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10945CinderellaComplexティアラ8/31 10:35:62191cfKpBKlFQos/U
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     ヒロインと5人の兄と1人の姉

  7人兄弟の(彼らにとっては)日常のお話

 
*http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10923.html

 
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ティアラ8/31 10:37:192191cfKpBKlFQos/U||573
 

  *:..。o○ 三男(16)と次女(15) ○o。..:*  

 

ティアラ8/31 10:38:62191cfKpBKlFQos/U||39
 
リビングのドアを開ければ、賑やかな日曜の午後。
皆が家に居れば、こんなもんだよね。
そう思いながらリビングのドアを閉めようとしたら、竜也にからかわれてた百兄さんが調子に乗って花瓶に肘をぶつけた。
いきなりでちょっと驚いたけど、こんなことは日常茶飯事。
何とか全神経を使って、かおりが毎朝変えてくれてる花だけはキャッチ出来た。
花瓶を割ったことにみんなが2人を説教をしている隙に、キッチンへ滑り込む。
そこで今日、初めて挨拶以外でかおりと喋った。
カナ姉さんのガードは厳しいからねぇ。
 

ティアラ8/31 10:38:522191cfKpBKlFQos/U||94
 
「何かあったの?」

「また、あの2人が花瓶を割ったんだ」

「そっかー」

「安心して、何とか花は無事だから」

「あ、いつもありがとー」
 

いつもなら困った顔で笑うのに…今回は違う笑顔。
ていうか、寧ろ嬉しい?

 
「怒らないの?」

「上の棚開けてみてー」

「上?オッケー」
 

あれ?かおりって話流すタイプだったけ?って思いながら棚の扉を開けてみると、一番に見えたのは花瓶。
 

ティアラ8/31 10:39:252191cfKpBKlFQos/U||129
 
「わーお、やるねー」
 

軽く口笛を吹きながらかおりを見ると、作業をしていた手を止めて得意げに笑ってた。
にっこり、という効果音が可愛く聞こえてきそうな笑顔に、僕は一瞬らしさを見失いそうになった。

 
「私にだって、学習能力はあるもん」

「えらいね、かおりは。2日に1回は必ず怒られてる、どっかの2人とは大違いだよ」
 

頭を撫でると照れたようにはにかむ笑顔は、本当に竜也と一緒に生まれてきたのかを本気で疑わせるね。
…実は違うんじゃない?
だって、竜也とは違いすぎる。
 

ティアラ8/31 10:39:522191cfKpBKlFQos/U||384
 
「じゃ、この花を新しい花瓶に入れ替えとくよ」

「ありがとう、お願いします」

「この花…この前、僕が持って帰ってきた日からずっとこれだよね」

「うん、ずっと前から気になってたんだよね。玲ちゃんが持って帰って来て、ついに火が付いた…って感じかな」

「そっか、僕がきっかけになったとか…嬉しいことばかり言うね、かおりは」

「ん?呼んだ?」

「何でもないよ。それより、そんなに気に入ったんだったら、明日は花を買わずに待っててくれないかな?」

「え…あぁ、プレゼントしてくれるんだ!嬉しいなー、ありがとう」
 

ティアラ8/31 10:40:302191cfKpBKlFQos/U||465
 
そんなに喜んでくれるんだったら、明日の予定はキャンセルしとかないとね。
ついでに、他の花も勉強しておこうかな。
カフェの近くに出来た花屋のサナちゃん、親切だしね。

 
「…でも、嫌じゃないかな?」

「どういう意味?」

「だって…1週間ずっと、この花だからみんな飽きたりしないかなって」

「大丈夫だよ。かおりのお気に入りだって分かれば、みんな好きになるよ。もちろん、僕もね」

「そ、そうかな…」
 

うん、焦るかおりも可愛いね。
ていうか、この家の中心はかおりだってことに、いい加減気付いて欲しいかな。
少しでもかおりに元気がないと、みんな体調崩すよ?って程に心配するんだから。
 

