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10923CinderellaComplexティアラ8/26 12:8:342191cfKpBKlFQos/U
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     ヒロインと5人の兄と1人の姉

  7人兄弟の(彼らにとっては)日常のお話

 
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ティアラ8/26 12:12:452191cfKpBKlFQos/U||826
 
*:..。o○ 次男(17)と次女(15) ○o。..:*
 

ティアラ8/26 12:15:342191cfKpBKlFQos/U||940
 
学校から行く途中、どっかの誰かに絡まれてそのまんまケンカ。
もちろん、俺の余裕勝ちだ。
男10人で絡んできたくせに、負けてんじゃねぇよ!
軽く顔と腹に一発ずつで済んだものの、見つかったらまたタケヤが五月蠅えんだろうな。
バレるとダリィな…とか考えてると、いつの間にか家に戻ってた。
もうどうにでもなれって感じで、家のドアを思いっきり開けるとかおりが慌ててこっちに来た。
 

ティアラ8/26 12:16:152191cfKpBKlFQos/U||903
 
「百ちゃん!ど、どうしたの?」

「どうしたもこうしたも無ぇよ。いきなりケンカ吹っかけられて、帰って来た。そんだけだ」

「そ、そんだけって…唇切れてるし、歩き方ちょっと変だよ。捻ったんじゃない?」

「あぁ?ん、まぁ…そういや、足首が変な感じだな」
 

俺は言われて気付いたことを言ってみると、かおりは泣きそうな顔になった。

 
「な、何だよ。泣くなよ、泣くなって…ほら、俺なら平気だっての!」
 

ティアラ8/26 12:16:552191cfKpBKlFQos/U||625
 
慌てて足首をぐるっと回すと、かおりはついに泣き出した。
どうなってんだか分かんねぇけど、俺が泣かせてんだってことはよく分かった。
それだけで、俺はどうしようもなく焦っちまう。
こんな自分が情けねぇとは思うけど、かおりが泣いてんのにそんなこと言ってらんねぇ。

 
「かおり?ど、どうしたんだよ」

「何でも、ないっ!いいから、早くソファ座ってぇー!うわーん!」

「分かった、分かったから!ほら、座った、座ったぞ!」

 

ティアラ8/26 12:17:312191cfKpBKlFQos/U||128
 
俺が座ったのを確認すると、かおりはすぐに救急箱を持ってきた。
ソファに座ってる俺の足元に座ると、手慣れた手つきで涙を堪えながら手当てを始めた。
そういや、中学んときに同じことやって泣かれたことあったな…と今になって思い出した。
そんときにもう同じことはしねぇって思ったのに、何やってんだ俺。

 
「終わったよ…」

 
眉間に皺作って不貞腐れた顔しながら、俺の治療済みの足をじっとかおりが見る。
何とも言えない気持ちになって、俯いたまま顔を見せてくれねぇかおりを持ち上げて膝の上に乗せた。
そのままかおりの顔を俺の肩に押し付けると、小さい声のくせにやけに耳に残る泣き声を零し始めた。
 

ティアラ8/26 12:18:222191cfKpBKlFQos/U||660
 
「その、何だ…悪かったな怪我して」

 
そう言って謝ると、かおりは勢いよく俺から頭を離して穴が開くんじゃねぇかってほど見てきた。
照れるっつーか何つーか、緊張するっつーか…とりあえず目を逸らそうとすると、やっと喋り出した。

 
「そ、そういう問題じゃない…そういうのじゃないよ!私は、百ちゃんにケンカをして欲しくないの!」

 
何て言えばいんだと、今度は俺がかおりをじっと見る。
 

ティアラ8/26 12:19:32191cfKpBKlFQos/U||65
 

「だって、ケンカとか危ないもん…今回は小さい怪我で済んだけど、大きい怪我だったらどうするの?」

「ど、どうするって…」

「私は心配で心配で寝れなくなる…みんなだって、そうだよ。みんな百ちゃん大好きだもん。百ちゃん、大切な家族なんだもん!」


何か、すげぇ罪悪感ってのがする…。
まさか、自分の行動にかおりがここまで心配するってことを始めて知った。
いつも竜也を自己中だとか思ってたけど、こんなんじゃ俺も人のこと言えねぇな…。

 
「悪かったな、心配かけちまってよ。もうケンカなんてしねぇよ。あと…ありがと、な」
 

ティアラ8/26 12:19:342191cfKpBKlFQos/U||741
 
膝の上に乗せても丁度良い位置にあるかおりの頭に手を置きながら、目を見て改めて謝る。
返事を今までにないぐれぇに緊張しながら待つと、かおりの目がまたじわじわと濡れ始めた。
嗚呼、また何か失敗したのかよ俺…とか思いながら頭をがしがしかいてると、肩に軽い重みがかかった。
ゆっくりと俺の首に回す細い腕に、肩にかかる長い溜め息に柄にもなく心底安心した。

100%いい雰囲気だっつーのに、バッドタイミングでその雰囲気を壊す2人組が帰ってきやがった。
まだ昼にもなってねぇのに帰ってきたってことは、またサボリか…先公もちゃんと監視しろってんだ!

