf0t25W75q4.w||86
そうなのかな?つまらないのかな?だって、真実はどうせこのようなもの・・・。
生きていて、私は楽しいと思ったことがあまりない。人生はつまらないもの?
と、言うか、なぜ、私は今生きているの・・・?

疑問が次々に浮かび、私の頭はちょっとパニック状態。

「ねぇ。大丈夫?;」

何も言わない私を心配して、女の子が言う。

ミル3/31 15:20:592194cf0t25W75q4.w||740
「うん・・・」

私はただ返事をすると、立ち上がって帰った。
女の子は何も言わずそれをみていた。

何だろう?この感じ・・・。疑問と疑問がぶつかり合って、不思議な感じがする・・・。
まるで、自分が渦巻きの中にどんどん吸い込まれていく感じがした。

ミル3/31 15:21:252194cf0t25W75q4.w||863
+生きる+
「恵麻〜!!!いつまで寝てるの〜!?」

母親の声で、私は目覚めた。
ただいまの時刻6:30。いつもなら、6時に起きて、もう朝食をとり終わっている。
でも・・・今日はなんだか行く気にならない。なんだか眠い・・・。

それは当たり前のような気がした。私が昨日寝た時刻は2:15。
ガキは熟睡中の時間帯。でも、最近夜中までPCをしていたので、こんな時間に・・・。

「ふわぁあ〜〜〜・・・」

別に、今年は暖冬だから寒くはない。布団からすぐ出ることができる。でも・・・

                眠い;

ミル3/31 15:21:542194cf0t25W75q4.w||162
私はぬくぬくと布団を頭までかぶった。
とにかく眠くて仕方がない・・・;
どうにか休む方法は・・・。まだ眠くて疲れている頭を動かした。

                  仮病・・・。

そんな言葉が頭によぎった。
しかし、うまくいく確立は30・・・いや、私の母親優しいからな・・・。
47%といったところか・・・。子供信用するからなぁ〜〜;
でも、ばれたら学校いく確立・・・95・・・いや、100%!!!!
やばいぞ。これは・・・ばれたらやばい・・・;
そんなことを考えているうちに、母親が勝手にノックもせずに部屋に入ってきた。

ミル3/31 15:22:122194cf0t25W75q4.w||36
「恵麻・・・どうしたの?具合悪いの?学校休む・・・?」

―――!!!!
学校を・・・休むかって聞いたのか?この母親!!

私は唖然とした。普通は・・・
「何してるの!!!さっさと起きなさい!!学校に遅刻するわよ!!!」
みたいな事言ってくるだろ!?私の母親どれだけ過保護なんだよ!!!;
ちょっと過保護すぎて母親に恐怖を感じだ。その瞬間――。

ミル3/31 15:22:292194cf0t25W75q4.w||695
体が急にだるくなってきて、不安を感じた。不思議な不安感だった。
別に、いまさら母親の過保護の恐怖に、こんなにおびえるはずがないのに・・・。

「・・・?」

バッ!!!

急に母親が布団を持ち上げた。
どうやら、いつまでたっても返事をしないかららしい・・・。

・・・クラッ・・・

あれ?暖冬・・・だからかな?結構汗をかいていることに気がついた・・・。

「恵麻?どうしたの?」

母親が近づいてくる。

「なんだか・・・」

気がついたら、勝手に口が動いていた。そして、変なことを母親に聞いていた。

ミル3/31 15:22:572194cf0t25W75q4.w||669
      ―――母さん、何でウチは、生きているの?―――

この質問には、母親もびっくりしていた。
しかし、質問した自分も、正直言ってびっくりした;

でも、こんな難しい質問を、母親はすんなりと笑顔で答えてくれた。

そんなこと聞いてどうするのよ。そんなこと、誰だってわからない。そんなこと・・・
考えたって、何にもならないわよ・・・


その答えにも、びっくりしたけど、けど・・・そうだよねって理解できた。
その後、母親は詳しく話した。

ミル3/31 15:23:292194cf0t25W75q4.w||272
「その質問を、おじいちゃんに聞いてみたら?おじいちゃん物知りだけど、きっと答えられ
なかったと思う・・・」

「え・・・」

「戦時中。おじいちゃんやおばあちゃんは、そんなこと考えてなかった・・・。
生きていて何の意味になるのか。とか、何で生きているんだとか・・・。
多分、生きたいから、生きているんだと思うの^^

