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10426太平洋は燃えているのか?小説家4/11 14:10:152221cfePyZNTFBLAo
「太平洋全域で、夜空が7色に光るという現象が発生しました。これは1945年にも観測された記録があります。」本多時雄は自宅でテレビのニュースを見ていた。ドンドン。だれかが戸を強く叩いている。「ふ。どうせまた新聞の勧誘・・・」いきなり家中の明かりが消え、戸を突き破って銃を持った数人が入り込んできた。その人たちは銃口を本多に向け、「おまえが本多時雄だな」といった。本多が息を呑んでうなずくと、スーツを着た人が入ってきた。「本田さん。国家安全保障レベル4の危機が訪れましたごきょうりょくおねがいいたします」

小説家4/11 14:16:122221cfePyZNTFBLAo||900
(これから本多時雄の支視点)
「エ?」何の理由も告げられぬまま、ボクは国会議事堂に連れ去られた。車のガラスから見る夜空は、七色に光っていた。着くと一つの部屋に連れて行かれた。「ここは・・・?」「ここは何処だか知らないほうがあなたのためでしょう」そこは現実離れした場所であった。見知らぬ顔、顔、顔・・・。そんななかに、いくつか見知った顔もあった。時よりテレビに出てくる軍事ジャーナリスト、時の総理大臣。

小説家4/11 14:23:162221cfePyZNTFBLAo||341
「その民間人は?」総理が言った。スーツ男。「問題の子孫です」「子孫?」僕がたずねると、「説明してやれ」と総理が言った。「はい。いいですか、ことの発端は62年前、東京大空襲死者10万人の被害を出し、敗戦ムードが漂う中、本土決戦を迫られた旧日本軍は一糸を得るため、・・・」「一糸!!!」ジャーナリストがいきなり笑いながら言った。「ご冗談を。雷神計画の本質は、そんなもんじゃあない」「雷神計画???」ジャーナリストはプロペラ飛行機の設計図らしきものを広げた。「見なさい。

小説家4/11 14:31:242221cfePyZNTFBLAo||65
超遠距離銃爆撃機、「雷神」。全幅65.3m、弾9000発発射可能な日本から直接アメリカ本土を爆撃可能な、まさに大空の鉄の城!!!戦時下極秘の開発が進められていたと聴いていたが、まさか完成していたとは・・・。そう、「雷神計画」。」ジャーナリストは雷神計画と表紙に旧字体で書いてある書類を本田に見せた。次に世界地図を広げてマジックで東京から線を描きはじめた。「太平洋を越えて敵国首都を爆撃する作戦だったが・・・」マジックは太平洋の5分の3ぐらいの距離で線を引くのをやめ、

小説家4/11 14:40:252221cfePyZNTFBLAo||837
×印を描いた。「成功しておれば、形勢逆転もありえたかもしれない!」海軍らしき人が言った。「でも・・・雷神なんて、聞いたこともありませんよ。」ボクは息を呑みながら言った。「ええ、作戦途中雷神はこの×印地帯で七色の光を見たとの通信を残し、消息を絶った。歴史に埋もれた秘話です。雷神は不良の事故で墜落したと思われ、捜索の結果、雷神の破片と乗組員の遺留品が回収されました」「とにかく計画は失敗し、日本は敗戦をむかえたわけですが、雷神の記録は闇に葬られたのです。」「で、でも、そんな古いこと聞かされ

小説家4/11 14:49:202221cfePyZNTFBLAo||520
たって、もう21世紀なんですよ・・・?」僕が言うと、総理大臣が言った。「今頃になって現れたんだよ。20世紀の亡霊がな。」「エッ」「よくお聞きください。これは今夜8時20分、太平洋上航行中のジャンボ旅客機の機長からの通信です。」スーツ男は無線機をいじる男に向かって目で合図を送った。男がスイッチを押すと、旅客機からの通信とやらの記録が流れ始めた。「こちら、103便。前方の雲がオーロラのように輝いている。計器に若干の乱れ・・・。信じられない!!あれは何だ?

小説家4/11 14:55:42221cfePyZNTFBLAo||758
旧日本軍の爆撃機のようだ!こっちにつっこんでくる。緊急回避行動を取る!!!!!!・・・・・・・・」そこで通信は終わった。「運良くジャンボ旅客機は大きな騒ぎですみました。これはコックピットからの写真です。」スーツ男は写真を取り出した。すると科学者らしき男がチョークを向けて、「その写真のオーロラ雲!時空のゆがみ!空間の裂け目だと思われる!ジャンボ旅客機の計器の乱れが、その原因の現われだ。」確かに写真には飛行機の翼の部分があり、雷神と書かれている・・・。

小説家4/11 15:2:102221cfePyZNTFBLAo||726
「雷神は最後の通信を境目に、この21世紀に現れた。最後の通信と同じところで・・・。タイムスリップしたんだ。」科学者が言う。「そんな・・・・。」「事実雷神は今も太平洋上空をワシントン目指して飛び続けている。終戦間際の最後の命令を遂行しようと・・・。」スーツ男は電子世界地図上に点滅する飛行機を見ながら言った。「アメリカの軍事衛星はすでに姿をキャッチしています。もし・・・・・もし爆撃がなされたら・・・・・?」「報復・・される?」僕は答えた。「そう。そして東京は死の街と化す。」

