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10955おはなし☆デリカレー☆9/3 10:57:422191cftKMeK0GKK5Q
こんにちは。
久しぶりにチビファンの事を思い出して、ログインしてみたのですが…まず自分のキャラが残ってた事に感激、プラスしてよくこんな酷いHNでやってたな、と。
覚えてくれている人はお久しぶりです、始めましての方は始めまして。
とりあえず、コレだけではいけないと思うので作品投下します。

☆デリカレー☆9/3 11:4:442191cftKMeK0GKK5Q||304
ミスって完了してしまったorz

☆デリカレー☆9/3 11:8:512191cftKMeK0GKK5Q||313
季節は冬、丁度12月に入ったくらい。

俺は高橋 淳(たかはし じゅん) 一応学生をやっている。

基本的に俺は恋愛というものをしない、バカバカしいとまでは思ってないが、まず惚れることが無いんだ。
しかし、その考えも先月ぶっ飛んだ。
なかなか惚れさせない俺を惚れさせたんだ、ソイツは本当に可愛くて…可愛いなんて言葉じゃ表せない、基本的に周りの奴とは違うんだ。
何か特別なことがあった訳じゃない、何かやさしくしてもらった訳ではない、ただ、急に愛しく感じるようになってしまった。

☆デリカレー☆9/3 11:11:342191cftKMeK0GKK5Q||741
ソイツの名前は 佐藤 麻衣香(さとう まいか) 同い年で同じクラス。

そんな事を考えていると

「おい、淳。何考えてんだよ?」
と、低い声が聞えてきた。
「何考えていたって良いだろー、俺は暇じゃないんだ」
「どう見たら暇じゃないように見えるんだよ、明らかに暇そうじゃねーか」

まぁ、一応説明するとこいつは俺の小学校の頃からの友達の 鈴木 歩(すずき あゆむ) 結構五月蝿い所もあるが、基本的に良い奴だ。

☆デリカレー☆9/3 11:14:122191cftKMeK0GKK5Q||162
「ところで、さ。今日、帰りにゲーセンでも寄っていかないか?」
「ゲーセンか…今そういう気分じゃないんだよな。悪い、一人で行ってくれないか?」
「なんだよ…淳、お前最近ノリ悪いな」
「ノリとかじゃなくてさ…なんか、こうトキメクもんがあるんだよ、悪いな」

何がトキメクかって?…そんなの分かってるだろ?
っと、ご本人のご登場だぜ?

「あ、お、おい。佐藤」
「あ、何ー?」
何も考えずに話しかけてしまった。

☆デリカレー☆9/3 11:16:322191cftKMeK0GKK5Q||624
「い、いや…特に用は無いんだけどさ、元気か?」
「?? 元気だよー?」
「そ、そうか。じゃあな」

おい、俺…何意味わかんない会話してんだよ…。
それにしても、さっきのドキドキ感はたまんねぇ…。

「淳、お前佐藤に脈ありか?」
「そう見えるか?」
「あぁ、そう見えた。ありゃあっちも少なからず意識してるぜ?」
「なんだよ、俺ニヤニヤでもしてたのか」
「ニヤニヤなんてもんじゃねぇ、確実によだれ出てた」
「何だソレ、俺確実に気持ち悪い男だと思われたじゃねーか!」

☆デリカレー☆9/3 11:19:22191cftKMeK0GKK5Q||237
とか、会話しながら俺たちは学校を出た。

「で、さ。さっきの話だけど…佐藤って好きな奴が居るってウワサだぜ…?」
「ま、まじかよ!? そりゃねーぜ…」
「あぁ、何でも片思いらしい、誰に想いを抱いてるかまでは知らないけどな」
 
なんて事…アイツに好きな奴が居たなんてよ…。
確実に俺に惚れさせるしかないって事か。

「ま、大丈夫さ。アイツもいつか俺の魅力に気づくって」
「頑張れよ…、俺はお前の味方だ。何でも相談して来い」
「さんきゅー、じゃあ、俺こっちだからさ。じゃあな」

といってわかれた。

☆デリカレー☆9/3 11:23:22191cftKMeK0GKK5Q||170
くっそ…アイツ好きな奴が居たのか…。
俺の初恋だぜ…!?こんな簡単に終わって良いのかよ。

