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10546私とあなたが進む道U_最終話.ありがとうキーア5/4 19:22:242191cf/cZWdmfTKcw
私とあなたが進む道 全話【 http://skytabi.web.fc2.com/memo/watashito.html】
第1話いつかきっと【 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10290.html 】
第2話私とあなたの距離【 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10362.html 】
第3話あなたは誰【 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10408.html 】
第4話嘘【 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10474.html 】

今回は、しばし・・・かなり長くなる予定。
つー事で、次回からしばらく(?)また白夜火に集中。そして・・・なんだろうね。

キーア5/4 19:26:162191cf/cZWdmfTKcw||455
最終話 ありがとう

 「真帆、こっちこいよ。冷たいだろ?」

 それは、ある雨が降る日だった。最初から雨など降ってはいなかった。
子供の頃、私は幼馴染の男の子と一緒に、近くの森の中で遊んでいた。
突然の雨に、私と男の子は、大きな木下で雨宿りをしようとしていた。
でも、当然雨粒は、私と男の子に降りかかる。

男の子は、自分の上着を大きく広げ、私の体を包み込む。
私は、男の子に寄り添い・・・眠ってしまった。

キーア5/4 19:29:332191cf/cZWdmfTKcw||303
真帆「・・・・・・。ん・・・・んんー・・・・」

 懐かしい夢から目が覚めた。ふと、昨日の出来事を思い出した。
自然と涙が出てきそうになったが、何とかこらえる。
そして、夢を再び思い出し、その男の子の顔を必死で思い出そうとした。

 あの男の子が最後に言った言葉・・・
“「真帆は特別な女の子だから。俺が守ってやるよ」”
そう言ってくれた気がする。

真帆「・・・!!ヤバイ。今日、校外学習の日だ!!」

キーア5/4 19:31:502191cf/cZWdmfTKcw||326
 慌てて服を着ると、鞄を持って家を出る。
校外学習の日は、私服を着ていくのが許されるのだった。

外にはいつもと変わらず、彼の姿があった。

洋太「よっ!!遅刻だな」

そう簡単な挨拶を交わし、2人走って学校へと向かう。
彼の私服姿は、何故か私をドキドキさせる。
もう、私は自由だ。

キーア5/4 19:36:12191cf/cZWdmfTKcw||571
 * * * * *

何とか時間には間に合い、私達は出発した。
近くの森を抜け、私達は、はしゃいでいた。

神菜「わぁ・・・綺麗な丘」
悠「すっげぇ〜」

こんな感想を洩らす二人は、丘に惚れ惚れ関心していた。
洋太は、他の男子と喋り、真帆は・・・・・その場にはいなかった。

キーア5/4 19:38:72191cf/cZWdmfTKcw||316
 * * * * *

真帆「あっれぇ・・・・・帽子・・・帽子・・・」

風で飛ばされた帽子を探し、他の人々と離れ、少し下の森の中をさ迷っていた。
帽子探しに夢中になり、ここがどこかだなんて、分かりやしない。

 帽子を見つけた真帆は、後ろを振り返った。
しかし、やっとココがどこだか分からない事に気がつく真帆だった。

真帆「あれ・・・ここ・・・どこだっけ?」

キーア5/5 8:0:212191cf/cZWdmfTKcw||572
 * * * * *

時間は午後12時を過ぎた頃。
神菜や悠達一行は、更に奥にある広場へと到着しようとしていた。
そこで昼食を取り、いろいろと自由に過ごした後、帰るという計画だった。

洋太「悠、真帆は?」
悠「え?・・・そういえば、見当たらないなぁ・・・」

 近くに居た生徒に、聞いてみるものの、誰も知らない。と答える始末。
だが、一人だけ真帆を知っている者がいた。

キーア5/5 8:3:302191cf/cZWdmfTKcw||515
瑠音「え・・・真帆ちゃん?何か、帽子を探すとか言ってたよ」

 クラスではあまり目立たない、物静かな宮木 瑠音。
真帆とは、それなりに親しく、仲がいい。
洋太は、慌てて元来た道を戻り始める。

* * * * *

一方、真帆はというと―・・・・・。
近くの崖にて、真帆が落ちそうになって・・・・・・いた。

キーア5/5 8:6:322191cf/cZWdmfTKcw||390
真帆「あははははは.......何を間違えたんだろ・・・・・・・」

 数分前、帽子を見つけたのはいいものの、風に飛ばされ崖の下へ落ちてしまったのだ。
崖と言っても、大きな深い穴のようで、下に河は無い・・・・・・・ハズ。
下は暗くて何も見えない。諦めようと立ち上がった時、足を滑らせ、こんな状況になってしまった。

