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10697_あたしの道_メロディ6/25 15:43:391221cf6gDLLSAOCmM
第1話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10643.html
↑この小説初めての人はこちらからどうぞ。

※この物語は実話をもとにしたフィクションです。
※レスは「後書きらしき」の後にしてください。
 

メロディ6/25 15:44:351221cf6gDLLSAOCmM||803
第2話

 — 最悪な展開の中で —

メロディ6/25 15:49:341221cf6gDLLSAOCmM||395
「ちょ、祐介ぇっ!?」

席が隣になって以来、仲良くなった志穂と祐介はよく絡むようになり、追いかけっこが日常茶飯事となった。
顔を真っ赤にして恥ずかしさと怒りが混じった表情を見せる志穂。

「うわお前殴るなっ?!病院送りにするつもり?」

彼女の反応を見て面白がって、またちょっかいをかける祐介。
この時が楽しくてたまらなかった。

ずっと、こうしていたい。祐介とは仲良くしていたいな。
祐介は面白いしちょっとムカつくとこあるけど優しかったりするし、好きだな。
彼女は恥じらいも無く素直にそう感じていた。

メロディ6/25 16:3:471221cf6gDLLSAOCmM||193
祐介は男子トイレに逃げ切り、舌を出して笑っていた。
・・・流石に男子トイレに怒鳴って入ることなんか出来ないので、教室に戻った。

「あ、志穂ちゃんいたぁ!絵描こう?」
「あっ、分かったぁ!!ちょっと待って?」

後で祐介のことを絞めておこうと考えているとトーンの高い可愛い声に振り向いて、笑顔が答えた。

メロディ6/25 16:4:471221cf6gDLLSAOCmM||538
彼女は「うん!」と可愛らしい笑顔で頷く。

彼女は、谷田 早麻理。

長身で細身、スラッとのびた綺麗な手足。
小さな色白の顔には「パッチリ」の言葉が合う大きな二重と長い睫毛。
顔の全体とバランスがとれた鼻の高さ。
厚すぎないふっくらとした桃色の唇。
女の子らしいショートヘアがよく似合っている。
「凄く可愛い!美少女!」と言っても過言ではないと思った。

メロディ6/25 16:9:321221cf6gDLLSAOCmM||252
「ノートうちのでいい?」

机の中からノートを取り出して早麻理に声をかける。
早麻理はニコニコ笑いながら再び頷くと、志穂のもとへ駆け寄って来た。
志穂は自分の席にそのまま座り、早麻理は志穂の席の前の椅子に座った。

その内駆け寄って来たのが、早麻理の幼なじみの野原 有香。
良い言い方で言えばマイペース、悪い言い方をすれば自己中・自分勝手・・・。
精神年齢が幼い、として見て上げれば問題は無いのかもしれない。

早麻理と有香と仲良くなるきっかけは志穂が自分自身でつくった。

メロディ6/25 16:14:361221cf6gDLLSAOCmM||711
「えっと・・・早麻理ちゃんと有香ちゃん、だよね?」
「え?あ、うん?」

クラス替えをした次の日、志穂は早速早麻理達に話しかけた。
二人はきょとんとした顔で志穂のことを見た。

「あっ、うちはね、神崎志穂ってゆーんだけど友達にならない?」

緊張して少し汗ばんだ拳をもう一度ギュッと握った。
その言葉を発した後二人は表情はやわらかくなった。

「いいよ!!」

笑顔でそう言ってくれた二人とはすぐ仲良くなることができ、溶け込んでいった。
早麻理とは、絵を描くのが趣味という共通点もあり、すぐ仲良くなれた。

メロディ6/25 16:21:211221cf6gDLLSAOCmM||449
「早麻理ってさぁ、好きな人いるの?」
「えっ、・・・志穂ちゃんはぁ?」
「んー・・・?」