いや…待てよ、アイツに直接聞いたわけじゃない。
まだ本当か嘘かなんて分からないだろ。
本当だとしても、もうソイツの事はどうでもよくなってるかもしれない。

ウワサだけで人を決め付けるのはよくないだろ。

明日にでもどこかに誘い出して聞いてみよう。

☆デリカレー☆9/3 11:24:412191cftKMeK0GKK5Q||549
そして次の日。
俺は勇気を出して佐藤を誘い出した。

「で…高橋くん、何?」
悩んでても仕方ない、単刀直入に聞こう。
「あの…さ、さ、佐藤って…好きな奴とか居るのか…??」

こんな事聞いたら脈ありってばれるよな…どうか、居ないと帰ってくるように。
それだけを願った。

☆デリカレー☆9/3 11:25:452191cftKMeK0GKK5Q||689
「う…うん、居るよ」

☆デリカレー☆9/3 11:27:272191cftKMeK0GKK5Q||804
そ、そんな…。

くそ、そんなのってアリかよ!?
初恋だぜ…?初恋。
居ないよ って返ってきて、そこから俺と佐藤の恋の始まり。じゃないのかよ…。
こんなのって酷いだろ…。

で、でもまだ…。

「そ、そうなのか…あはは、変な事聞いてごめんな。で、さ…俺、お前の事好きなんだ」

自分でも何言ってるのか分からなかった。

☆デリカレー☆9/3 11:29:372191cftKMeK0GKK5Q||535
「お前本当に可愛いんだ、正直ヤバイって思うぐらい。俺は確実に惚れた、それで、今、嘘偽りない想いをお前に伝えている…好きな奴が居るって言うお前にこんなこと言うのは最悪な奴かもしれない。だけど、さ、俺の思いを伝えたかったんだ」

「え…え…??」

ただ困っていた、その姿を見て、俺はたまらなく愛しく感じてしまう。

これは完全な恋なんだ。
このままで終わらせちゃ絶対俺が後悔する、粘りまくってどうにかこっちに振り向かせてやる…!

☆デリカレー☆9/3 11:32:192191cftKMeK0GKK5Q||444
「ご、ごめんなさい…さっき言ったとおり、私、好きな人が居るの…高橋くんの気持ちは本当に嬉しい、だけど…私には好きな人が居るんです…本当にごめんなさい!」

そう言うと、佐藤は立ち去った。

「…は…はは…」
自然と笑いが出てきた、勿論気持ち良い笑いじゃない。
振られたんだぜ…?俺が始めてした恋でさ、振られたんだよ…。
どれだけ胸が苦しいか分かるか…?
こんなに苦しい思いをするなら恋なんてしないほうがよかった。

もうだめだ。

そういうと、俺は学校を出た。

☆デリカレー☆9/3 11:34:382191cftKMeK0GKK5Q||206
俺が本当にアイツのことを好きなら、アイツの恋を応援してやるべきだろうか?
分からない、今の俺にはわからない。
ただ、家に帰って速く寝たかった。

☆デリカレー☆9/3 11:36:12191cftKMeK0GKK5Q||887
「ねぇ、麻衣香ー?さっき高橋くんに呼び出されてたけど、何かあったの?」
「ん…秘密だよー」
「秘密って…もしかして…高橋くんと…!?」
「ち、違うよ…私も正直迷ってるの…うん、色々と」
「色々って…何!? ちょっと、麻衣香ー」

☆デリカレー☆9/3 11:40:222191cftKMeK0GKK5Q||482
麻衣香は家に帰る途中だった、後5分、遅く帰っていればこんな事にはならなかったのかもしれない。

「あれー?佐藤じゃねーか」
「…?あ、高木先輩…!」

丁度その人と会った、そう、彼が 高木 俊也(たかぎ しゅんや) 麻衣香の片思いの相手だ。

麻衣香はいつ想いを伝えようか迷っていた、先延ばしても仕方ない…。

「あ、あの。高木先輩…!お話したいことがあるんです」
「あー?何?」

☆デリカレー☆9/3 11:42:362191cftKMeK0GKK5Q||896
「告白か?悪いけど俺、もう付き合ってる人が居るから」
「告白じゃないです、悪いですけど、今後一切私に近寄らないでください。それでは」

