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10698長くて終わりのある話。の予定。鉄塔楼6/25 17:13:432182cftGXTElgG6/s
白縫 左雨 (しらぬい せう) 主人公

鉄塔楼6/25 17:30:582182cftGXTElgG6/s||995
池の辺で胡坐をかいて空を見てみる。
雲はゆったりと流れ、陽も暑すぎず、涼しすぎず。
風は少し有るか・・・無いか・・・

と、そこへ。
「主人。客人ですが・・・」
召使いの一人が申し訳なさそうにそう言った。
「あぁ、わかっている。通してくれ。」
今日はヤツが来る。

鉄塔楼6/25 17:40:522182cftGXTElgG6/s||485
天下の大陰陽師、安部清明が。

パタパタという足音を立てて駆け戻っていく召使いを見送りながら覚悟を決める。
当時陰陽師という職業において、絶大な権力を持っていた芦屋道満をたった十二の齢で倒してしまったという男が、目の前に来るのだ。
果たしてどんな男か。

門の閉まる重い音。
そしてスッスッスッという上品な足音が迫ってきた。

鉄塔楼6/25 17:57:222182cftGXTElgG6/s||817
その男は、噂に違わぬ美青年。
薄笑いを浮かべての軽い会釈の後、会話は始まった。

「天下に轟くほどの勇名である清明殿が私の家に何用ですかな?」

「いやぁ、別にたいした事はありませんよ。ただ陰陽道の先輩にお聞きしたい事が有って参上したしだいです。」

目の前にいる男は暗い微笑を浮かべてそう言った。

鉄塔楼6/25 18:28:442182cftGXTElgG6/s||554
「ははっ、私が陰陽道の先輩とは。怪しげな術より剣術の方が得意なくらいですよ?」

「そうですね。ですが、影ではなんと言われているか……知っていますか?」

「さぁ?、存知ませんが。興味も無いので言わなくて結構です。」

この男とこれ以上これ以上話すのは危険だ。
早々に話を切り上げて追い返す必要がある。

鉄塔楼6/25 18:43:182182cftGXTElgG6/s||349
「そう……ですか。では、その内にでも我が家にお越し下さい。この紙を見せれば入れるように言っておきます。」

その後は軽い会釈の後、召使いに送らせた。
門の音が聞こえ、帰ったことを確認してから紙を見る。

『私の後ろに立つか、前に立つか答えをお聞きしたい。』

敵か味方か、という事か。

「後ろに立つ、だろうな。私は。」

鉄塔楼6/25 18:51:392182cftGXTElgG6/s||158
小さく呟いた。
それと同時に紙が脈動する。
ガサガサと音を立て奇妙に折れ曲がって行く紙を虚ろに見つめていると……
たちまち白い鳥になり飛び去っていってしまった。

「あの野郎……趣味悪いことするなぁ……」

鉄塔楼6/25 18:52:262182cftGXTElgG6/s||979
1部完

続けるか微妙……

バルトーク6/25 21:15:422212cfBcsmysAsVME||252
何事も続けることが大切


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