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10897×僕らの旅日記×▼全ての始まり▼キーア8/12 17:57:122191cf/cZWdmfTKcw
 
 遥か昔、人類が誕生して間もない頃―・・・

 大空に十の星が輝いたという

 その星の正体を 人々はと呼んでいた

 十の星が出る日には 必ずしも何かが起こる

 雨が降らず 困り果てた地に星が輝き 青き星が大量の雨を降らせたという

 十の種類を持つ 神々 それは今も尚 動き続けている

キーア8/12 17:58:92191cf/cZWdmfTKcw||885


×僕らの旅日記× ▼第1記 全ての始まり



キーア8/12 18:4:282191cf/cZWdmfTKcw||404
「ねぇねぇ!!姫神伝説って知ってる?」

そう話しかけてきたのは、夜沢中学2年山崎冴子(やまざきさえこ)だった。
ポニーテールの髪は、いつ見てもサラサラで輝いて見える。

「この前さぁ図書室で見つけたんだ。何か、体のどこかにT〜]の数字が刻まれている人が、
神に仕える守護者と神らしいんだ・・・・・って、篠聞いてる?」

同じく、夜沢中学2年、水城篠(みずしろしの)
冴子に背中を向け、震えて何かを唱えていた。

キーア8/12 18:7:342191cf/cZWdmfTKcw||476
「山崎さんが喋ってる・・・山崎さんが喋ってる・・・聞かなきゃ・・・聞かなきゃ・・・」
「あのさ・・・そこまで緊張することか?」

そう、この私、水城篠は、とても怖がりな上、弱い人間なのです。
まともに会話も出来ず、いわば人見知りが人より何倍も激しい。

「ん?アレ・・・篠、あんたその腕の傷・・・」

冴子が篠の左手首にあった「×」の傷を見て言った。
昔からある傷だったが、あまり気にはしていなかった。

「これって・・・神の印かもっ!!×ってことは・・・]で・・・えぇ!!?神じゃん神王だよ!!」

キーア8/12 18:10:22191cf/cZWdmfTKcw||113
何を言っているのか全く分からなかった。
冴子が言っている、神伝説など、そんな話、所詮デタラメだと思っていたからだ。

「そそそそ、そんな・・・事・・・ないよ・・・・・ただの・・・・・傷だから・・・・これ・・・・」
「なあんだ。ただの傷かぁ・・・。本物かと思った」

そう、この時まで、そんな神伝説なんて―・・・
実際に存在しないものだと・・・思っていた。

キーア8/12 18:10:222191cf/cZWdmfTKcw||519

         *



キーア8/12 18:16:342191cf/cZWdmfTKcw||758
「た、ただいま〜・・・」
「あら、おかえりなさい。篠、アンタに荷物届いてたわよ」

家に帰ると、母が夕飯の支度をしていた。
少し振り返って、荷物が届いた事を言うと、また振り向き直った。

荷物?
よく分からなかったが、2階の自分の部屋へと向かって行った。
部屋の真ん中に、小さなダンボール箱が置かれていた。

「なんだろ・・・この・・・小さな箱・・・」


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