ティアラ8/31 10:41:22191cfKpBKlFQos/U||614
 
「そんなに気になるなら、僕にいい考えがあるよ」

「ホントに?!」
 

たまには、かおりの前で心からの余裕を見せたいからね。
みんなには協力してもらうよ。

 
「みんなに、私はこの花好きなんだけど…みんなはどんな花が好き?って聞いてごらん」

「…それがいい考え?」

「うん、そう」

「みんなが違う花が好きだったら、どうするの?」

「それはないと思うけど、もしそうなったら明日からみんなの好きな花を飾っていけばいいよ」

「そっか!じゃぁ、ちょっと不安だけど聞いてくるね!」

「ん、いってらっしゃい」
 

ティアラ8/31 10:41:562191cfKpBKlFQos/U||213
 
この花を飾りたいっていうオーラを出してるかおりに、逆らえる人はこの家には居ないよ。
きっと5分もしない内に帰ってくるから、早く花瓶をちゃんと準備しておかないとね。

 

 
おかえり、どうだった?
(みんなも、かすみ草が大好きだって!)
 

ティアラ8/31 10:45:572191cfKpBKlFQos/U||983
 
  *〇゚+・。.。・+゚〇**〇゚+・。.。・+゚〇**〇゚+・。.。・+゚〇**〇゚+・。.。・+゚〇*

おはよう御座います@
何となくで新スレを立ててしまっている、ティアラです*
うーん…結構、玲くん書きやすい♪”
キャラと共に書きやすさも気に入りましたw

次回は、姉であるカナさんを…
(どこまでも続くぞー)

付き合って下さり、ありがとう御座いました^^*
 

ティアラ9/2 9:22:582191cfKpBKlFQos/U||629
 
 *-。-*-。-*-。-*-。-*-。-*-。-*-。-*-。-*-。-*-。-*-。-*-。-* 
 

ティアラ9/2 9:24:342191cfKpBKlFQos/U||850
 

  *:..。o○ 四男(16)と次女(15) ○o。..:*  

 

ティアラ9/2 9:25:442191cfKpBKlFQos/U||122
 
 何でだろう?また失敗orz

 
 *-。-*-。-*-。-*-。-*-。-*-。-*-。-*-。-*-。-*-。-*-。-*-。-* 
 

ティアラ9/2 9:27:182191cfKpBKlFQos/U||576
 

  *:..。o○ 長女(17)と次女(15) ○o。..:*  

 

ティアラ9/2 9:28:52191cfKpBKlFQos/U||558
 
夕方のニュース番組での、デザート特集。
食べれないのは分かってても、ついつい見てしまう。
見てしまうのは私だけじゃなくて、竜也とタケヤも同じ。
竜也なんて、クッションを抱きかかえて今にもテレビを食べてしまいそうな勢い。

 
「うわー!僕、これ食べたい!ねータケー」

「うん、そうだね」
 

…それ言うと悲しくなるから止めなさいって言ったのに…。
でも、和菓子か…。
 

ティアラ9/2 9:28:392191cfKpBKlFQos/U||322
 
「たまには、和菓子も良いかもねぇ」
 

このみたらし団子、美味しそう…。
今思うと、食後のデザートをいつもかおりが作ってくれるけど、いつもプリンとかゼリーとか洋菓子だけだったしねぇ。

 
「カナちゃん怒らないー。何でー何でー」

「カナ姉さんも、欲しいから…じゃ、ないかな?」

「ふーん。思ってること言うと、怒られないんだー」

「何でもってワケじゃないけどね」

「じゃぁ、どんなことー?」

「えっと…納得出来るようなこと、かな」

「へー。例えば、カナちゃんは最近、かおりの作るデザートとかお菓子の食べ過ぎで太ってきたのを悩んでるー!…とか?」

「え、そ、それは…」
 

ティアラ9/2 9:29:302191cfKpBKlFQos/U||821
 
チラチラ私の顔みてタケヤは焦ってるけど、丸聞こえよ!
女の子の悩みを大声で披露するなんて、最っ低!
嗚呼、ニヤニヤしながら百輝が竜也に絡みに行ってるし!

 
「マジかよ竜也!傑作だな!」

「ホントだよー。だって僕、体重計に乗りながら溜め息吐いてるカナちゃん見たもん」

「真実でも、繊細な女の子のデリケートな悩みを暴露するっていうのは、紳士な僕としては如何かと思うね」
 

玲…見直したわ!
こんなに良い弟だったなんて…これからはアンタの扱いを考え直してあげる!

