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10631TEN第三章「誰かのために」第ニ話キキョウ6/2 19:56:482192cfBkVEKUKuVbY
第二話です。
今回から事件の調査開始です!
 *過去ログ*
第三章プロローグ⇒同掲示板10567番
 *人物紹介*
主人公O石崎 彩(イシザキ アヤ)22歳(ゆうじい様)

刑事O菅井 恭平(スガイ キョウヘイ)23歳(ピマ様)

警部O池崎 裕太郎(イケザキ ユウタロウ)52歳(作者)

隣人O平宮 琉依(ヒラミヤ ルイ)22歳(ピマ様)

友人O私利 宮(シリ ミヤ)19歳(法論様)
 *あらすじ*

キキョウ6/2 19:57:212192cfBkVEKUKuVbY||954
幼馴染であり事件の戦友である恭平が、殺人の疑いをかけられた。
恭平が殺人など考えられないと思った彩は、友人の琉依と共に家を空けた。

キキョウ6/2 19:57:512192cfBkVEKUKuVbY||467
第二話

 「え・・・取り調べ中、ですか」

 昨日、警察署で古河敏則という刑事が、コーヒーに毒を盛られ殺された。
容疑者はあの菅井恭平である。私と平宮が知っている情報は、たったのこれだけだ。

 今、私たちは留置所にいる。『容疑者』恭平に会いに来たのだ。
もっとも、たった今「取調べ中」という理由で追い返されたばかりなのだが。

キキョウ6/2 19:58:62192cfBkVEKUKuVbY||147
「どうしましょうかぁ、彩先輩っ・・・一番の情報源は断たれちゃいましたし・・・」

 うーん、と平宮はうなった。私にはもう一人、当たってみたい人物がいたのだが、今ものを訊きに行って何か教えてくれるだろうか。
でも、平宮の言う通り、一番あてにしていた情報源は今のところ断たれてしまっている。
こうなったら、行動するより他はないと思った。

「琉依、行くわよ」

「い、行くってどこにですかっ?」

「警察署よ。池崎警部さんに会いに行くの」

キキョウ6/2 19:58:262192cfBkVEKUKuVbY||20
 それから約二十分後、私たちは警察署のロビーに立っていた。
出入り口には数十人のマスコミが群がっていて、通りぬけるのに少々苦労はしたが、何とかやってのけた。
 ロビーには数人の警官がいて、外を見ながら何やらヒソヒソと話している。おそらく、マスコミの対処に困っているのだろう。

「何か、ご用ですか」

 突然後ろから声をかけられた。
不意を突かれた私は慌ててしまい、肝試しをしていた人のようにさっと素早く振り向いた。
そこに立っていたのは、背は私と同じくらい、髪は後ろで一つ結びにし、大人っぽい綺麗な顔立ちをした女警察官だった。

キキョウ6/2 19:58:492192cfBkVEKUKuVbY||453
「あ、あのっ、私たち、菅井恭平さんの事件について訊きに来たんですけどっ・・・」

「お引き取りください」

 平宮が全部言い終わらないうちに、女警官は言った。
こちらを睨むような、恐い顔をしているが、その顔も綺麗だった。

「取材はお断りしております。只今、調査を進めているところですので」

 彼女はそう言うと、こちらに背を向けて歩いていってしまった。

「何ですかっ、あれ!非常〜に感じ悪いですっ!」

 平宮は口を尖らせて言った。私は、うーんとだけ言って、これからどうするかを考え始めた。

 でも、それは不要だった。

キキョウ6/2 19:59:142192cfBkVEKUKuVbY||107
 さっきの女警官がどこかへ行ってしまった後、二人の女性が近付いてきた。
この二人も警察らしく、それらしいきっちりとした身なりをしている。
この二人は私たちに用があるのだと察し、軽く会釈をした。平宮も私に続き、女性二人も私たちに会釈をした。

「あの、もしかして石崎さんと平宮さんですか?」

 黒い髪を肩で切りそろえた女性が言った。
私と平宮は驚いて顔を見合わせ、無言で同時に頷いた。

「やっぱり!石崎彩さんと平宮琉依さんですよね!」

 もう一人の女性が言った。彼女は先に話した女性よりも少し背が低く、あごのあたりで切られた髪には、軽いウェーブがかかっている。

キキョウ6/2 20:0:352192cfBkVEKUKuVbY||389
「あの、どうして私たちのこと・・・」

「有名なんですよ、お二人様。菅井刑事との名トリオは、署内でね」

 私が訊くと、背の低いほうの女性が答えた。

「その、菅井恭平の話なんですけど・・・一体どういうことなんですか?」

 私は躊躇いなく、単刀直入に訊いた。知りたいという欲を抑えきれなかったのだ。
案の定、二人の女性は困惑し、顔を見合わせた。
駄目かと思ったその時、背の高い女性が口を開き、言った。

「私たちは、あまり詳しくないんですけど・・・」

キキョウ6/2 20:0:552192cfBkVEKUKuVbY||768
 そこまで言うと、二人は再び顔を見合わせた。
ひそひそ会話をする様子はなく、目で合図をしているようだった。

「池崎警部のところへ案内します。石崎さんと平宮さんなら、きっと大丈夫でしょう」

 また、背の高い女性が言った。
 私は正直、あまり期待していなかったので、この言葉を聞いた時は本気で喜んだ。

「あ・・・ありがとうございます!」

 お礼を言うと、二人の女性は微笑んだ。
実をいうと、嬉しくてお礼を言うのを忘れそうだったのだが。

キキョウ6/2 20:1:52192cfBkVEKUKuVbY||906
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

キキョウ6/2 20:1:192192cfBkVEKUKuVbY||901
*次回予告*

 二人の女警察に導かれ、池崎のもとへ向かう彩と琉依。
果たして彼女たちは敵か味方か?
そして、恭平の上司・池崎の心境は・・・!?

キキョウ6/2 20:2:212192cfBkVEKUKuVbY||238
終了!

2週間ぶりの投稿です^−^;
先週は、ちょっと学校の行事があって忙しかったので・・・;

さて、まだ推理できる状態ではありませんが・・・
これからの展開に、乞うご期待!?

キキョウ6/2 20:2:442192cfBkVEKUKuVbY||812
それでは感想&アドバイス&質問プリーズ(・w・)ノシ

バルトーク6/4 23:9:232212cfBcsmysAsVME||77
こばっす!!
謎の美人婦警さんの登場で、否応なくテンションがアップです。
もしかしてこ婦警さんも、事件に関わっていたりするのでしょうか。

しかし、名コンビというよりは迷コンビな二人ですが警察署内に知れ渡っていたなんて以外でしたw
池崎警部の心境も、いやはや気になるところであります!!

キキョウ6/5 21:39:332192cfBkVEKUKuVbY||192
バルトークさん

謎の婦警さん!
この人も、後々登場しますので、テンションアップの準備を!(ぇ
事件に関わっているか、というと・・・それは言えませんな(^皿^)

「迷」コンビですか。確かに(゚Д゚;)
きっと、恭平の同期が皆に喋りまくったのでしょう。

次回・池崎の心境をお楽しみに!


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