麻衣香は想いを伝えた、正直ストーカー行為に近い物を最近受けていた。
コレですっきり。

☆デリカレー☆9/3 11:44:32191cftKMeK0GKK5Q||692
あぁ…なんでさっき、高橋くんにあんな言い方してしまったんだろう…?
わ、私だって高橋くんの事が大好きなのに…いつの間にか高木先輩と一緒に居るところを色々見られて、それで、私が高木先輩のことが好き みたいになっちゃって…どうしたら良いんだろう…しっかり想いを伝えれば良いのかな…。
直接言うのは恥ずかしいから、手紙を書こう…。

と、麻衣香は手紙を書いた。

☆デリカレー☆9/3 11:44:492191cftKMeK0GKK5Q||662
何もやる気がしない、今日は学校を休もう。
佐藤の事しか考えられない。
もう学校になんて行く気がしない。

淳は学校を休んだ。

☆デリカレー☆9/3 11:45:412191cftKMeK0GKK5Q||121
「なんだ…今日、高橋くんお休みなんだ…」

麻衣香はがっかりしていた、しっかり手紙を書いて、今日渡そうとしていたから。

明日は来てくれるよね、そんな風に思って帰宅した。

☆デリカレー☆9/3 11:46:72191cftKMeK0GKK5Q||885
次の日も淳は休んだ。

もうどうでも良いんだ、本当に。

☆デリカレー☆9/3 11:48:162191cftKMeK0GKK5Q||31
「ま、またお休みなの…?」
麻衣香は本当にがっかりした、もしかしたら、この前のことがあって調子を崩しているのかもしれない…。

そう思い

「ね…ねぇ、鈴木くん…。高橋くんの家ってどこか分かるかな…?」
「お、おぉ!?佐藤がアイツの家を聴くなんて…あぁ、分かるぜ」

………

「分かった、ありがとう!今からちょっと家に行ってみるね」
「な、何の用なんだよ…?って、あぁ、もう行っちゃった」

☆デリカレー☆9/3 11:50:22191cftKMeK0GKK5Q||11
手紙を片手に麻衣香は急いだ、早く想いを伝えたくて、謝りたくて…それだけ。

今日だけ妙に信号に引っかかる。

青だ…!
この信号を渡れば直ぐ高橋くんの家のはず。

その時だった、ありえないスピードで信号無視をした車が突っ込んできたのは。

バンッ!!!!

丁度、麻衣香にぶつかった。

☆デリカレー☆9/3 11:50:562191cftKMeK0GKK5Q||289
な、なんだ!?今のでかい音は。

流石の淳も気になって、外に出た。

そこには、信じられない光景が広がっていた。

開いた口がふさがらない、まさにソレだった。

☆デリカレー☆9/3 11:52:472191cftKMeK0GKK5Q||44
お、おい…コレ、麻衣香かよ…?
ちょっと…まずいだろ…。
まずいってレベルじゃねぇ…完全に潰れちまってる…。

そう、そこに居た麻衣香はいつもの元気な麻衣香じゃなかった、車に引かれていて…死んで…居た。

丁度警察が来た。

「お…おい…なんだよ、これ!!!」
警察に食って掛かる。

「な、なんだ…君は!」

☆デリカレー☆9/3 11:54:62191cftKMeK0GKK5Q||692
「なんだじゃねーよ!!!誰がやったんだ!!!っていうか、コレは本当に麻衣香なのか!!!早く調べてくれ!!!」

勿論、取り押さえられた。

麻衣香なのか!じゃない、アレは麻衣香だ。

…愛した…奴の顔を…忘れるわけないだろ…?

糞…なんで麻衣香がこんな所に居るんだ…それ以前に…何が起きたって言うんだよ!!!

