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10498あたしはナポレオン。+第37話+Kozue4/25 18:55:482182cf.WVhb78b176
第一話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9589.html
第二話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9612.html
第三話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9633.html
第四話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9656.html
第五話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9680.html
第六話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9705.html
第七話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9736.html
第八話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9758.html
第九話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9780.html
第十話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9803.html

Kozue4/25 18:56:52182cf.WVhb78b176||900
第十一話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9824.html
第十二話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9847.html
第十三話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9873.html
第十四話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9895.html
第十五話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9916.html
第十六話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9940.html
第十七話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9963.html
第十八話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9984.html
第十九話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10007.html
第二十話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10030.html

Kozue4/25 18:56:162182cf.WVhb78b176||936
第二十一話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10054.html
第二十二話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10075.html
第二十三話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10096.html
第二十四話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10118.html
第二十五話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10139.html
第二十六話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10167.html
第二十七話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10194.html
第二十八話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10215.html
第二十九話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10239.html
第三十話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10260.html

Kozue4/25 18:57:62182cf.WVhb78b176||436
第三十一話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10284.html
第三十二話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10348.html
第三十三話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10382.html
第三十四話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10415.html
第三十五話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10451.html
第三十六話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10472.html

何だか物凄くなっちゃってますが…ww
作者にしては長続きしてます、コレ。
もっと上手く書ければいいんだけどなぁ(苦笑。

Kozue4/25 18:58:272182cf.WVhb78b176||125
【同時刻・聖なるものの里において】

 その頃一代たちは、暗い森の中を走りぬけ、ようやく聖なるものの里の中心街・ラントゥに到着していた。この町に、宿はたったの1つしかない。そしてこの宿は(宿の名はリオネ)、町の教会も兼ねているのだった。
 
 アルヘンティー各地から訪れた色々な種族たちが、混ざり合って聖堂で祈りを唱える。差別もない、平和な社会が、そこにあった。

Kozue4/25 18:59:12182cf.WVhb78b176||914
 文明なんか発達していなくても、不便なことが多くても、この世界では、ルーラ・マンティーでは未だ実現されていないことが、当たり前のこととして存在している。ヒトビトの心の根底にあるのは、正義を重んじ、気高く、慈悲を持ってヒトと関わる心なのだ。
 
 宿リオネ・マーには、部屋が多数ある。一代たちは、難なく空いた部屋に泊まることができた。(実は料金も安い……)部屋は305室。マルコスは隣の306室で、スアは特別ペット休息所に押し込まれた。(ぶうぶう文句を言っていたが、まあ仕方ない。)

 一代は、部屋においてあるソファーに寝転がった。ルンは電灯の傘の上に座る。

Kozue4/25 18:59:402182cf.WVhb78b176||632
一代「さすがアルヘンティーのチェーン店!サービスいいね〜。ちゃんとおしぼ
    りとか置いてあるし。あ、歯ブラシもある〜。」


 一代は、ルーラ・マンティーのホテルを思い出した。―お母さん、歯ブラシとかタオルとか、何でも持って帰っちゃってたな……。
 心の中で、くすりと笑う。

 ――その時、部屋の中で落ち着いていたルンと一代は、(マルコスは別室で、スアは特別ペット休息所にいる。)階下から大きな音を立て、誰かが慌ててやってくる音を聞いた。

Kozue4/25 19:0:72182cf.WVhb78b176||381
ルン「どうしたのかしら……何だかやけに騒がしいわね。」
一代「何か……嫌な予感する……。」

 一代がそう呟いて怪訝そうな顔をした瞬間、305室のドアが激しくノックされた。

主人「お客様!一大事です!」

 主人の荒い息遣いがドア越しから聞こえてくる。ただ事ではない、何かが起こった――?一代は急いでドアを開けた。

Kozue4/25 19:1:72182cf.WVhb78b176||738
一代「一体何が起きたんですか?!」
主人「洗濯小人の里に、エナミーの軍隊が侵略してきたそうなんです!」
ルン「戦争が起きたの?!」
主人「はいッ……!」

 一代とルンは目を見合わせた。予想より早く戦いの火蓋は切られてしまったのか?エナミーは一体何を考えている?
 当惑する一代たちを無視し、主人は尚続けた。

Kozue4/25 19:1:522182cf.WVhb78b176||377
主人「エナミーの軍隊は、普通の軍隊じゃないらしいんです……。」
一代「それ、どういうことですか?!」
主人「数年前から、アルヘンティーでは失踪者が絶えなくて……特に若い男衆が、ど
   の民族でも姿を消してるんです……。どうやらエナミーが拉致してるみたいな
   んですけど……。」

 おずおずと話す主人に、ルンが掴み掛かる。

ルン「あんたねぇ!もっとしゃきっと話しなさい!時間が無いのよ!」
主人「はい!で、エナミー軍は、どうやらそのヒトたちが基になってるみたいなんです!」

 主人の言葉に、一代が眉を吊り上げる。――基?

Kozue4/25 19:2:122182cf.WVhb78b176||741
一代「元ってどういう意味ですか?そのヒトたちじゃないんですか?!」
主人「はい、エナミー軍では闇魔法が発達してるので、拉致されたヒトビトはゾンビ
   にされて、ただ闘争心だけを持って闘ってるらしいんです!」

 一代は、倒れそうになった。

Kozue4/25 19:2:492182cf.WVhb78b176||351
 おぞましすぎる。何故罪も無いヒトが拉致され、家族と引き離されて、挙句の果て命までも吸い取られ、ただ闘わなければならないのだろう。

 ―ー何のために?一体、何のために?分からない、何故、今この瞬間に闘っているヒトがいるのだろう?何が目的で、闘うのだろう?何の利益があるのだろう?過去に戦争は経験している。エナミーもアルヘンティーも、その惨さは知っているはずなのに?

 寄せては返す夜の海の波のように、ヒトビトは過ちを繰りかえす。いつになったら、春の夜は訪れるのだろう。救いは一体いつ――?

Kozue4/25 19:3:372182cf.WVhb78b176||296
 一刻も早く、この無益な戦いを終わらせなければならない。そのためには、自分たちがたてがみを集めるより他は無い。休んでなんかいられない。すぐにでも、エナミーに行かなければならない。
 
 一代は、ふらつく頭をしっかりと押さえ、強い意志を持って言った。

一代「――ルン、出発しなきゃ。」

Kozue4/25 19:4:52182cf.WVhb78b176||382
 ――行く先は、エナミー。何が起こるのかわからないけれど、不安はこの胸の中で黒い渦を巻いているけれど、これがあたしの宿命。その道は決して平坦ではない。数々の別れと出会いを繰り返し、旅を続けてきた。そして今、この旅は終わろうとしている。だけどどこが旅の終わりなのか分からなかった。まるで行き先の分からない夜行列車に一人乗って、静かに窓から外を見つつ、心はどこかへ飛んでいた。

 しかし、この瞬間に、あたしの脳裏には、旅の終わりの映像がちらりと揺らめいた。終わりを捕まえた。

 ――だから、進む。旅の終点がどこにあるのか、探しに。
 終わりは、そう、きっとエナミーにある。それを、見つけに。

Kozue4/25 19:5:562182cf.WVhb78b176||401
□■休憩time■□

氏 死すは誰が為か

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