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10673ノウリョクシャ6/17 22:29:372222cf.dRNbOALyK.
今晩は。
とりあえず、ずらずらと書いたものです。

初めて投稿するのですが・・、とりあえず、書いてみようと思い立ち、やってみました。

下らない作品であると思いますが、そこらへんは水に流してくれるとありがたいです(ぁ

では、宜しくお願いします。

6/17 22:30:132222cf.dRNbOALyK.||862
登場人物

大谷直人
22歳 男性 学生
「千感」の所持者。岬の友人。

泉野岬
21歳 女性 小説家
「瞬間構成」の所持者。直人を無理矢理「能力者密会計画」に連れていった張本人。

小田正和
32歳 男性 検事
「運」の所持者。本好き。

ハンク・ベイカー
29歳 男性 米国軍人
「絶対記憶」の所持者。無口で冷酷。

三村紀華
27歳 女性 無職
「賭け事」の所持者。古風的表現を用いる。
人に「〜くん」と仇名をつける癖がある。

6/17 22:31:562222cf.dRNbOALyK.||627
皐月飛鳥
19歳 女性 タレント
「言霊」の所持者。早口が得意。

山崎恋
78歳 女性 心理カウンセラー
「治癒」の所持者。「悩める現代人」という雑誌で一番に選ばれた心理カウンセラー。

黒門十六夜
?歳 女性 占い師
「先導」の所持者。芸名であるため本名不詳。

ロロ
23歳 男性 DJ
「享楽」の所持者。昔、子供番組に出演しており恥ずかしさの余り、そのことを内緒にしている。

ジル
26歳 女性 手品師
「欺き」の所持者。英国を代表する人気手品師。


6/17 22:32:252222cf.dRNbOALyK.||649
真坂雅
25歳 女性 真坂グループ令嬢
能力者に興味を抱いている。「能力者密談計画」を企画した人物。
陸の孤島にある真坂別邸を管理。

樋口朝美
20歳 女性 使用人
礼儀正しい女性。潔癖症。

木村純
21歳 男性 使用人
主人の前だけ礼儀正しい使用人。重度の煙草愛好家。

池田由宇
27歳 女性 使用人長
無口で仕事を淡々とこなす使用人の長。

水城健次郎
37歳 男性 庭番
目深に麦藁帽をつけているため顔はよく分からない。最近別邸にやって来た。

6/17 22:33:252222cf.dRNbOALyK.||615
第一話「能力者」

6/17 22:33:472222cf.dRNbOALyK.||192
いや、別にどうってことは無いんだ。
能力者なんて、所詮人に身分隠さなきゃ生きていけない人たちなんだからさ。
今、僕が息をしている。このことだけで僕は満足なんだ。
恐らくそれはこの夏に僕と同じ体験をした15人の・・いや。10人の能力者と5人の普通の人。
最も、その5人もある意味では普通ではないのだけどね。
それに、少し変動があったんだけど・・まぁいいや。
とにかく、「生き延びた」彼らも今、こうして生きている事に感謝しているんだろう。
それが能力者とか普通の人とか言う前に「ヒト」として当たり前なんだから。

6/17 22:35:202222cf.dRNbOALyK.||537
僕はふかふかの布団の上で目を覚ました。
まぁ、当たり前なんだけどね、今まで寝てたんだから。
欠伸をしながらここが自分の部屋でないことに気付くのに少し時間がかかった。
そうだった。僕は岬につれられてここにきたんだっけ。
僕もどうかしてる、昨日の事なのに全然覚えてないなんて。
でも、こういう感覚は他の人にもあると思う。ほら、旅行に行ってホテルで起きると天井がいつもと違って一瞬あれ?ってならない?
まぁ、いいや。とにかく、僕は起きたんだ。
豪勢な絨毯と壁紙が真っ先に目に飛び込んできた。
日本人の僕としてはこの趣味はどうかと思う。いや、勿論この「陸の孤島」を管理してる人も日本人なんだけど。