 
「うるせー!紳士なら引っこんでろ!おい竜也、もっとねぇーのか?」

「あとねー、あ!この前ねー」
 

ティアラ9/2 9:30:92191cfKpBKlFQos/U||14
 
もう、限界!
これ以上百輝に弱味を握られるなんて、耐えられない!
 

「あんたたち…いい加減にしなさい!」

「ひっ…お、俺は何もしてねーよ!全部、竜也が勝手に言ったことだろーが!」

「僕は悪気ないもんねー。だから、僕は悪くない!」

「あ!おまっ、ズリーぞ竜也!」

「うっさい!2人とも正座!」

「はい、スミマセン」

「えー何でー!僕は悪くなーい!」

「黙って早く正座!」

「ぶー」
 

今日という今日は、絶対に許さないんだから!
覚悟なさい!
 

ティアラ9/2 9:30:402191cfKpBKlFQos/U||876
 
「あーあ。この様子じゃ、2人とも夕飯抜きだね」

「で、でも…」

「そんなに心配なら、タケヤが何とかしてきなよ。僕はもう関係ないね。あ、かおり。夕飯出来たんだ」

「え?あ、うん…」

「そ、いつもありがと。3人は放っておいて、先に食べるとしますか。もうすぐ菊斗兄さんも帰ってくる頃だし」

「ただいま」

「あ、おかえりなさい、菊ちゃん」
 

結局、私はかおりに宥められて許してあげた。
でも宥められるまでの1時間30分の間、1度も休むことなく説教が出来たし異論はないわね。

 

 
あー、スッキリしたー
(あ、足がしびれて動けねぇ…)
 

ティアラ9/2 9:43:172191cfKpBKlFQos/U||994
 
  *〇゚+・。.。・+゚〇**〇゚+・。.。・+゚〇**〇゚+・。.。・+゚〇**〇゚+・。.。・+゚〇*

おはよう御座います@
学習能力がないせいでまた前スレと同じ失敗をした、ティアラです*
実は、次の話が重要とか…(えぇー)
明日から新学期なので、何となく次の話も即アップしちゃいますw

次回は、長男の菊斗くんを…
(自分にがばしょー)

付き合って下さり、ありがとう御座いました^^*
 

ティアラ9/2 9:53:232191cfKpBKlFQos/U||204
 
 *-。-*-。-*-。-*-。-*-。-*-。-*-。-*-。-*-。-*-。-*-。-*-。-* 
 

ティアラ9/2 10:3:312191cfKpBKlFQos/U||904
 

  *:..。o○ 長男(22)と次女(15) ○o。..:*  

 

ティアラ9/2 10:7:332191cfKpBKlFQos/U||629
 
今日は、早めに帰ることが出来た。
時計を見ると、時刻は午後4時。
この時間だと家にはかおりだけか…。

 
「ただいま」

「おかえりなさい。菊ちゃん、今日は早いね」

「まあな。誰か帰ってるのか?」

「百ちゃんは部屋で寝てる。たっちゃんは散歩に行っちゃった」

「またサボリか。玲は珍しくちゃんと行ったんだな」

「お昼からだけどね」

「そうか。それより、何を作ってるんだ?」
 

ティアラ9/2 10:13:242191cfKpBKlFQos/U||67
 
ここは、長男の俺が注意すべきなのだろうが、そういうのは個人の自由だと思うため何も言わない。
したいように行動したことを注意されるというのは、俺自身嫌いだからな。
自分がされて嫌なことは、俺はしない主義だ。

 
「今ね、みたらし団子作ってたんだ」

「どちらかと言えば洋菓子派なかおりがか…?」

「昨日のデザート特集みたいなので、カナちゃんが和菓子もたまには良いかもって言ってたから」

「いつも思うが、あんな兄弟に流されることなく、よくこんなに良い子に育ってくれたな。俺は心底嬉しい」

「あ、ありがと。…あ、そうだ。菊ちゃん試食して」
 

ティアラ9/2 10:15:502191cfKpBKlFQos/U||375
 
皿の上に乗った団子とかおりを交互に見る。
大丈夫だとは思うが、何せ初めてのかおりの和菓子。
少し不安なのは否めないが、可愛い妹のためを思い食べてみる。

 
「…美味しいな」

「ホントに?嬉しい!」

「初めてとは思えないな」

「ありがとー」
 

照れながら笑うかおりは、この上ない癒しだ。
思わずかおりの頭を撫でる。
そんなことをしていると、玄関のドアが開いた。

 
「ただいまー」

「ただいま、かおり」
 

ティアラ9/2 10:21:182191cfKpBKlFQos/U||170
 
声からして、カナと玲だな。
玄関へと小走りで向かったかおりを見送りながら、ソファへと座り新聞を読む。
リビングのドアが開いたかと思うと、静かなリビングが一気に騒がしくなった。
 

