| 10520 | 白夜火_第21条 | キーア | 5/1 13:56:14 | 2191cf/cZWdmfTKcw |
| EMERLDKNIGHT全集【 http://skytabi.web.fc2.com/memo/emerldnight.html 】 白夜火集14条まで【 http://skytabi.web.fc2.com/memo/hakuyabi.html 】 第15条【 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10311.html 】 第16条【 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10338.html 】 第17条【 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10383.html 】 第18条【 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10430.html 】 第19条【 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10452.html 】 第20条【 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10497.html 】 | ||||
| キーア | 5/1 14:4:47 | 2191cf/cZWdmfTKcw||200 | ||
| 第21条 正夢って本当にあるの? 爆発音が森の中で、時折聞こえてくる。 この位置は、森の西側にあり、辺りは特に変わりの無い木々に囲まれている。 そこには、2人の年の離れた少年が、傷を負いお互い少し離れた位置で、倒れていた。 少年は、目を一度開けると、ゆっくりと立ち上がる。 その向かいには、右目に包帯を巻いている、少し短髪の整った髪の男と、 所々、髪がはねている男が、立っていた。 夜紀「分かっただろう、お前達と俺達の力の差というものを」 テン「・・・・・・・ん。・・・そんな・・・・もの、わかりま・・・・せん」 | ||||
| キーア | 5/1 14:7:37 | 2191cf/cZWdmfTKcw||167 | ||
| 弱弱しい声で、填は反抗する。しかし、もう体力の限界がきている。 隣で倒れていた空哉も、よろけながらも立ち上がり、向かいの男を睨む。 当然、こんな体では、戦える訳が無い。 逃げる事もできない二人は、ただ言葉を交わすだけだった。 空哉「俺達は・・・・・まだ、諦めない。仲間が戦っている・・・か・・・・」 必死に喋っていたが、力尽き地面に倒れてしまった。 出血が止まらない。アザが目立つ。 填は、何とか立って居られるが、どうしようもなかった。 | ||||
| キーア | 5/1 14:11:23 | 2191cf/cZWdmfTKcw||798 | ||
| * * * * * その位置から、数メートル離れたところに、あの2人は歩いていた。 紫苑「おいチャイナ。何で爆撃した?爆撃する必要ねぇじゃん」 神無「うるさいネ、クソガキ。アレでいいアル」 相変わらず、喧嘩口調の2人だが、今は喧嘩している場合ではない。 幸い、怪我は軽くて済み、まだ戦えるほどの余裕はあった。 他の奴等が、今どうなっているのかなど、2人は知るよしもない。 そんな時、紫苑がふとある物に気がついた | ||||
| キーア | 5/1 14:14:49 | 2191cf/cZWdmfTKcw||234 | ||
| 紫苑「・・・・・・・!!おい、アレ・・・空哉と填じゃないか!!?」 紫苑が指を差した先には、アザと血にまみれ、倒れている空哉と、 その近くでよろけて立っている填がいた。 向かいには、夜紀や男が立っている。 状況は、すぐに把握できた。神無が、両手に“おいしい棒・煙”を持ち、放り投げた。 爆発音が響き、辺りは激しい煙に包まれた。 紫苑が、特殊眼で填と空哉の位置を確認し、その場から離れた。 奴等は、追ってこない。 | ||||
| キーア | 5/1 18:46:10 | 2191cf/cZWdmfTKcw||230 | ||
| 神無「おーい。生きてるアルかー?」 テン「何とか・・・生きてます・・・」 重症を負っているようだった。空哉に関しては、立ち上がる事も困難で、意識が定まっていない。 木に2人をもたれさせ、辺りを警戒しながら、紫苑と神無は問いかける。 所々に見える、アザに相手は手加減をした事が分かった。 しばらくして、完全に煙が消えた頃、奴等は動き出した。 木々の葉が揺れ、紫苑達の目の前に現れた。 夜紀「・・・この様子ですと、十兵衛達は負けたようだな・・・」 | ||||
| キーア | 5/1 18:49:20 | 2191cf/cZWdmfTKcw||12 | ||
