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10462印導師蟹堵4/17 21:55:355914cfLxE8FnIrBqo
※キャラ・町の名前募集、分からないところは、キャラ募集をしたスレッドに書き込んで下さい。お願いします。                                                                  第壱章 ディーバル・フレイン                                                                印導師―仙人の様に神出鬼没で、『忍』や『錬金術師』のように妖しげな人々。   

蟹堵4/17 22:34:25914cfLxE8FnIrBqo||23
父もそんな、どこか妖しげな人だった。                                                            俺は昔から、そんな父親に育てられてきた。                   

蟹堵4/17 22:34:245914cfLxE8FnIrBqo||118
父は俺達の住む村の唯一の印導師だった。                                                           俺達の村では、よく不思議なことが起こった。                  

蟹堵4/17 22:35:15914cfLxE8FnIrBqo||542
突然耳が聞こえなくなったり、何かに取り憑かれたようにおかしくなる人。                                            そんな人がいっぱい居る村だったから、俺はあまり村の外の人に会ったことがなかった。                                      

蟹堵4/17 22:35:295914cfLxE8FnIrBqo||689
気味悪がられて、近づかないのだ。                       

蟹堵4/17 22:36:35914cfLxE8FnIrBqo||778
父も子供の時に一度、そんな病気にかかったのだと言う。                                                    そんな時、一人の旅人が村を訪れた。                           

蟹堵4/17 22:36:315914cfLxE8FnIrBqo||793
その旅人は印導師だった。                                                                  旅人は村人達を一人一人時間をかけて治療していった。                    

蟹堵4/17 22:39:235914cfLxE8FnIrBqo||276
父は当時、両親を亡くして一人暮らしだったそうだ。                                                      父もその旅人に見てもらったのだ。                       

蟹堵4/17 22:39:545914cfLxE8FnIrBqo||584
だが旅人は、父の症状を見て少し驚いた。                                                           『まさか、俺の生きている間にお目にかかれるとはな。』                                                    

蟹堵4/17 22:40:355914cfLxE8FnIrBqo||274
旅人は嬉しそうにそう呟いた。                                                               『あの…、この病気。そんなにひどい病気なんですか?。』                                                   幼い父は、怖々聞いた。                            

蟹堵4/17 22:41:25914cfLxE8FnIrBqo||281
『ん?あぁ大丈夫だよ。あとこれは病気じゃない。』                                                      『え?』                                                                          『これは、妖魔の妖蟲の仕業だ。妖魔ってのは昔はそこら辺にいっぱい居たんだが、政府殿が現れてから姿をくらました奴だ。でもまだこの世にいる。』         

蟹堵4/17 22:41:315914cfLxE8FnIrBqo||997
『その証拠が、お前の脳味噌にくっついて寄生し。お前を操ってる奴だ。まぁまだ小さいからあんま害は無い見たいだがな。』                                                            『その…妖魔と言うのが僕を操ってる?』                                                           『まぁ簡単に言えばな。』                              

蟹堵4/17 22:42:45914cfLxE8FnIrBqo||131
その印導師は、肩に掛けていた巨大な剣を抜く。                                                        《まさか、僕はこのまま能を切られてしまうのか?》                                                      旅人は父の様子を見て、優しく微笑んだ。                    

蟹堵4/17 22:42:335914cfLxE8FnIrBqo||9
『大丈夫、お前を悪いようにはしない。』                                                           旅人はそのまま剣を父の頭へ向かって振り下ろした。                                                      父は、そこで気を失ったそうだ。                         

蟹堵4/17 22:43:55914cfLxE8FnIrBqo||771
『大丈夫か?』                                                                       確かに頭を切られたはずなのに、違和感は無い。                                                        『お前の治療は終わったから。ほれ―これがお前の頭ん中に住んでた妖蟲だ。鼻から空気と一緒に入って途中で体の中に穴開けて自分の道をつくる。能にたどり着いたらそこから宿主を操る。そんな蟲なんだろう。』                        

蟹堵4/17 22:43:375914cfLxE8FnIrBqo||847
旅人は僕に透明なガラスびんを見せてくれた。その中には、弱々しい小さな光るモノが入っていた。                                                                       『でも、体の中に穴を開けるって言ったけど全然痛み無かったよ。』                                               僕はガラス瓶を見ながら言う。                         