 

ティアラ8/26 12:20:112191cfKpBKlFQos/U||385
 
「あー!百輝がかおりイジメてるー!」

「なんでだよ!どこをどう見て言ってんだよお前は!」

「もしかして、かおり泣いてる?」

「ばっ!おまっ、余計なこと言ってんじゃねーよ!」

「えー!うそー!百輝許さない!今すぐ離れろー!」

「やってくれるよね、兄さん。僕の大切なかおりを泣かせるなんてさ」

「玲兄のじゃないもん!僕のかおりだもん!とにかく、離れろー!」
 

ティアラ8/26 12:20:442191cfKpBKlFQos/U||877
 
かおりー!とか言いながら走って来たかと思えば、竜也は素早くかおりを俺から引き離しやがった。
後ろからゆっくり歩いてくる玲は、竜也の腕の中に居るかおりの頭を撫でてやがる。
だー!くそっ!お前ら頭良いからってサボってんじゃねぇよ!

 
「かおり、大丈夫?どこも怪我してない?何にもされてない?」

 
腕に力を込めながら聞く竜也。
てか、俺に抗議してたときとは凄ぇ声の違いだなコノヤロウ。
 

ティアラ8/26 12:21:402191cfKpBKlFQos/U||861

そんなこんなで観察してると、今度は玲が竜也からかおりを奪い取った。
左腕でかおりの腰に手を回して、右手の親指で頬を撫で始めた。
人一倍変化に気付きやすい玲が、女の…しかもかおりの涙の跡に気付かねぇなんて、そんな馬鹿げたことあり得ねぇな。
ほら見ろ、すんげぇ目で俺を睨んでやがる。

 
「竜也、ちょっとかおりお願いするよ」

「お願いされなくても、取り戻すつもりだったしー!」

 
竜也にかおりを任せて、玲は静かにこっちに来た。

 
「あー!かおりホントに泣いてたのー!?」

 
チッ、竜也まで気付きやがった…。
 

ティアラ8/26 12:22:252191cfKpBKlFQos/U||667
 
こりゃぁ、かおりに説明を頼むしか…って、寝てるー?!
さ、さっきから一言も喋らなかったのは、寝てたからかよ!
とか思いながらズッコケてる間に、2人はどんどん近付いて来やがる。

 
「兄さん、覚悟…出来てるよね?」

「百輝ウザーイ!僕、絶対に許さないからね!」
 

 

頼む!早く起きてくれ!
(兄ちゃんがデッケェ怪我しても良いのか!?)
 

ティアラ8/26 12:33:12191cfKpBKlFQos/U||523
 
*〇゚+・。.。・+゚〇**〇゚+・。.。・+゚〇**〇゚+・。.。・+゚〇**〇゚+・。.。・+゚〇*

とりあえず、自己紹介も兼ねてヒロインちゃんと6人の兄妹の話を書いていきます。
何となく分かったかと思いますが、兄妹みんなヒロインちゃんラバーです。
支持得られないのは分かってたって、書いてみたかったんだから仕様が無い…!
とにかく、私が満足するまで書き続けますので(w)
キモイと言われようが何といわれようが、兄(という存在)は永遠に私の憧れです!

次回は、ワガママっぷりが隠しきれない竜也くんとのお話を…

付き合って下さり、ありがとう御座いました^^*
 

ティアラ8/28 8:44:32191cfKpBKlFQos/U||709
 
 *-。-*-。-*-。-*-。-*-。-*-。-*-。-*-。-*-。-*-。-*-。-*-。-* 
 

ティアラ8/28 8:45:472191cfKpBKlFQos/U||236
 

  *:..。o○ 五男(15)と次女(15) ○o。..:*  

 

ティアラ8/28 8:46:382191cfKpBKlFQos/U||745
 
学校から行く途中、どっかの誰かに絡まれてそのまんまケンカ。
もちろん、俺の余裕勝ちだ。
男10人で絡んできたくせに、負けてんじゃねぇよ!
軽く顔と腹に一発ずつで済んだものの、見つかったらまたタケヤが五月蠅えんだろうな。
バレるとダリィな…とか考えてると、いつの間にか家に戻ってた。
もうどうにでもなれって感じで、家のドアを思いっきり開けるとかおりが慌ててこっちに来た。
 