6/17 22:36:162222cf.dRNbOALyK.||613
上から下まで痛いぐらい真っ赤なんだ、金色も所々混じってるけど赤にくらべれば圧倒的に少ない。
モチーフがバラだから、緑とかもあるけど何処と無くきらきらした緑だから暑苦しい。
そうそう、なんで僕がこの島にやって来たのか教えておかないとね。
僕みたいに普通の人とは一線を画する力・・つまり人より秀でてるってことだね。
そういう能力がある人をそのまんま「能力者」っていうんだ。
同じ能力は一つとしてなくて、みんな違うみたい。
そして必ず1人一つの能力しかもてないんだってさ。

6/17 22:36:502222cf.dRNbOALyK.||564
・・まぁ、いいや。続けるね。
昔は居てもどうって事無かったらしいけど、今じゃ迫害の対象。
ばれたらそこでおしまい。一生更生センターと言う名の牢獄から逃げれなくなる。
まぁ、ばれたりするのはよっぽど気が抜けた人か愚か者だけなんだけど。
・・話を続けようか。この島に居るのだから、当然僕もそんな能力者の1人だ。
「千感」って能力を持ってる。・・簡単に言うと相手の心の変化とか焦りなんかを感じる事が出来るんだ。
あっても無くてもあんまり変わらないけど、これでも迫害の対象にされるんだから驚きだよね。

6/17 22:37:352222cf.dRNbOALyK.||158
昔は自分と違う人間・・顔が不細工とか、性格の不一致とか、外見とかそういう理由で僕達の代わりに迫害されてきた人達が沢山いたんだ。
だけど、医学の進歩と科学でそういう理由が取り除かれてしまったんだ。だから今じゃいじめなんかは殆んど起きない。
能力者がいる場所でなら話は別だけど。

6/17 22:38:272222cf.dRNbOALyK.||249
ごめん、話が逸れたね。
大抵の能力者はばれないで一生を送るんだ。だって、僕の「千感」とか自分からばらさなきゃ他人にはわからないもんね。
つまり、どうでもいい能力がそなわっている人なら適度に誤魔化したりする事で平穏な日々を送れる。
だけど人によってはそうじゃない、例えば・・「生存」って能力を持ってる人。

6/17 22:38:412222cf.dRNbOALyK.||566
軍人だったらしいけど、あまりにも生き残るから薄々怪しいとは思われてたみたい。
そこで上官が紛争の激しい地域に彼と彼の部隊合計6人を送り込んだんだ。
普通に考えて、狂気の沙汰だね。死亡率100パーセント。
ついにその部隊が全滅したんだけど、彼一人だけが生き延びた。
そしてもう軍には帰れない、帰れば生き地獄だからといって自殺してしまったらしいんだ。
こういう手の話はいくらでもある。そして全部が全部悲惨な話。
だから、僕はまだ良い方なのかもしれない。というか良い方だね。

6/17 22:39:432222cf.dRNbOALyK.||777
ま、そんな話はおいておこう。
・・この陸の孤島・・島で良いか。
島の主は真坂雅。
すっごい金持ちと覚えておけばいいと思う。
彼女は能力者と語らうのが趣味らしい。
本来僕は招かれていなかったのだけど、岬が不安だからといって貴重な夏休みを消費して強引に行く事になったのだ。
どうして能力者なんかと話すのが趣味なのかはわからない。
ま、リゾート気分を味わえるのだから損は無いだろう。
さてと・・、顔も洗って、髪も整えたし・・岬を起こしに行こうか。

6/17 22:40:182222cf.dRNbOALyK.||142



彼女に割り当てられた部屋のドアを開けると微かな花の香りが僕の鼻をくすぐった。
どうやら使用人の人たちが撒いた香水らしかった。
「・・さてと・・岬は・・」
ぁぁ、いた。またソファーで寝ている。
・・ちなみに僕はソファーよりベッド派なのだけど。
「ほら、起きろ」
ゆさゆさ揺すってやると眠そうな声が聞こえてきた。
「う〜・・あと五千秒・・・・」
五千秒って何分だ?

