| 10563 | バッタライダー予告 | sIs | 5/11 0:37:18 | 1219cftA2V1/6Xj76 |
そいつは周りを見渡して、ため息をつきながら、 「やれやれ、変人が多いな、この町は」 などと言った。 調子のいい奴だ。その中でも一際自分が異彩を放っているとは気づかないのか。 「……あなたが一番変人だと思います……」 | ||||
| sIs | 5/11 0:37:34 | 1219cftA2V1/6Xj76||940 | ||
あ、やっべ、口滑った。 畜生、この締まりのない唇め。チャックを閉めろ、チャックを、ちゃんと! 気がついたら、バッタライダーが私を見つめている。仮面の下の表情が分からないだけに、何となく怖い。一体何だろう、この無意味な威圧感。 ああ、今凄く水が飲みたい。熱い。背中が火照っている。多分ぐっしょり濡れている。冷や汗で。 「え、っと……その、ごめんなさいっ」 しっかり頭を下げて謝った。 よくやった自分! あとでアイスでも買ってやるぞ! あとでな! 暇があったらな! しかし異様に腹が立つのは何故だろう。やっぱり謝らなければ良かったかも。全速力で逃げていれば良かったかも。 | ||||
| sIs | 5/11 0:37:47 | 1219cftA2V1/6Xj76||713 | ||
「ああ、気にするな。 それより君、黒亀(くろがめ)商社を知らないか? 用があるんだが、道に迷ってしまってな……」 バッタライダーは腕を組んだ。何気ない動作なのに、その仮面とスーツのせいで変なポーズに見えてしまう。これは笑いを抑えるのが大変だ。 「あ、黒亀商社……ですか。この道をまっすぐ、三番目の信号を左に曲がってすぐです」 「そうか、ありがとう。急がねば」 そう言って、バッタライダーは今教えた方向と逆に歩き始めた。 | ||||
| sIs | 5/11 0:37:58 | 1219cftA2V1/6Xj76||447 | ||
「あの! 逆ですけど……」 「ああ、自転車で行くことにするから、取りに行くんだ」 あ、そうですか、と生返事をしたら、バッタライダーは自転車置き場へ行った。 ……何だか、今日はとても変な日になりそうな気がする。 | ||||
| sIs | 5/11 0:38:10 | 1219cftA2V1/6Xj76||520 | ||
■ 予告 1月に書いた読切とは全くの別物になります。ご注意を。 月葉さん出ません。 これから中間考査だったり漢字検定だったり模試だったり、とにかく忙しくて、5月は作品が書けそうにもないので、とりあえず予告という名の報告。 ちょっと抜き出したつもりが、一杯抜き出しちゃった。 正直無駄です。すいません。 コメディです。ただしコメディとして何か間違っているような気がします。 ていうかコメディって何?(爆) 6月連載予定ですが、果たして間に合うのか、とっても不安。 | ||||
| sIs | 5/11 0:38:21 | 1219cftA2V1/6Xj76||505 | ||
■ バックナンバー 僕らがいた満月の夜 第一話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10308.html 第二話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10455.html 第三話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10512.html | ||||
| シェイラ | 5/12 22:51:58 | 2202cfQUQn4xGYaF2||449 | ||
| こんばんわ〜♪ 最初の方の文章で『これ面白い!』とツボにはまってしまいました☆ 一人称がとても軽快で、文章にぐいぐいと引き込まれていきました。 すごい、続きが読みたいです。 学業がお忙しいようですが、これからも素晴らしい作品を楽しみにしています! | ||||
| sIs | 5/13 23:58:55 | 1219cftA2V1/6Xj76||697 | ||
■ シェイラさん さて、あの言動のモデルは誰でしょう?(※sIsの本体です) 「僕らが〜」よりは軽いリズムで、テンポよく進めていきたいと思っています。 ネタが切れないかどうかが一番心配なんです。 ちなみにこれが何話目になるかも決まっていないのです。 計画性なさすぎだろお前。 | ||||
特殊文字 by.チビファンタジー 過去ログ : PS2:GBA:PSP:NDS:GC:XBOX | ||||