| 紫苑「あんなザコ、俺一人で十分だ」 神無「何言ってるアルか。私一人で十分だったネ」 また喧嘩口調で、2人は会話する。しかし2人は、すぐに夜紀に視線を変える。 夜紀の近くにいる、もう一人の男は、一歩後ろに下がっていた。 おそらく、夜紀の指示を待っているのだろう。 神無は、紫苑よりも少し前に出ると、紫苑に言った。 神無「今度は私がやるネ。お前はあっちのザコを頼むネ」 紫苑「仕方ねぇなぁ・・・。分かったよ。今度は譲ってやるよチャイナ」 | ||||
| キーア | 5/1 18:52:8 | 2191cf/cZWdmfTKcw||313 | ||
| 紫苑にしては珍しかった。神無の真剣な表情も、また珍しい。 2人は、それぞれの位置につくと、相手に視線を向ける。 夜紀は、腰に差していた刀を抜くと、神無に襲い掛かった。 その攻撃をすんなりとかわす神無。夜紀は、刀をすぐさま神無に向けた。 神無「ほわちゃぁぁ!!」 神無は、刀をかわし、相手の腹に蹴りを入れた。 夜紀は遠くへ飛ばされ、木を丸々1本倒すと、止まった。 夜紀「恐るべき戦闘能力・・・・まさか」 | ||||
| キーア | 5/1 18:55:39 | 2191cf/cZWdmfTKcw||122 | ||
| 夜紀の言葉が一旦途切れる。 口から出た、少量の血を手で拭うと、刀を地面に突き刺し、その場に立ち上がった。 そして神無を見ると、再び途切れた言葉を言った。 夜紀「戦闘民主族・・・鋼夜族の生き残り・・・か」 今から遥か昔、1千年前ほどだろうか。 地球から遠く離れた所に、1つの星があった。その星の住民は、戦闘能力がどの星よりも 優れ、戦闘民主族と呼ばれるようになった。 しかし、実際は、戦闘という戦闘が嫌いで、戦いを見れば力づくで止めにかかる。 | ||||
| キーア | 5/1 18:58:10 | 2191cf/cZWdmfTKcw||670 | ||
| 夜紀「そんなお前が、何故空に付きまとう?アイツも戦いを好んでいるというのに・・・」 神無「空は戦いを好んで無いネ!!空は・・・戦いたくないアル!!」 夜紀「それは分からん。心の底では、戦いたいという血が騒いでいるんだ」 夜紀の力強い言葉は、神無の口を塞ぐようだった。 言い返す言葉が無かった神無は、戸惑ったが、一度深く目をつぶると、 しっかりとした目をし、夜紀を見た。 今までに見せたことの無い、神無の表情に、填は驚きを隠せなかった。 | ||||
| キーア | 5/1 19:0:38 | 2191cf/cZWdmfTKcw||423 | ||
| 神無「分かるネ・・・。私には分かるネ。今まで、ずっと一緒に過ごしてきた・・それに・・・」 一度言葉が途切れた。少し切ないような口調だったが、そこには思いが込められている のが、よく分かった。 そして神無は続ける。真剣な表情で・・・。 神無「それに・・私達は空と“遺伝子死んでんねん!!”ネ」 テン「・・・・・神無ちゃん。“以心伝心”ね」 | ||||
| キーア | 5/1 19:3:33 | 2191cf/cZWdmfTKcw||260 | ||
| 何処をどうしたら間違えるのか分からないが、少し関西弁混じりの言葉に、 填は弱弱しく、それでもつっこんだ。 神無は、特に間違った事を気にせず(・・・というより分かっていない)、戦闘態勢を 崩さない。 そして、夜紀も刀を構え、にらみ合う。 夜紀「面白い・・・。その“遺伝子死んでんねん”を見せてもらおう」 テン「あの・・・それ・・、間違ってますから」 気づいているのかいないのか、分からないが、夜紀まで同じ事を言う。 完全にこいつ等馬鹿だ!!・・・と、この時填は、思うのだった。 | ||||
| キーア | 5/1 19:5:8 | 2191cf/cZWdmfTKcw||633 | ||
| 填は、自分が動けない事を深く惜しんだ。 自分が・・・自分が弱いばかりに、他人に迷惑をかけているのだ。 何も出来ない自分が・・とてつもなく、悔しかった。 填は、木にもたれかかったまま、神無や紫苑の戦う姿を、 ただ・・・ただ見守るだけだった。 →第22条へつづく | ||||
| キーア | 5/1 19:10:52 | 2191cf/cZWdmfTKcw||742 | ||
| ―白夜火―in学校編 ここは、とある普通の私立中学校。特に独特の文化も無い、普通の中学校。 小中高と一律であり、そのまま上に上がっていく、学校でもある。 その中等部には、ある問題が起きているのだった。 それは、集団イジメ。 今回のターゲットは、2-2 神無 独特の喋りに、印象強いキャラでもある。 ―教室 | ||||
| キーア | 5/1 19:13:30 | 2191cf/cZWdmfTKcw||789 | ||
| 前と後のドアが、完全に閉められ、内側では数人がかりで、男子がドアを押さえつけている。 とてもじゃないが、一人で開けられるほどでは無い。 そこへ、神無が何も知らずにやって来る。 神無「―♪―♫―♪―」 呑気に鼻歌を歌っているが、何の異変にも気がついていない。 神無は、教室の前に来ると、どちらのドアもしまっている事に気がついた。 神無「・・・・・・―♪―♫―♪―」 | ||||
| キーア | 5/1 19:15:31 | 2191cf/cZWdmfTKcw||826 | ||
