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10382あたしはナポレオン。+第33話+Kozue4/7 13:15:522182cfqH0fhRjrQXM
第一話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9589.html
第二話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9612.html
第三話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9633.html
第四話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9656.html
第五話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9680.html
第六話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9705.html
第七話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9736.html
第八話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9758.html
第九話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9780.html
第十話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9803.html

Kozue4/7 13:19:212182cfqH0fhRjrQXM||984
第十一話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9824.html
第十二話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9847.html
第十三話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9873.html
第十四話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9895.html
第十五話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9916.html
第十六話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9940.html
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第十八話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9984.html
第十九話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10007.html
第二十話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10030.html

Kozue4/7 13:19:372182cfqH0fhRjrQXM||915
第二十一話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10054.html
第二十二話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10075.html
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第二十五話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10139.html
第二十六話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10167.html
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第二十八話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10215.html
第二十九話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10239.html
第三十話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10260.html

Kozue4/7 13:21:402182cfqH0fhRjrQXM||456
第三十一話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10284.html
第三十二話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10348.html

皆様こんにちは、作者です(・∀・)ノ
映画観たいなぁ〜……。

HP開設しました☆
URL→http://www30.atwiki.jp/bluesky-dreamer/

Kozue4/7 13:22:322182cfqH0fhRjrQXM||371
 草原に着くと、マルコスが一人ぶっ倒れていた。

一代「マルコス?!何やってんの?!」
マルコス「ふぁ〜?あッ一代!!」
一代「いかにもあたしは一代だけど……あんたこんなところでなにやってるの?」

Kozue4/7 13:22:532182cfqH0fhRjrQXM||953
 マルコスの格好は不可解だった。緑の濃い草原の中で、黒ずんだマルコスの顔は良く目立った。それに、右手には草原の緑が透けそうに薄い白色の花がしっかりと握られている。その花は、何だか一代に、懐かしい気持ちを思い起こさせた。

ルン「早く町帰って体洗ってきなさいよ。」

 ルンは怪訝そうな顔をしてマルコスの顔を覗き込んだ。

一代「そうだよ。ねぇ、その手にある花、何なの?」

Kozue4/7 13:23:92182cfqH0fhRjrQXM||249
マルコス「ああ、これはね、【故郷の香りの花】。」

 むくっと体を起こしながら、花を一代の前に差し出した。

マルコス「やるよ。いい匂いらしいぜ。嗅いでみなよ。」

 一代は、マルコスから花を受け取った。その花は少し力を加えれば崩れ落ちてしまいそうで、しかしそれでいて何にも押し潰されないような強さを感じさせた。
 恐る恐る花を自分の鼻へ持っていく。途端に、懐かしい匂いが―

Kozue4/7 13:23:382182cfqH0fhRjrQXM||925
一代「これ……ッ!」

 ルーラ・マンティーの、あの全てをごちゃ混ぜにしてしまったような、かといって秩序にかけているわけでもなく、微妙なバランスを保ちながら薫る、あの懐かしい匂いが――。名前があるわけでもない、だがこれは、ルーラ・マンティーの匂いなのだ……。

マルコス「どうだ?」
一代「何か、下校しなきゃって感じだよ。」

 冗談交じりに笑う。マルコスもまた、一代の様子を見て満足げに笑った。

Kozue4/7 13:24:42182cfqH0fhRjrQXM||598
マルコス「悩まないで、この仕事が終わったら、帰れよ。それが一代の宿命なんだよ。」

 ――ありがとう、あたしもう、迷わない。この世界で、伝説になってやる。
 だから力強くうなずいた。

一代「うん。」
ルン「何だかよく分かんないけど……。とりあえず帰りましょう。今日はもう遅
    くなっちゃうからヴィクティムには戻れないわね。」


Kozue4/7 13:24:362182cfqH0fhRjrQXM||547
一代「たてがみはリージェたちが見つけてくれるだろうしね。」

 一代の投げやりな言い方に、マルコスは何かを悟った。

マルコス「一代、何があったんだ?」
一代「何がって別に……何にも。」
ルン「嘘よ!どうやらヴェールと喧嘩したらしいのよね〜。バカね、まったく。」
マルコス「どうせたいしたことじゃないんだろ?」