小説家4/11 15:4:592221cfePyZNTFBLAo||750
続きは今度

小説家4/11 17:41:532221cfePyZNTFBLAo||1
「でも、何で僕なんかにこんな話を?」僕は後さずった。「こんなとこに・・・・・ボ、僕をつれてきてて、ててて、い、一体なにさせようってんだ!!??」スーツの男は冷静に「これをみてください」といった。それもまた写真だったが、白黒で、雷神の前で了解をしている飛行服をきた特攻隊員3名がいた。「この人は、まさか・・・?」右端の人物を見ながら言う。「雷神の通信兵、本多雅夫。あなたのおじいさんです。僕は電子世界地図を眺めた。飛行機マークは少しずつアメリカに近づいている。

小説家4/11 17:50:12221cfePyZNTFBLAo||582
(これから雷神機内の視点)
ジジジッ。本多雅夫は無線機を修復していた。「直りそうか?」操縦していた大佐が尋ねる。「ええ、なんとか」「本多曹長に任せておけば大丈夫ですよ。なにせ機械の天才ですから!」准尉が言った。「ところで・・・あの七色の雲は何です?あの雲に入ってからおかしなことばかりです。「変わった事なんてないぞ、曹長。ただの雷雲だ。」「では准尉殿。雷雲に入っただけで計器が壊れますでしょうか?無線が火を噴きますか?それに、さっきのプロペラの無い飛行機・・・。

小説家4/11 17:57:362221cfePyZNTFBLAo||685
あんなのみたことがありません。」「日の丸がついていた。」大佐。「やはり、わが軍の新兵器!?」准尉。「しかし、敵語が記されていました。「JAPAN」、と。」「我々は任務を遂行するのみだ。敵国首都を爆撃するというな。」大佐は操縦を続けながら言った。「・・・はい。」本多は修復をつづけた。
(これより本多時雄の視点)
「まーだ雷神との通信はできんのか!!!」ついに総理大臣が憤怒し始めた。「ずっと呼びかけておりますが・・・。

あいっち4/11 18:5:21252cf9a8nZuUk5Qo||873
なんだか、わからないけど、すごい。(☆・☆)
すごいすごいーー(ぱちぱちぱち(・w・)/)

小説家4/11 18:12:412221cfePyZNTFBLAo||889
いまだ。」「うーーーーぬ!」僕は雷神の遺留品一覧を眺めた。そして、「タイムマシン」という本があることに気づいた。「出して・・・見ても?」スーツ男はうなずいた。ぼくはいう。「多分これ、おじいさんの本だと思うんです。死んだおばあさんから、おじいさんは空想小説が大好きだったと聞いたことがあって。」するとジャーナリストが、「H・G・ウェールズは戦時下、敵選書ではなかったかな?それをよく、雷神に持ち込んだもんだ。」
(これより雷神内の視点)

小説家4/11 18:19:142221cfePyZNTFBLAo||283
台から飛行機の揺れで「タイムマシン」が落ちたので、あわてて本多は胸元にしまいこんだ。「応急処置ですが、無線、何とか使えると思います。」ブー。無線のランプが点灯した。「通信です。」「スピーカーに切り替えよ!」「はっ」ボタンを押した。「ガーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーこちら、日本政府。こちら、日本政府。聞こえますか」「か、感度良好」「戦争は終了しました。直ちに引き返してください」「戦争が、終わった??」大佐と准尉が振り向いた。「わが軍の勝利か?」「いいえ、敗戦です

小説家4/11 18:25:252221cfePyZNTFBLAo||34
。」「大佐殿。敵の妨害軍にちがいありません。わが大日本帝国が負けたなんてありえない!」「通信を封鎖しろ」「はい!」ブチ。

「無線が切られました。」「くそっ」「おーーーー前たちは何をやっとるんだぁ!」総理。「まもなく雷神、アメリカ領空!」ジリリリリリ ジリリリリ 電話が鳴っている。総理はおそるおそるでた。電話相手は英語でなにか怒鳴っている。たぶん大使館の人か、軍の人だろう。同時通訳も入っているらしい。

小説家4/11 18:31:152221cfePyZNTFBLAo||750
「あーー。ミスタープリゼン。さっきから雷神に無線で問いかけているんだがね。日本がアメリカに対抗するなんて意識はまったく無いと分かってくれるよね?あ、できれば、そちらが雷神を打ち落としてくれれば・・・。え?バミューダミサイルの配備済み?それは手際のいい!」「ちょっとまってくださいよ。なかにはぼくの祖父が乗っているんですよ?それを打ち落とさせる打なんて!?」「しーーーー!黙らせろ!」サングラスをかけた男たちが僕の口をふさぎやがった。

小説家4/11 18:39:32221cfePyZNTFBLAo||363
ジャーナリストが立ち上がった。「ほう!バミューダミサイルですか!直撃率90.8l!」「センキューミスタープリゼン」大統領はほっと言って電話を置いた。「バミューダミサイル、雷神をロックオン」電子世界地図にミサイルが映し出された。「総理ぃぃぃぃ!」科学者がわめき始めた。「雷神を打ってはならない!雷神は時空の裂け目を抜けてタイムスリップした。つまり雷神は多次元的な存在で、物質的にとても不安定なんです!」科学者は複雑な計算だらけの黒板を叩きながら言った。

小説家4/11 19:4:242221cfePyZNTFBLAo||124
「もし打ち落としたら、空間がブラックホール化します。被害はもっとひどく、都市の一つや二つを飲み込んでしまう!」「い、いますぐとめろ!」「バミューダミサイル、遠隔離脱圏内に突入!もうとめられません!」僕は無線士にいった。「なんとかして雷神にミサイルがきていることを知らせなきゃ!雷神にはレーダーがついていないんでしょう?このままじゃよけられない!無線もダメだし。そうか!!??」

小説家4/11 19:4:442221cfePyZNTFBLAo||689
続きは今度


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