| 一度鼻歌が止まったが、また歌いだした。 そして、男子達が、少し覗いた瞬間だった。 前のドアが、物凄い音と共に、向かいの窓まで吹っ飛んだ。 勿論、ドアを押さえつけていた男子生徒は、窓まで吹っ飛び、強く体を床にたたきつけた。 神無は、普通に何も知らずに席に着く。 周りの生徒は、目を大きく開き、神無と破られたドアを見つめる。 「な、何事だ!!・・・・・!!誰だ、こんな事をした奴は」 | ||||
| キーア | 5/1 19:38:4 | 2191cf/cZWdmfTKcw||273 | ||
| 神無「せんせー。そこの男子が暴れまわって、やってましたー」 神無が手を真っ直ぐあげ、先生に訴えかけるようにして言った。 男子生徒は、目を点にさせ、神無を見、先生を見た。 先生は、男子生徒らを職員室まで呼び出した。 * * * それから3時限目。次の授業は国語。女子生徒は、神無の筆箱を盗み、自分の机の 中にしまいこむ。 神無は勿論、そんな事はしらない。 | ||||
| キーア | 5/1 19:41:3 | 2191cf/cZWdmfTKcw||111 | ||
| 自分の机の上に、筆箱が無いのにようやく気づくと、後の机の上においてった、 筆箱を取り、自分の机の上に置いた。 中には、名前の書いてある物もあったが、神無はペンでその名前を消し、 自分の名前を書いた。 その席の女子生徒は、目を点にさせる。 そして、チャイムと同時に先生が入ってきた。 「せ、先生!!神無さんが、私の筆箱を盗みましたー」 神無「何言ってるネ?ちゃんと名前書いてあるヨ」 「こらー。他人を疑っちゃだめだろうがぁ。授業始めるぞ」 | ||||
| キーア | 5/1 19:42:54 | 2191cf/cZWdmfTKcw||516 | ||
| 先生は、特に何も言わず、授業に入る。 神無はそのまま、その筆箱を使い続けた。 ちなみに、神無の筆箱を取った生徒が、筆箱の中を開けると・・・・・。 おいしい棒の食べクズや、破片が散らばり、シャーペンなどは、入っていなかった。 このように、分かった方もいらっしゃると思いますが、 神無にイジメは・・・通用しません というより、神無自身、イジメだとは分かっていないようです。 おわり | ||||
| キーア | 5/1 19:47:26 | 2191cf/cZWdmfTKcw||470 | ||
| **あとがき21** こんばんわーヾ(´ω`○) 今回は、なんかオマケを入れてみました★★ アレですね。神無は、別にイジメそのもの自体、分かってないしー・・・。 というよりも、人のモノを勝手に使う、悪い奴?見たいな・・・。 神無ドSみたいだし・・・。何やっても逆効果っぽいですな(о`ω´о) 私もそうするかも・・・(ぇ まぁ、他の人だとどうなるんでしょうな...。 でゅわ!!次回まで・・さらばε=(w|壁| | ||||
| キキョウ | 5/3 10:37:16 | 2192cfBkVEKUKuVbY||347 | ||
| こんにちは! カンナちゃんって、そんな珍しい種族だったんですか・・・! しかも、実は戦い嫌いだなんて、信じられん(ぁ そして「遺伝子死んでんねん」!!ここは、マジで笑いました(´∀`;) おまけも面白かったです^−^ 流石、カンナちゃん。いじめは通用しない・・・と。 いじめを自覚してないのが更にスゴい。 では、次回も楽しみにしております〜 | ||||
| すみれ☆ | 5/3 19:29:28 | 2204cfnacloQpOVtw||947 | ||
| こんばんは〜^^ やはり、クーより、紫苑クンの方が、強いのですね(ノ・ω・) 「遺伝子死んでんねん!!」には、「ぇー…;=((´∀`;A)ササッ」 笑いつつ、どんな間違いだよ!?見たいな。(ぉぃ; テン君は、重傷を負いながらも、ツッコミ…恐るべし、ツッコミ魂…。 次回も楽しみにしてます^^ | ||||
| キーア | 5/4 19:16:55 | 2191cf/cZWdmfTKcw||165 | ||
| ≫キキョウさん こんばんわ(*´艸`) 神無の種族は、ほぼ全滅しましてですねー・・・。 数少ないのですよ〜。絶滅危機生物? 何で、こんな神無が、戦闘嫌いなのでしょうね? 実際喧嘩めっさしてるのに・・・。 「遺伝子」の事については・・・分かりません(ぇ おまけは、何となく思いついたのですーww 実際、暇だったのもありますけどね★ | ||||
| キーア | 5/4 19:19:19 | 2191cf/cZWdmfTKcw||626 | ||
| ≫すみれ☆さん こんばんわ(*´ω`*) んー・・・十兵衛が弱かっただけかもしれませんねぇw 夜紀は、かなりの剣術使いですから・・・。 「いしんでんしん」⇒「いでんししんでんねん」 人生どうなると、こんな間違いするんでしょうねぇ・・・。 填はクーより軽い怪我で済んで幸いでしたよね...。 というよりも、ほとんどクーが填をかばったから、クーが傷だらけなんですよ。 填の足手まとい!!(ぇ | ||||
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