「・・・」

「後ね・・・」

母親は窓の外の空を見た。

ミル3/31 15:24:82194cf0t25W75q4.w||808
「生きているのは、自分がとても、大切な何かをしなければならないから、
生きているのだと思うの・・・。それは何か、お母さんにもわからないけど。
けど、それは・・・その人じゃないと出来ないものだと思う・・・。
だから、恵麻がここに居るのも、お母さんがここに居るのも、偶然ではなく、必然なの

そのときの母親の顔は、とても真剣な顔つきだった・・・。
でもその後、私の顔を見てニッコリと笑った。

生きる
  終わり

ミル3/31 15:27:472194cf0t25W75q4.w||845
この作品を書いているときの自分は、
「なぜ生きているのだろう?」と言う疑問で頭がいっぱいでした。
そこで、この作品を書くことにしました。
この作品を書くことによって、生きるとは何かがわかるのではないかと思って。
そして、「戦時中。〜思うの^^」までは、
本当に母親に教えてもらったときの台詞です^^;

今回は、ちょっと真剣に書いてみたかったので、色はあまりつけずに、
大切なところなどを太字にしてみました。

最後まで読んでくれた方、ありがとうございました。
では、ご感想をお書きください。

ミル3/31 15:30:492194cf0t25W75q4.w||672
過去の作品です。ぜひご覧ください↓

過去の作品 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10259.html

ラブ☆カード(最終回) http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10183.html

すみれ☆4/1 6:30:52204cfnacloQpOVtw||453
こんにちは^^

『生きる』確かに私も最近疑問に思います。
『私に生きる意味ってあるんだろうか。私はなぜ生まれたんだろうか』疑問に思います。
いくら考えても、答えは出ない。
でも、命を貰ったからには大切にしないといけないような気がします。

次回作も楽しみにしてます^^

ピマ4/1 9:5:322219cfzQXzY1fm16Y||485
こんにちは、お久しぶりー。
なんかお母さん、超重要人物だね。
凄い感動するような、素敵な言葉を連発し過ぎ(涙)
っていうか、ミルちゃんのお母さん、素敵な方なんだね☆
久しぶりに、こんなことを考えさせられました♪
次も絶対見るよー、楽しみにしてまっす☆

だいち4/1 15:30:252191cf3lb.WwAK9lY||601
なかなかよかったよ

Kozue4/1 16:17:412183cfIwKy1EAGHvY||698
こんちゃ〜

私が思うに、私たちは生きる意味を探すために生きているような気がします。
逆に、生きる意味がわかってしまったら、生きる事が味気なくなってしまうような気が……。
生きる意味を探すことこそ生きる意味なんですよ、多分。(訳分からん。)
そんでもってその生きる意味は謎のまま。
多分誰にも分からないし、人類の永遠のテーマだよね。

次回作も期待してますです☆

ミル4/3 15:7:272194cf0t25W75q4.w||837
皆さんこんにちは^^
最近チビに来る回数が減ってきましたОrz

すみれ☆
やっぱり皆「生きる」について疑問があるみたいだね。
うん。考えても答えが出ないかもね。でたとしても、皆違う答えだと思う(´∀`)
貰った命、ホント、粗末にしてはいけないよね。なのに、世の中殺人だの自殺だの・・・
いやな世の中だけど、人はいつか亡くなっちゃうんだよね(;;)

ミル4/3 15:9:592194cf0t25W75q4.w||227
ピマ
お久〜^^
ラブ☆カードもこれも母親がキーマンだねw
そんな、素敵だなんて、照れるよ(´皿`*)(言葉だよ;
うちの母親が素敵?そうかなぁ〜・・・。だって、チョー過保護だよ(笑
次回も絶対見るだって、なんか嬉しいな(*ノノ)
ありがとう^^楽しみに待っててね♪

ミル4/3 15:13:392194cf0t25W75q4.w||304
だいちさん
一言だけど、感想ありがとうございます^^
一言でも感想もらえるだけで嬉しい(*TДT*)
読んで下さりありがとうございました^^


い、生きる意味を探すために生きる!!!!
そ、そうだったのか・・・(´Д`;)
確かに、生きる意味がわかったら、生きることがとてもつまらないかも・・・。
生きる・・・それはいつの時代でも謎な、人類の永遠のテーマ・・・。
そうかもしれないね。
それに、もし、奇跡的に答えが出たとしても・・・。それが本当の答えとは限らない・・・。

ミル4/3 15:14:382194cf0t25W75q4.w||890
皆さん感想ありがとうございました^^
皆様の感想一つ一つが、私の作品を書く支えです。
どうか、これからも末永く、ミルをよろしくお願いします。


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