蟹堵4/17 22:44:75914cfLxE8FnIrBqo||220
『まぁ、あったんだろうけど蟲が痛み食ってたんだろ。』                                                    《僕の体、穴だらけなのかな?》                                                               『大丈夫だよ、お前の体の中の穴はふさいどいたから。―でもこれからの人生の中では多分何度か発作が起きるだろう。仮にも、体の中に穴が空いたんだからな。』    

蟹堵4/17 22:44:475914cfLxE8FnIrBqo||76
旅人は少し愉快そうにそんな僕を観察しながら言う。                                                     『まぁ、そん時はこの薬飲めよ―また穴が空くかも知れねーからな。じゃあな。』                                         そう言って旅人は立ち上がる。                         

蟹堵4/17 22:45:255914cfLxE8FnIrBqo||3
『ちょっと待ってよ!まだお礼してない。それに薬代とか払わなきゃ。』                                             『礼はいい。村の者達はみんな治療した。薬代はお前にゃとても払えんと思うぞ。』                                        僕の気持ちも考えず、旅人は余計ななお節介までしてくれる。

蟹堵4/17 22:46:535914cfLxE8FnIrBqo||975
『あー、後また村にこんな症状の奴が出たら此処に文をよこせ。力になる。』                                           『もー、うるさいな!いーから座って!!』                                                          『へ?何で。』                                     

蟹堵4/17 22:47:285914cfLxE8FnIrBqo||877
《これだけしてもらって何もお礼をしないなんて、出来るわけないよ!この、鈍感印師!少しは僕の気持ちを考えて!》僕は出来るだけ気持ちを落ち着けて言う。                                           『せめて今日一日此処に止まっていきなよ。』                       

蟹堵4/17 22:48:75914cfLxE8FnIrBqo||551
その印導師はしばらく考えた後、『分かったよ。』と面倒臭そうに言った。                                            父はその夜その印導師に旅の話しを聞かせてもらった。                                                         

蟹堵4/17 22:48:465914cfLxE8FnIrBqo||367
その印導師のする話しは、どれも不思議で愉快な話だった。                                                   『ねぇ、印導師になるにはどうすればいいの?』                                                        『何だぁ、お前俺に憧れたのか?』                       

蟹堵4/17 22:50:415914cfLxE8FnIrBqo||76
《まさか、そんなはず無いに決まってる。僕はこんな鈍感な大人にはならないと決めたんだ。》僕は優しく微笑んで言う。                                                              『違うよ。僕も村の人達を助けたいんだよ。そのために印導師になりたい。』    

蟹堵4/17 22:53:45914cfLxE8FnIrBqo||218
『お前…俺と一緒に来るか?』                         

《こいつ今俺の事バカにしたな。》                       

 

蟹堵4/17 22:54:25914cfLxE8FnIrBqo||697
『え?…うん。良いの!?』                                                                 『お前俺達の仕事に変な夢持ってる見たいだけど。俺達の世界にそんな楽しいモノなんて無い。実際、俺達の任務内容に人殺しなんてのもある。それでもお前は印導師になりたいのか?』                                      

蟹堵4/17 22:54:295914cfLxE8FnIrBqo||562
そう言う旅人は、とてもさっきまでの楽しい話しをしてくれた人とは思えなかった。

『…。僕が欲しいのは村を救う力と知恵。別に人殺ししてまで手に入れたいモノじゃないよ。人助けるために人殺しをするなんて変だよ。』               

蟹堵4/17 22:55:155914cfLxE8FnIrBqo||606
『ふーん―よし、わかった数年俺の旅に付き添え。政府にさえバレなきゃ人殺ししなくてすむ。一緒に来るか?』                           そうして父は数年村をあけると言ってその印導師と共に村を出た。                                                

そして二年後、父は印導師になって村に戻ってきた。     

蟹堵4/17 22:56:85914cfLxE8FnIrBqo||58
感想があったらお書き下さい。

アップル☆4/19 20:3:391248cfzyzrHq/.7Bw||260
引導師、みましたー!
私の考えてくれたキャラ使ってくれたんですね!大感謝です!
これからもがんばってください^^

蟹堵4/20 21:24:222202cfcxBRglS.JyY||276
アップル☆ さん感想ありがとうございます!                                                         今回はディーバルさんの父の過去みたいなの書きました。                                                    次から本題に入ります。その時はまたよろしくお願いします。


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