 しばらくすると、雨粒が落ちてきた。その雨粒は、次第に数を増し、土砂降りとなった。
真帆の手が、雨ですべり、今にも手が離れそうだった。

キーア5/5 18:30:92191cf/cZWdmfTKcw||291
 雨は次第に強くなり、真帆を襲う。
土はドロドロに、真帆の手元も、いつ崩れてもおかしくない状態だった。
真帆の体力も限界に近付いていた時だった。真帆の手が、離れた。

真帆(もう・・・・・だめだ・・・・・)

 真帆が諦め、目を閉じた時だった。
誰かが、真帆の右手首を掴んだ。ゆっくりと真帆は、目を開く。
そこには、びしょ濡れの服に、髪を濡らした・・・・洋太がいた

洋太「待ってろよ・・・今、助けるから」
真帆「墨唯・・・君?離して・・・・・。墨唯君まで落ちちゃう」

キーア5/5 18:33:42191cf/cZWdmfTKcw||624
 洋太は、左手で地面にしがみつき、右手で真帆の右手首を掴んでいる。
少し息が荒かった。ここまで、走ってきたのだろう。
そんな洋太の疲労は、とても重かった。

洋太「関係ないさ・・・。目の前で・・・お前が落ちるのなんて・・見てられっか」

 その時の彼の言葉は、何故か私の胸をドキドキさせる。
しかし、一瞬の出来事で、洋太と真帆は、崖から落ちてしまった。
雨で地盤が崩れた所為か、崖が洋太の居た部分を削り落とした。

洋太「しまった!!」

キーア5/5 18:36:82191cf/cZWdmfTKcw||52
2人は、深い底へと落ちていった。
洋太は、真帆を抱きかかえ、自分の背中を下にした。
目を強く閉じている真帆。2人はしばらくして、地面に落ちた。
幸い、そこには木の葉が沢山、敷き詰められており、クッション代わりとなって助かった。

洋太「大丈夫か・・・?真帆」
真帆「う、うん。墨唯君こそ・・・大丈夫?」
洋太「あぁ大丈夫だ。それよりどうすっかな・・・」

幾ら底だからといっても、雨粒は入り込んでくる。
下にある木の葉は、雨で濡れていて、役に立たない。

キーア5/5 18:39:272191cf/cZWdmfTKcw||443
雨粒は、真帆達の体力までもを奪っていこうとする。
洋太はなるべく雨が当たらない場所を探し、座り込む。

洋太「真帆、こっちこいよ。冷たいだろ?」

どこかで見に覚えのある言葉。真帆は洋太の側につく。
洋太は、自分のチャック付きの上着を、大きく開き真帆を包み込むようにして、かぶせる。
懐かしい・・・・・。どこかで一度、私はこんな事をしてもらったんだ・・・。
真帆は、懐かしいと感じながらも、眠りについてしまった。

キーア5/5 18:43:32191cf/cZWdmfTKcw||714
* * * * *

 朝陽が昇り、雨は止んでいた。しかし、深い穴底のため、辺りは暗く物音一つしない。
真帆は、ゆっくりと目を覚まし、昨日の事を思い出した。
隣には誰も居なく、真帆一人が、洋太の上着をかぶり寝ていた。

そんな洋太は、目を覚ました真帆に気づくと、真帆に近寄る。

洋太「気がついたか・・・。よく寝てたな」

真帆は、その場に立ち上がり、洋太に上着を返す。

キーア5/5 18:45:362191cf/cZWdmfTKcw||914
真帆「何してたの?」
洋太「ん?あぁ、実はなちょっとした穴を見てさ・・・」

洋太は、近くにあった、人が一人余裕で通れるくらいの穴があった。
そこから奥は、少し暗くて、よく見えないが、上へと昇っている。
真帆と洋太は、話し合った挙句、入っていくことに決めた。