唐突な質問を早麻理に投げ、返されて首を傾げて考え込んでみる。
ポンッと祐介の顔が最初に浮かんだが、すぐに祐介の姿を消して他のクラスメイト達の顔を浮かべる。

「いないかなぁー、早麻理は?いるの?」
「うん、まぁ・・・」
「うっそー!いいなー!!誰?」
「・・・内緒だよ?祐介・・・」

ヒソッと小さな声で早麻理は呟いた。

メロディ6/25 16:25:451221cf6gDLLSAOCmM||255
「へーえ!祐介ってモテるよね?瑞穂と百合と・・・誰だっけ?あっ、えりもそうでしょ?」

記憶をあさり、情報を掻き集めて名前を出した。
早麻理も「そうだよね!!」と大きい瞳を更に大きく開いて喋っていた。
そーだ。あの人はモテるんだよ!!
確かに、カッコいいかもしれないなー・・・。

後ろで騒ぐ祐介とその友達を横目で見つめた。

メロディ6/25 16:30:141221cf6gDLLSAOCmM||225
数日後の、三時間目。
中休みのチャイムが鳴り、教室に戻ると黒板に「次は体育です。体育帽子をもって体育館に行きましょう!」と担任の綺麗な字が並んでいた。
周りを見渡したところ、早麻理と有香の姿が無かったため教室を出ようとしていた友達に声をかけた。

「ねぇ、志穂って好きな人いる?」

教室を出るなり友達の一人が唐突な質問をしてくる。
・・・祐介?
祐介の顔が浮かんで、ドキッと心臓が跳ね上がった。

「ん、まぁ・・・気になる人?・・・くらいならっ!!」

やば、今あたし絶対顔赤い。

メロディ6/25 16:36:21221cf6gDLLSAOCmM||249
「マジで!!誰っ、誰ー?!」

その話に食らいついてくる友達。
いいかな、言っちゃっても。

「うーんとね、・・・祐介、かなっ」

照れた表情でそう言った後、顔を上げるとにんまりと微笑んだ友達の姿があった。
一瞬にして、嫌な感がよぎった。
そして、その感は当たってしまったのか友達の三人は顔を合わせるとニヤッと笑って走り出した。

・・・バラされる!!

慌ててあたしも後を追いかける。
一人の腕を引っ張ってみたが、勢い良く振りほどかれ、軽く尻餅をついた。
三人は「キャーキャーッ」と騒ぎながら階段を駆け下りていった。

メロディ6/25 16:39:11221cf6gDLLSAOCmM||101
「うっわ、終わったし・・・」

怒りと言うよりは、恐怖とショックで声が震えていた。
トボトボと一人体育館に向かい入った瞬間、体育館の中央での光景に力が抜けた。

「志穂、あんたのこと好きなんだって!」
「志穂の好きな人って祐介っつってたよ!!」

周りの人間は志穂のほうに視線を向けていた。
最悪なことに今日は学年合同の体育授業だった。
それからの学校生活は最悪と言う他なかった。

メロディ6/25 16:41:201221cf6gDLLSAOCmM||121
「お前、祐介のこと好きなの?」

「志穂って祐介のこと好きなんだろ!!」

「アイツのこと好きなんだ」


・・・毎日のようにクラスメイトから浴びるうざったい言葉。
五月蠅いなぁ、もう。
最近、祐介はこの事があってちょっかいをかけてこない。
そして最近の祐介は早麻理にちょっかいをかけるようになり、早麻理も祐介も楽しそうにしている。

メロディ6/25 16:43:411221cf6gDLLSAOCmM||506
この環境の中で気づいた、想い。


—————祐介。


キュッと下唇と噛みしめて目の前の光景に対しての辛さを押さえる。
これ以上、見たくないのに。見なきゃいいのに。
見ずにいることが出来なかった。

—————好き。

メロディ6/25 16:45:71221cf6gDLLSAOCmM||268
下唇ときつく噛みしめたまま、その光景を見続ける。
その時の彼女の瞳は、今までの祐介を見ていた瞳とは違っていた。

メロディ6/25 16:45:501221cf6gDLLSAOCmM||100
***後書きらしき。

今回はちょっと長めーっ
最新遅くてごめんなさいorz
宜しければご感想お願いします。


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