ティアラ8/28 8:47:512191cfKpBKlFQos/U||373
 
   失敗;

 
 *-。-*-。-*-。-*-。-*-。-*-。-*-。-*-。-*-。-*-。-*-。-*-。-*
 

ティアラ8/28 8:48:472191cfKpBKlFQos/U||3
 

  *:..。o○ 五男(15)と次女(15) ○o。..:*  

 

ティアラ8/28 8:49:362191cfKpBKlFQos/U||966
 
日曜日の朝。
みんなが寝てるこの家は何だか静かすぎて、ちょっと寂しくなった。
ソファの上に伸ばした足を腕に閉じ込めて、顔を膝に埋めてみても寂しいのは変わらない。
やっぱり、もう1回寝ようかな…なんて思ったとき、急に後ろからぎゅっと抱きしめられた。

 
「やっ…!」
 

びっくりしてちょっとだけ顔をずらしてみると、見えたのは双子のお兄ちゃんのたっちゃんだった。
おはよう、って言おうと思ったときには、たっちゃんは拗ねた顔で口を尖らせてた。
 

ティアラ8/28 8:50:362191cfKpBKlFQos/U||699
 

「今かおり、僕のこといやって言ったー」

「え、あ、ごめんね。いきなりでびっくりしちゃって…ホントに、ごめんね」

「…ぎゅって、かおりからしてくれるなら許してあげる」
 

そんな条件を出してくるたっちゃんは、にっこりと笑ってる。
もう許してくれてるんじゃ…なんて思ったけど、たっちゃんの甘えたは初めてじゃない。
だから、ありがとうってお礼を言うと、いつもたっちゃんは嬉しそうに笑うのを私は知ってる。

 
「ありがとう、たっちゃん」

「僕、この家ではかおりの次に優しいから当たり前だもん。それより、はーやーくー」

「分かったー」

 

ティアラ8/28 8:51:432191cfKpBKlFQos/U||543
 
ゆらゆら揺れながら笑顔で手を広げてるたっちゃんに、私は思いきり抱きついた。
細くて格好良いたっちゃんだけど、ちゃんと力があることも私は知ってる。
双子なのに、全然違う体の硬さが何だか頼もしくて嬉しい。
何となく頭をぐりぐり押し付けてみる。

 
「わーい!かおり、僕のこと大好きなんだー!」
 

急にたっちゃんが抱きしめる力を強くしたから、私はまたびっくりした。
だって、いつもみんなは私が苦しくないようにって加減してくれるのに…。
でも、それほど嬉しかったのかなーって自惚れてみたら、苦しくなくなった。
 

ティアラ8/28 8:52:492191cfKpBKlFQos/U||583
 

「うん、私たっちゃん大好きー!」
 

負けじと腕に力を込めてると、何でかな、すっごく眠くなってきた。

 
「あれー、かおり眠いー?」

「ちょっとだけ…」

「じゃぁ、僕がご飯出来たら起こしてあげるー!」
 

たっちゃんなら絶対一緒に寝ちゃうんだろうなって思ってたら、いつの間にか意識はなくなってた。
次に目を覚ますと、カナちゃんに膝枕してもらってて…たっちゃんは、タケちゃん以外のお兄ちゃん全員に追いかけられてた。
 

ティアラ8/28 8:53:462191cfKpBKlFQos/U||333
 
「ねぇ、カナちゃん」

「何?」

「たっちゃん、何でみんなに追いかけられてるの?」

「竜也たちのことなんて放っておいて、私たちは先に朝食を済ませましょ」

「え、でも…」

「かおり、カナ姉さん、ご飯出来たし食べよ?」

「ほら、タケヤが頑張って作ったんだし…冷めない内に行こ」

「あ、うん!私お腹空いてたのー、ありがとタケちゃん」

 

 
あーズルイ!僕も食べるー!
(お前はかおりを独占した罰で抜きだ!)
 

ティアラ8/28 9:0:422191cfKpBKlFQos/U||887
 
  *〇゚+・。.。・+゚〇**〇゚+・。.。・+゚〇**〇゚+・。.。・+゚〇**〇゚+・。.。・+゚〇*

おはよう御座います♪
寝惚けて間違い、赤っ恥をかいたティアラです*
こんなお兄ちゃんも、欲しいんですよ…!((ちょっと黙ろう
でも何だか、竜也くん弟みたいですよね。
(って、どうでもいいか)

次回は、冷静沈着な三男坊の玲くんを…
(まだまだ続くぞー)

付き合って下さり、ありがとう御座いました^^*
 


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