 先頭に洋太が立ち、洋太の裾を持ちながら、おろおろと歩く真帆。
2人は、暗闇を歩き続ける。

キーア5/5 20:15:402191cf/cZWdmfTKcw||702
真帆「ねぇ・・・・・何で私を助けにきたの?」

暗闇を歩き続け、しばらくしてから真帆が言った。
洋太は、足を止め、前を見て言う。

洋太「真帆は特別な女の子だから。俺が守ってやるって思ったから。それに・・・」

 その言葉は、またいつかどこかで聞き覚えのある言葉だった。
洋太は、一旦言葉を切ったが、軽く首を捻り、真帆を見て言う。

洋太「惚れた女だから。好きな女守りたいって思ったから」

キーア5/5 20:17:592191cf/cZWdmfTKcw||711
その時、真帆の頭の中で、何か異変が起こった。
今日見た夢―・・・。その中に、過去の自分と重なり合った今日があった。

 あの時、雨の日に私を包んでくれた、あの温もり―・・・。
最後に言った、あの言葉―・・・。

ゆっくりと、過去の自分の近くにいた男の子の顔が浮かび上がってくる。
黒い髪に、しっかりした可愛い目つき。

その顔が、今、目の前に居る人物とくっきり重なっていた。
・・・・・・・・・・・・・・。

キーア5/5 20:20:532191cf/cZWdmfTKcw||800
真帆「・・・・・・・た。・・・・・・・・・・ん」
洋太「真帆?どうした?」

真帆が、下を向いたまま、何かを呟いていた。
洋太は真帆の顔を見るため、少ししゃがみこみ、真帆の顔を覗き込む。
そこには、涙で溢れた真帆が居た。
目に、涙を溜め込み、自然と涙が零れ落ちる。
涙は地面に落ちては、消える。

真帆「・み・・・た・・・。墨唯洋太―・・・・・。・・・・洋ちゃん」
洋太「ま・・・・・真帆・・・・?」

キーア5/5 20:23:422191cf/cZWdmfTKcw||965
あの時も、あの時も、私をずっと守ってくれた。
いつでも私の側に居てくれた。
一緒に泣いて、一緒に笑って―・・・・・。

真帆「洋ちゃん!!」

 真帆は、泣きつくようにして、洋太に抱きついた。
嬉しさに洋太は、真帆の頭を優しくなでる。

* * * * *

しばらく行くと、あかりが見えた。
そこは、真帆達の家の裏にある丘の入り口だった。

キーア5/5 20:26:252191cf/cZWdmfTKcw||438
勿論、学校へ行くと、全員に囲まれ、涙ぐむ人も居た。
真帆の記憶喪失が、無事、元通りになり、神菜は泣いて喜んだ。

神菜「真帆!!やっと思い出したんだね」
真帆「ごめんね・・・神菜。色々迷惑かけて・・・悠君も」


季節は春を過ぎ、夏になろうとしています。
もう、太陽が綺麗に輝き、今日の1日を迎えようとしています。
私達は、今日も変わらない。
忘れた事は、また思い出す日がきっと来るのだ。


おわり

キーア5/5 20:29:272191cf/cZWdmfTKcw||364
 ★★あとがき★★
 やっとの事で・・・というよりも、5話でステージ2が終了してしまいました...。
んー・・・ステージ3を続けようか、続けまいか迷い中なのですよ・・・。
いや、このままラブラブでハッピーエンドも、私は・・・嫌なんですよ(ぇ
とりあえず、この2人の仲をぶち壊して・・・(殴

まぁ、感想の量とか、そんなのによって、ステージ3が決まります★
でも、新作予定として、なんか幻想系とか色々考えちゃったりもします...(ん

次回は白夜火・・・だったりするのかもねw

キキョウ5/5 22:54:402192cfBkVEKUKuVbY||152
こんばんは!

終わっちゃったか〜^−^;
「最終話」っていう見出しを見て、「えっ、もう!?」と思い見ました^-^

真帆ちゃん、記憶が戻って良かった!
久しぶりに「洋ちゃん」と呼ぶことが出来て・・・洋ちゃんもさぞ、嬉しいでしょう^0^
でも、確かに。このまま普通〜にハッピーエンドも・・・ねぇ(悪魔の微笑み
ステージ3もいいと思うけど、幻想系も捨てきれない(お前が言うな


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