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10721_あたしの道_メロディ6/30 14:45:241221cfbD2ObThiNWA
第1話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10643.html
第2話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10697.html

↑こちらからどうぞ。
※レスは「後書きらしき」の後にしてください。

メロディ6/30 14:47:361221cfbD2ObThiNWA||375
第3話
 
 眠らせた罪

メロディ6/30 14:52:251221cfbD2ObThiNWA||21
あれから日にちが立てば周囲は古い噂を口にしなくなった。
そして再び、祐介の志穂の関係は元通りになっていく。
何度か他の人を気にしてみたけど、一週間も持たずやっぱり祐介。
志穂の想いは日々段々、強くなっていた。


そして月日は流れ、4年生の秋という段階まで踏み切っている。

メロディ6/30 14:58:21221cfbD2ObThiNWA||115
「志穂ちゃん!昨日、志穂ちゃんの絵のとこ、コメントしておいたから」
「ほんとっ?じゃあ早麻理のところにもするね」

話しかけてくる早麻理にニッコリと微笑んだ。
志穂と早麻理は自分専用のパソコンを持っていることをお互い知り、メール交換をはじめ、志穂が見付けたもう誰も使っていなかった絵描きサイトを、二人で利用していた。

志穂は、学校が終わって家に帰るとパソコンを開いた。
ワクワクとした顔でカーソルを押し、待ちに待った顔は、一瞬にして崩れた。

メロディ6/30 15:3:21221cfbD2ObThiNWA||342
あたしの描いた絵の下に書かれた早麻理のコメント・・・。


《感動〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!
今のキモチを表現したのぉ?ウチもアイツのこと好きだったコロそんな感じだったょお》


あたしは個人的に、笑ってる顔とかより泣いてる顔とかのほうが好きだったから描いた絵だった。
感動してくれるのは別にいいよ?
けど、《好きだったコロ》って何?そんなギャル文字使われても・・・。
あたしの中でなにかが壊れた。

メロディ6/30 15:10:151221cfbD2ObThiNWA||384
あたしは、送信メッセージのボタンを押した。
原稿者の名前を《しほ》から、ふと思い出した漫画の主人公の名前の《リサ》に打ち直した。

《さおりさん、貴方の気持ちとしほの気持ちを一緒にしないで下さい。
 貴方の気持ちなんて所詮偽物なんですよ!》

あんたなんか本気じゃないくせに。
あたしより子供のくせに。
顔だけで選んだくせに。あたしみたいに本気じゃないくせに。
あんたなんかと一緒にされたくない!

・・・嫉妬だったと思う。

メロディ6/30 15:14:271221cfbD2ObThiNWA||37
当時、あたしは早麻理を少し幼く感じていた事がある。
自分より物を知らない早麻理にイラついたりして・・・、自分のほうがよっぽど幼稚だったのに。
早麻理は一切我が儘を言わなくて、いつも笑っていたのに。
馬鹿なあたしはその時落ち着くことなんか出来なくて、自分の思いをぶつけることしかできなかった。

メロディ6/30 15:16:401221cfbD2ObThiNWA||626
自分より、スタイルのいい早麻理が。
自分より、顔の造りが綺麗な早麻理が。
自分より、性格の良い早麻理が。
自分より、可愛い声が。
自分より、余裕のあるような表情が。

自分より・・・自分より・・・。
早麻理が羨ましくて、自分が釣り合わなくて劣っていて、安心材料が欲しかったんだ。
だから自分より多少幼い所がある早麻理がいて、ホッとしていたんだ。
余裕があるように見えた表情だって、早麻理は我慢ができるから、出来る表情だったんだ。

メロディ6/30 15:20:301221cfbD2ObThiNWA||40
落ち着きを取り戻して、数時間後パソコンを再び開きサイトに行くと押さえようと思っていたはずの気持ちが崩れた。

《しほより、私のほうが気持ちは強いと思います》

本気じゃないくせに。
あたしみたいに愛してないくせに。

もう、そこに冷静な彼女は居なく、怒りでコントロールできない罪悪感など忘れた彼女しかいなかった。
もう止められなかった。
早麻理も負けずに返していた。

メロディ6/30 15:24:491221cfbD2ObThiNWA||684
《リサさんって、本当はしほなんじゃないの?
 うちに何か言いたくて別名使ってるんじゃない?》

・・・バレた?

《うちはリサじゃないよ^^;
 てか、ごめんね;リサに言っておくね》

こんなにも言い合いが続いていたのに、何も止めない彼女を早麻理は不自然に思っただろう。
学校や遊んだ時、あたしはリサの悪口を言った。
時々、不自然な点やあやふやな所があり、逆に疑われたと思う。

メロディ6/30 15:28:281221cfbD2ObThiNWA||428
そして、後悔という罪悪感に染まる。


何で、何でこんな事になっちゃったんだろう。
何であの時押さえることができなかったんだろう。
《その言い方は、今好きじゃないんだったらちょっとやめてほしいな》とか、他の言い方だってあったはずなのに。
冷静になればいいだけの話だったのに。
あんなに腹立てる必要なんてなかったのに。


毎晩、歯を食いしばって寝た。
どれだけ泣いたって許されるわけじゃないのは分かってる。
だけど、涙だけは同情してくれたように思って、少し、安心してた。

メロディ6/30 15:32:571221cfbD2ObThiNWA||987
もう時期は冬だった。
志穂と早麻理は、とある土曜日、志穂の家で遊んでいた。
テーブルの上で絵を描きながら喋っていた。
この時、言おうとしていたことがあった。

シャープペンを握る右手が汗ばんだ。
鼓動が大きく、速く打ち始める。
意を決して口を開いた。

「早麻理、実はね、あたしリサなんだ」
「えっ・・・」

驚いたような、傷ついたような、早麻理の表情。
瞼をギュッと閉じたかった。


———————っ・・・無理。

メロディ6/30 15:34:581221cfbD2ObThiNWA||88
「なんちゃって〜、信じたぁ?」
「・・・え?やだもー、びっくりしたよ志穂ちゃん!!」

ホッと安心したように笑う早麻理。

堪えきれなかった。
我慢できなかった。
嫌われるのが恐くて、堪えれなかった。
・・・ごめんね。

そして、時間が立つにつれ志穂は罪悪感さえも忘れていった。

メロディ6/30 15:36:41221cfbD2ObThiNWA||223
***後書きらしき

今日は頭が痛いです(´∀`)
腹も痛いです、目も痛いです。
これから寝てきますノシ

メロディ6/30 21:58:451251cfqk8grfj0O3Q||728
***お知らせ

以前「私が初めて愛した人」という作品を書きました。
この作品の中間で修正版を書こうと思います!
そして、この物語の終了後、「俺が初めて愛した君」を書きます。


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