☆デリカレー☆9/3 11:56:162191cftKMeK0GKK5Q||54
その場で色々と聞いた、麻衣香の親だと思われる人も来た。

何でも、信号無視した凄いスピードのトラックが麻衣香にぶつかったらしい。
ぶつかったなんて表現は正しくない…つぶした。

一瞬で…だぜ?気の緩みか何か知らないけど、俺の大切な人を…奪っていきやがった。
なんでも、ソイツはいわゆる ひき逃げ らしい。

冗談じゃねえぞ…なんでそんな奴にコイツが殺されなくちゃいけないんだ…。

☆デリカレー☆9/3 11:58:12191cftKMeK0GKK5Q||242
その時、俺は自分の過ちに気づいた。

そう…俺が家にこもっていたから…心配して家に来てくれたんじゃないか…?

アイツの事ならありえるって…おい…俺が悪いってのか…?

すると、俺は麻衣香が何か手に持っているのが見えた。

…?手紙…?

警察の許可なんて取らない、俺はその手紙を奪い取った。

☆デリカレー☆9/3 11:59:62191cftKMeK0GKK5Q||451
お…い…。

俺は泣いた、兎に角泣いた。

なんだよ…これ…うわぁぁぁ…

なんてことだ…糞…糞…涙がとまらねぇ…。

☆デリカレー☆9/3 12:1:522191cftKMeK0GKK5Q||935
手紙の内容はこうだ。

高橋くん…この前はすみません…まだ、自分の気持ちに整理がついて無くて…あんな言い方をしちゃった…本当にごめんなさい。今なら言えます、私は…高橋 淳くんの事が大好きです…!
あの時、本当に嬉しかったんだよ…?まさか、私の事好きで居てくれたなんて思わなかったから…。
その…今度…どこかへお出かけしませんか…?勿論、二人で。
お返事待ってます。
                             麻衣香

☆デリカレー☆9/3 12:4:212191cftKMeK0GKK5Q||536
考えてみたら…アイツはコレを俺に渡したかったんだろ…!?

今度…今度っていつだよ…お前はその今度になったら帰ってきてくれるのかよ…!?
あぁ、俺はお前のこと大好きさ…コレからも沢山思い出を作りたかったさ…!!!
俺が学校なんて休まなければ…コレから幸せな日々が待っていたっていうのか…!
なんだよ…これ!どういう事だよ!!
誰がアイツの命を奪った!誰が俺たちの幸せを奪った!!!!

あんまりだろ…!?俺とアイツがお前に何をしたっていうんだよ…。
酷すぎる…あんまりだろ…。

あんなにキレイだったアイツの顔を、こんなにしやがって…!!!!!

☆デリカレー☆9/3 12:6:312191cftKMeK0GKK5Q||306
愛してたんだぜ…?本当に。

もう一度この気持ちを伝えたい、だけど相手はここに居ない。

辛さが分かるか…?会いたくても会えないんだぜ?
俺もしねば天国で会える…?絶対逢えるのか…?
そんな事誰にも分からないだろ…!?

く…そ…。

俺は、そのまま倒れた。

☆デリカレー☆9/3 12:7:272191cftKMeK0GKK5Q||307
目が覚めると、俺はベッドの上に居た。

親が運んでくれたらしい。

少し寝たら気持ちが落ち着いた。

コレ以上文句を言ってもしかたがない…。

俺は、アイツに想いを伝えなくては。

☆デリカレー☆9/3 12:10:92191cftKMeK0GKK5Q||706
「麻衣香、俺はお前のこと大好きだぜ…?これから沢山思いでつくろうな、お前はいつでも俺と一緒だ。今度どこへ行こうか…?一緒にさ…いろんな所行こうぜ…な…?これだけは言わせてくれ…あ…り…が…と…う」

俺は泣いた、泣いた、泣いた。

麻衣香は色々な事を教えてくれた。

こんな良い体験はないさ…形はなくても、麻衣香は俺と一緒に居るし、これからだってずーっと一緒に居る。

そして、俺たちはこれからも沢山思い出を作っていくだろう。

END

☆デリカレー☆9/3 12:10:552191cftKMeK0GKK5Q||342
ふぅー、終了です。
途中自分でも泣きそうになってしまいました、結構気に入っている作品です。
色々と未熟な点はあるかと思いますが、感想をいただけたら良いな、と思っています。
それでは。


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