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10896事件―削除―未来―血塗れ幕末ニャレン8/12 17:48:466112cf56UQQH05CAs

屋上から飛び降りた一人の少女―その少女から全ては始まる。

少女が最後に見たのは、こちらを見て泣いている一人の少年。
―天神 癒水―
そして、少女が最初に見たのは―、

大量の死体と天神癒水

幕末ニャレン8/12 19:36:266112cfcVb6rR/YeGI||966

雨が降っている。
修学旅行当日だというのに、悪天候とはあまり良い感じではなかった。

癒水は欠伸をしながら、バスに乗り込んだ。
適当な席に座ると、癒水は寝る態勢を取った。
しかし、その態勢は一瞬にして崩れ始める。
隣には、ある少女が座り、癒水の頬を突付き始めた。

幕末ニャレン8/12 19:44:316033cfMkOIKbd0wY6||919
それに苛立ちを感じ始めると、癒水は目を開けた。
「千香・・・、止めろ」
癒水が一言で少女に言う。
「んにゃ?癒水君、起きてたの」
少女―夢先千香が笑顔でそう呟いた。

バスがいきなり発車した。
それと同時にいきなり後ろから、首を締められた。

幕末ニャレン8/12 19:50:146033cfMkOIKbd0wY6||432

「おはよう御座います、癒水君」
締められた首が段々楽になった。
その瞬間、癒水の右ストレートが後ろの座席の少年の腹に向かって行った。
「今日も良いパンチで・・・」
座席の後ろで倒れた星夜桜がそう呟いて眠ってしまった。
このまま、バスの外から投げ出してやろうと思ったが、癒水はその気持ちを堪え、
座席に座り直した。

幕末ニャレン8/12 19:58:276033cfMkOIKbd0wY6||273
千香が笑いながら癒水を見ていた。
「サク、大丈夫かな?」
「知らん」
即答する癒水が窓の外へ視線を向ける。

後ろでは、桜の寝息が響いている。
隣では、可愛い寝顔をした千香の姿が会った。
雨が止み、雲が晴れ、太陽が塗れた地面を照りつけていた。

幕末ニャレン8/12 20:15:16033cfMkOIKbd0wY6||285
バスが森の中へと入って行った。
その森の中では蝉が五月蝿い合掌をしていた。

森の奥には旅館のような古い屋敷が合った。
そこがどうやら目的地はここのようで、バスはその屋敷の前で止まった。
不思議な事に、屋敷の近くには何の鳴き声もしなかった。

「おい・・・、千香、起きろ。着いたぞ」
癒水が千香の肩を揺さ振ると、千香の目が開かれた。
「あっ、癒水君、おはよう」
千香はそう言って、癒水に抱きついた。
どうやらまた眠ってしまったらしい。

幕末ニャレン8/12 20:24:196033cfMkOIKbd0wY6||907

首元に巻きついた手を放すと、後ろの座席に視線をやった。
桜は爆睡しており、起こすと大変な事になると思い、声を掛けなかった。

先生がバスの外へと飛び出し、屋敷の中へ入って行った。
それを見ていた癒水の耳に飛びこんできたのは悲鳴だった。
この声には皆、反応したらしく隣に居る千香がいきなり声を出した。
後ろにいる桜は、一瞬、ビクンと動いてから、窓の外を見た。

幕末ニャレン8/12 20:31:546033cfMkOIKbd0wY6||692
「何?今の悲鳴?」
千香が癒水の手を握って言った。
微かに震えている手を癒水は握り返した。
後ろに居る桜が何か口を開いた。

「先生・・・」

屋敷に視線を移した時、先生の心臓辺りには包丁が刺さっていた。
「嫌・・・ヤダっ・・・」
千香の体が震えが、頂点に達しバスの中に悲鳴が響いた。

幕末ニャレン8/12 20:39:136033cfMkOIKbd0wY6||992
先生が動かなくなった。
 

 
 
  
 
 

幕末ニャレン8/12 20:46:226033cfMkOIKbd0wY6||572
・この事件に関しての記録

修学旅行中、教員一人が死亡。
修学旅行は、その日の内に学校に戻り中止される。

死因は心臓を刺さされる他殺と判断された。
しかし、屋敷の中には誰も居なかった。
指紋も見つからず、包丁にも指紋が付着していなかった。
どこにも隠れる場所は無く、隠し通路も無かった。

犯人は、修学旅行をしていた人間に絞られる―――

幕末ニャレン8/12 20:54:536033cfMkOIKbd0wY6||363

          「修学旅行中に、教員が何者かに殺害される事件がありました。 
           しかし、殺害現場には何も無く、指紋も取れなかったそうです。
           犯人は修学旅行に参加・・・、
           新たな事が分かりました!
           更に、その教員が死亡した同時刻、修学旅行へ行った人間以外の
           死亡が確認されま―――――――――――――――――――――

 
 
ニュースは突如としてテレビの画面から消えた―――。

幕末ニャレン8/12 21:14:276033cfMkOIKbd0wY6||302

夏の終わりを告げるように蝉が木から落ちた。
しかし、その蝉はまだ鳴いていた。

六年生、最後の秋の始まりを告げる虫が、鳴き始める。
その鳴き声が、町中に響き渡っていた。


夜中12時―学校の周りにはある魔方陣のような物が描かれている。

幕末ニャレン8/12 21:31:516033cf/orGYhDT67I||710

魔方陣を書いているのは、ある少女だった。

魔方陣を書き終えると、少女は屋上に向かった。

少女は何かを唱え始める。
「削除された者達の魂よ・・・、対価となり、『削除ノ呪イ』を発動」

その声が学校全体に響くと、後ろから物音がした。 

幕末ニャレン8/12 21:43:236033cf/orGYhDT67I||567

―最後に見えたのは癒水君―
 
振り返った弾みで、足を踏み外し、私の体が急降下していく。
 
 
 
 

「千香ァァァァァッァァァァァァ!!!」
―最後に聞こえた叫び声は私を呼ぶ声だった。

幕末ニャレン8/12 21:49:436033cf/orGYhDT67I||548

事件―削除―未来―血塗れ@  閉鎖

過去編、第1章、終了ですわ。
次回は、癒水と千香の関係でも書こうかなとか思ってます。
桜との関係も書いていこうかなとかも思っています。

第3章、第4章とは桜、癒水の話しです。


それでは、感想とか有りましたら、宜しく御願いします。 

あんな♪8/13 18:21:501211cfxQv8DctYD9s||315
こんばんw☆ミ
見ましたョw幕末ニャレンさん、
これからも頑張ってください!
CHO→楽しみデス♪
応援してまぁす☆★

幕末ニャレン8/13 20:17:226033cf/orGYhDT67I||62
あんな♪様、ご感想ありがとう御座います。

見てくれましたかwマジ有難う御座います。
これからも応援、よろしくです。

次回も良ければ御覧下さい。

幕末ニャレン8/13 20:28:116033cf/orGYhDT67I||813
削除ノ呪イ(1話〜12話)
1【http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10543.html】
2【http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10564.html】
3【http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10587.html】
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幕末ニャレン8/13 20:30:536033cf/orGYhDT67I||291
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事件―削除―未来―血塗れ
【http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10896.html】

一応、残しておきます。
今回から読んだ人とか、居たらどうぞ、1話から見て頂ければ・・・。

popo8/24 20:56:211252cf8v2/WKQZSIw||184
今晩は^^
感想こそ恥ずかしくて書けませんでしたが
凄いです。メチャメチャ楽しいです
ドキドキって感じで拝見させていただいております^^
次回もその先ずっと楽しみです♪
頑張って下さい☆


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