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10944START_第2話キーア8/31 9:58:562191cf/cZWdmfTKcw

 突然現れた私の力

 何もなかった普通の人生に

 大きく変化をもたらせた

 こんな人生 歩む気なんて なかった

 だけど 進んでしまった人生という道に

 戻る事は できないのだ

キーア8/31 10:4:412191cf/cZWdmfTKcw||736
START_第2話 使命 

「大丈夫です!姫さんは、俺が命をかけてお守りします!

いきなりの言葉に、私は気が動転してしまった。
真田 悠∴齣フこの人は、何を思ってこんな事を言い出すのだろうか。

「え・・・・・・ヒヒ?」
「姫さんを護るのは、守護神の使命ですから」

笑顔で答える彼の顔は、女子生徒の中では人気が高いだろう。
立ち止まったその先を見ると、自分の家までやってきていた。

キーア8/31 10:8:142191cf/cZWdmfTKcw||294
「あ・・・ここ・・・・・私の・・・・・・家・・・」
「ココッスか。立派な家ッスね!!」

 それ程立派ってほど立派な家じゃない。
普通の一軒屋で、周りと大差ない程の大きさだった。

「じ・・・・・・・ま・・・た・・・・あ、明日・・・・」
「はいっ!!また明日!!」

彼はそう言って、どこかへかけて行った。
本当に不思議な人だ。私といきなり出合って・・・姫神だとか・・・。よく・・・分からないや。

キーア8/31 10:14:232191cf/cZWdmfTKcw||78
自分の部屋で、ベッドに寝転んだ。
今日は・・・何だか・・・疲れたな・・・。

  *

次の日の朝、篠はいつものように目が覚め、学校への準備を終わらせると、
7時30分には家を出た。
家の門の前に人影があった。

「あ、姫さん!!おはようございます」
「・・・・・・お・・・・・はよ・・・・・・・さ・・・なだ・・・く・・・ん」

キーア9/1 15:16:572191cf/cZWdmfTKcw||884
当たり前のように、真田悠は、篠の家の前に立っていた。
そして、篠に笑顔を向けると、篠の隣に並んで、歩いてった。

「姫!!今日は、守護神探ししませんか?」
「しゅ・・・ご・・・?」
「はい!!俺と姫をのけて、残り8人の神を探すんッス!どうです?」

何故だか嬉しい。
何を話しているかは別として、こうして誰かと一緒に学校へ行くことなんて、
なかったから、ましてや会話までして・・・ドキドキしている。

「どうか・・・しましたか?姫」

キーア9/1 15:32:492191cf/cZWdmfTKcw||623
「い・・・・や、何も・・・ない・・・です」
「それはよかった。姫、もう俺に敬語使わなくていいッスよ!」

彼の優しい笑顔に、何故か心奪われる気がした。
いやいや、こんなに優しくしてくれるのは、まだ転校してきたばっかりで、
よく分からないからだ。
姫神だのなんだの、そんなの・・・嘘だよ。

「で、この俺と姫がつけてるブレスレッドで、神が探せるんです!!」
「え・・・・どう・・・・やって?」
「えっとですね・・・見てて下さい」

キーア9/1 15:48:122191cf/cZWdmfTKcw||770
そう言うと、服の裾をまくりあげ、ブレスレッドを出した。
だが、私の目には、ブレスレッドより先に、
右腕に刻まれたタトゥが目についた。
服の裾からまだ先に伸びているようだった。

「(なん・・・だろコレ・・・・・・?)」
「このブレスレッドの裏面のスイッチを入れて・・・っとホラ!」

真田のブレスレッドと篠のブレスレッドを近づけた。
すると、2つのブレスレッドがそれぞれの色を放ち、光った。

「ひ・・・かった・・・?」

キーア9/1 18:34:52191cf/cZWdmfTKcw||389
「神の証であるブレスレッドを身に着けた神にのみ、反応するんです」


 私の光はなんともいえない綺麗な色で、
真田君のは、赤く炎のような色をしていた。
自分のブレスレッドの下にある、「]」と言う称号。
これが本当に・・・姫神という奴なのだろうか?
こすっても、こすっても、ひっかいても、どうやっても消えないこの跡。


「あ!姫さん!!ブレスレッドの光が姫さん以外を差してます!!」

キーア9/1 18:40:252191cf/cZWdmfTKcw||969
光が強くなる方向を探し、その方向にそって歩いた。
体育館の横を通り、体育館裏まで来ていた。
そこで光は、さらに強くなった。


「ここらへんに居ると思うんッスけどねぇ・・・」
「あ・・・さな・・・だ君、あ・・・あそこに・・・いる・・・人・・・」


体育館裏にある、何本かの木の1本に、1人の男子生徒が木の上で本を読んでいた。
脇には、竹刀を持っており、静かに本を読んでいる。


「アイツッスか。でも、この辺りに居る奴はアイツだけですし・・・」

キーア9/1 18:43:172191cf/cZWdmfTKcw||504
真田は、男の居る木の下まで行くと、男に話しかけた。


「おいテメェ!!お前、神だろ!!」


男は気づいているのか、気づいてないのか、本を読んだまま、何の反応もしなかった。
しかし、真田は諦めず、叫び続けた。
それでも男は、何も言わず、ただ本を読み続ける。


「ックしょー!!アイツ、シカトしやがる・・・」


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