6/17 22:40:472222cf.dRNbOALyK.||628
「馬鹿なこと言ってないでさっさと起きる。朝飯いらないのか?」
岬は聞いてか聞かずか掛け布団を頭から引っかぶるといらないと答えた。
僕としては朝飯を抜かす人の精神がわからないし、わかりたくもない。まぁ、いいや。どうでも。
この状態になった岬はたとえ核持ち出しても起きないだろう、それは幼馴染である僕が一番よく知っている。
乱れた布団を整えてやり、僕は部屋を出て行った。

6/17 22:41:302222cf.dRNbOALyK.||526


「おはようございます」
ふいにそう声をかけられ少し驚いた。
「あ、おはようございます・・良い天気ですね」
彼女は少し微笑むとそうですね、と返してくれた。
名前は樋口朝美。
この島の使用人、いわばメイドだ。
・・関係ないけど、とってもかわいくて、昔話のお姫様とかは皆こんな顔をしていたのだろうと思ったりする。

6/17 22:41:592222cf.dRNbOALyK.||951
「それにしても、早いんですね。朝」
「私たちはこれが仕事ですので」
それより朝食の用意が出来ておりますよ、と言われさっきからグゥグゥなっている自分のお腹を思い出し、そそくさと食堂へ向かった。
・・・ちょっと恥ずかしかったな。

6/17 22:42:242222cf.dRNbOALyK.||816

食堂はやや大きくて、中央に円形のテーブルが置かれて明り取りの窓からさんさんと太陽の日が差し込み爽やかな朝というのを具現化したようだった。
「やぁ、千感くん。眠れたかね?」
テーブルには2人が席について朝食を食べていた。
「千感くんってなんですか」
「怒るでない、少年。君を見るとどうしても少しからかいたくなってね」
にやにやしているこの人は三村紀華。無職らしい。
なのに金回りがいいのは・・そう、能力だ。
昨日船の中で聞いた話によると彼女は「賭け事」の能力を持っているらしい。
彼女曰く、働かなくてすむし、最後に手元に残る金がプラスになるようにミスをしてやればどうという事も無い・・・らしい。

6/17 22:43:142222cf.dRNbOALyK.||175
「とりあえず、席についたらどうだ?美味いぞ。飯」
「勿論、そうさせてもらいますよ」
この男性は小田正和。検事さんだったかな?
席につくと次々に料理が運ばれてくる。
パン・コーヒー・オレンジジュース・サラダ・ハムエッグ・・ざっと数えて10種はあるように思う。

6/17 22:43:492222cf.dRNbOALyK.||292
「じゅんくん、煙草をくれるかね?」
「・・なんで俺のをアンタにあげなきゃならねぇんだ?」
「ふふん♪こっちは君の主人の客なのだがね」
悪態ついてるこのボーイは木村純。
能力者が嫌いなんだと思ったけど、僕にはどことなく優しくしてくれるからただ単に紀華さんが嫌いなのだろう。
僕だって、酷いかもしれないけど嫌いだ。
「しかし、する事が無くて暇だね。そう思わないか、まーくん?」
「同感だ。・・でも私は本さえあればしばらくは暇を潰せる」
会話を聞きながら、もくもくと御飯を食べていると、正和さんが本を差し出してきた。

6/17 22:44:352222cf.dRNbOALyK.||629
昨日、僕が行きのヘリコプターの中で貸した本だった。
「・・つまらなかったですか?」
「ん?いいや、とても面白くてね。徹夜して読んだよ。ありがとう」
僕は驚愕した。
この本、900ページはあるんだけど・・。僕だって少なくとも一週間かかったのに・・。
物語は得意とするところだからね、と言うと彼は席を立ち、何処かへ行ってしまった。
・・・視線が痛い。
能力を使わなくてもわかるけど、さっきからにやついてる人がこっちを見てる。

6/17 22:45:42222cf.dRNbOALyK.||59
「なーくん」
「・・はい」
なーくんってなんだ。
「身構えるな。・・その本貸してくれるかね?」
なんか拍子抜けしてしまった。
紀華さんの事だからもっと無理難題を押し付けてくるのだろうと思ったんだけど・・。
「いいですよ。読んだら返してくださいね」
「ありがとう、なーくん。君は立派な男になるぞ」
そういうと紀華さんは本をかっぱらい階段を昇っていってしまった。
これでようやく落ち着けるというものだ。
そう思い、僕はオレンジジュースを飲み干した。甘くて少し濃い味わいが口の中に広がった。

6/17 22:46:182222cf.dRNbOALyK.||448


はい、一応ここまでです・・。
非常に不出来な作品なのですけど・・御感想いただけたらありがたいと思います。
もし、見た方がいましたら宜しくお願いします・・。



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