 一代が赤くなる。――図星……。

Kozue4/7 13:24:572182cfqH0fhRjrQXM||942
一代「ま、とりあえず町かえろ!マルコス汚いし!」

 一代は、すばやくモーゼの背に乗った。モーゼは、前足で頭を書くようなしぐさをした。

マルコス「その馬なんだよ?!すごいキレーじゃん!(・∀・*)」
ルン「名前も少し洒落てるし。」
マルコス「へ?何で?もーぜって何?(・∀・;)」

 モーゼの上で一代はがっくり肩を落とした。

Kozue4/7 13:25:312182cfqH0fhRjrQXM||700
一代「そんなことも知らないんだね……。( ̄- ̄メ)モーゼっていうのは、エジ
    プトの王子として生まれながら、当時奴隷だったヘブライ人の指導者となっ
    た人なんだよ。」

ルン「ちなみに、そのモーゼが紅海の前で杖をかざしたら、海がパックリ割れ
    て、エジプト軍から逃れられたっていう伝説が残ってるわ。詳しいことは
   【出エジプト記】とかに出てるの。」


 ――はにゃ?ぜ〜んぜん意味わかんな〜い(・∀・;)

Kozue4/7 13:25:512182cfqH0fhRjrQXM||217
マルコス「ふ・ふ〜ん……(・∀・;)」
一代「……わかんなかったんだね。まいいよ、マルコス乗って!」
マルコス「うん!」

 モーゼはマルコスが乗ると、少しかゆそうに体を揺らした。そして、一代が手綱を引くと、一声啼いて走り出した。


Kozue4/7 13:26:252182cfqH0fhRjrQXM||255
マルコス「俺これなら大丈夫だよ〜よかったぁ〜。」
一代「モーゼは頭のいい馬だからねぇ。」
スア「何ソレ、僕がまるでバカだとでも言ってるようだねぇ。」

 いつの間にかモーゼの横には、スアの姿があった。モーゼは驚いたように体を震わせ、止まった。

一代「スア?!(゚д゚;)あービックリしたッ!」
ルン「噂をすれば何とやら〜ってね。」

Kozue4/7 13:27:32182cfqH0fhRjrQXM||110
スア「そうそ。そういえば一代、リージェから伝心があったよ。食べ過ぎてお腹
    壊した、苦しい。だってさ。ちょっと意味分かんないよねぇ〜。」


 一代は前につんのめりそうになった。――それってあたしのせいか……?

スア「あと、リージェ伝いでヴェールからね。」

 一瞬頭に血が上った。その気持ちを、一代は必死に耐えようとしたものの、爪は拳に食い込んだ。

Kozue4/7 13:27:272182cfqH0fhRjrQXM||834
一代「で……何て?」
スア「うん、ごめんね、だって。一代何したの〜?」

 ――ごめんね、か。よし、許してやってもいいじゃん。

一代「あっそ。じゃ伝えておいて。許してやってもいいけどって。」

 一代の言葉に、ルンががっくりと肩を落とした。

Kozue4/7 13:27:492182cfqH0fhRjrQXM||398
ルン「あんた……高飛車すぎない?」
一代「いいのッ!だってヴェール意味わかんないこと言ってきたし!」
マルコス「一体なに言われたんだよ?」

 その質問には、一代は首を振って答えるだけだった。

Kozue4/7 13:28:192182cfqH0fhRjrQXM||884
 内心、ヴェールが取り乱してあんなことを言った訳は、分かっていた。リージェと自分が何を話していたのか気になって気になって仕様が無かったのだろう。それに自分は答えられなかった。――当然だ。リージェからあんなに口止めされているし。
 でも、ヴェールは……リージェが好きだからね……そこが問題だったわけだ……。

ルン「ちょっと一代?何ボケーッとしてんのよ!」

 ルンの言葉で、一代は現実へ引き戻された。慌ててモーゼの手綱を握る。

Kozue4/7 13:29:492182cfqH0fhRjrQXM||883
一代「あ、ごめんごめん、じゃ町かえろっかー!」

 モーゼは前足を上げて、走り出した。
 一代はモーゼにつかまりながら、ふと考えた。――何でリージェは言わないでほしいんだろう……?

 あたりは不気味に暗くなりかけていた。モーゼの蹄の音が、やけに暗く響く。足音を立てて、今戦いが始まる。もう誰にも止められない。

Kozue4/7 13:31:102182cfqH0fhRjrQXM||396
□■休憩time■□

はい、作者です。

長い……(ゲソッ。
次回作もこうなったらどうしようと思ってます。
(ちなみに次はギャグテイストです)

感想等ございましたらお書きくださいませm(__*)m

Kozue4/7 13:31:422182cfqH0fhRjrQXM||420
メモ…http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10307.html


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