ティアラ9/2 10:24:42191cfKpBKlFQos/U||39
 
「ちょっと!アンタまたサボったんですってね!」

「姉さんには関係ないでしょ。あ、菊斗兄さんじゃない。早いね、おかえり」

「あ、菊兄さんいたんだ。おかえり。ていうか、菊兄さん聞いて!」
 

ティアラ9/2 10:24:242191cfKpBKlFQos/U||543
 
「菊斗兄さんに言っても無駄だって分かってるのに、姉さんもよくやるね。見上げた根性ってこのこと?」

「なっ!何ですって!」

「落ち着け、カナ。玲も挑発するんじゃない」

「口喧嘩だと、姉さんじゃ僕には勝てないしね」

「菊兄さん!」

「分かっている。ほら、玲も早く部屋に戻ったらどうだ。株の動きが最近活発らしいぞ。確かめなくて良いのか?」

「そうだった。あ、かおり…」

「大丈夫。ご飯が出来たらちゃんと呼ぶね」

「ありがと」
 

ティアラ9/2 10:25:432191cfKpBKlFQos/U||893
 
そうして、またリビングに静けさが戻った。
玲はいつも頭を使う所がズレているな。
短気なカナと百輝は、いつも苦労しているだろう。

 
「カナちゃん、ちょっと来てー」
 

にっこりと笑いキッチンから手招きをするかおりを見ると、何故だか俺まで顔が綻ぶ。
それはカナも同じらしく、さっきまでの鬼のような形相は何所へやら、笑顔でキッチンへと歩いて行った。
団子が4・5本置かれた皿をカナに差し出し、何かを説明している様子がカウンターキッチンのためよく見える。

 
「ありがとう、かおり!」
 

ティアラ9/2 10:26:322191cfKpBKlFQos/U||684
 
感極まったカナが、団子の皿を無視してかおりに抱きついた。
長年の経験を生かして、腕が伸びてきた瞬間に皿を上にあげることで危機を回避したみたいだが、腕が疲れるのも時間の問題だな。
少し重い腰を上げて、ゆっくりとキッチンへ足を進め、かおりが持っている皿を代わりに持つ。
俺の気配に気付いたのだろう、カナが顔を上げて俺を見た。

 
「カナ、周りを見て行動しろ。かおりが困っていたぞ」

「あ、ごめんね。大丈夫だった?」

「うん、平気」

「それにしても、喜んでくれて良かったな」
 

俺がそう言うと、かおりは少し焦った。
その様子と俺の言葉で、カナは眉間に皺を寄せた。
 

ティアラ9/2 10:26:572191cfKpBKlFQos/U||927
 
「何?菊兄さん、このこと知ってたの?」

「き、菊ちゃん…」

「帰ってきたときに聞いた。試食もしたしな。こんなに美味しい団子を独り占め出来るカナは、幸せだな」
 

俺がそう言った途端カナは肩を落とし、かおりは溜め息を吐いた。

 

 
ん?どうかしたか?
(菊兄さんのせいで、何か台無し!)
 

ティアラ9/2 10:30:72191cfKpBKlFQos/U||637
 
  *〇゚+・。.。・+゚〇**〇゚+・。.。・+゚〇**〇゚+・。.。・+゚〇**〇゚+・。.。・+゚〇*

改めまして、おはよう御座います@
失敗しなかったことをあり得ないくらいに喜んだ、ティアラです*
菊斗さん…ひーいずくーる!(もっとがんばりましょう)
次女のサプライズ、長男によって玉砕w

次回は、四男であるタケヤくんを…
(ここでやっと四男だー)

付き合って下さり、ありがとう御座いました^^*
 


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