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10990俺。エドガー9/16 20:46:341211cfpjqNTcTlQpg
第一話【http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10816.html】
第二話【http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10841.html】
第三話【http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10862.html】
第四話【http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10883.html】
第五話【http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10904.html】
第六話【http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10940.html】
第七話【http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10961.html】

エドガー9/16 20:47:11211cfpjqNTcTlQpg||56

俺たちは薄暗い森の中を駆けていた。
足音と、息切れの音しか聞こえない世界。
言葉の沈黙を打ち破ったのは俺の方だった。
「任務って何なんだよ…?わけわかんねぇぞ?」
「まぁ、その内分かるって。」
答えになっていないような答えに俺はため息をつく。
「つか、あのワープみたいのやんないの?」
「ココらへんじゃやりづらいんだよね。」
神力にも色々有るらしい。


エドガー9/16 20:47:201211cfpjqNTcTlQpg||755

面倒くさくなると悪いので、もうその事には触れないことにした。
「………マリアってさ……何人?」
「え?何いきなり?日本人だけど?」
ドサッ 、という音と共に、進むのが止まった。
思いっきりコケてしまった。
「ん?どしたの?」
マリアが不思議そうな顔をして寄ってきた。
驚くのも悪くは無い。
俺は今まで、キンパツで、眼の青い日本人なんて見たことないからだ。


エドガー9/16 20:47:381211cfpjqNTcTlQpg||983

「おまっ……マジで日本じ うぉわっ!」
俺が真相に迫ろうとした瞬間、マリアは雷のワープを使った。
もうちょっとだったのに………と思っていた俺の視界に、見慣れた物が浮かび上がってきた。
東京タワー…。
「なんで………東京タワー?」
「今日はここで2つのミッションやるんだよ。詳しいことは現場でね。」
そう言うと、マリアは俺を抱えたまま、超高速で動き出した。
すると、景色は大都会から、薄汚れた路地裏へと変っていった。


エドガー9/16 20:47:591211cfpjqNTcTlQpg||588

「ココ…は?」
「うん。実はね飛鳥君、ココで『幻滅』が現れたらしいんだ。」
どうやら今日はその敵を倒すのが、最初ミッションらしい。
「前から思ってたんだけどさー…『幻滅』て何?」
問いかける俺に、半ば上の空でマリアは答えた。
「それは…今日のミッションが終わったら教えるよ…」
どうやら今はそんな事言ってる暇も無いらしい。
と、そんな呑気な事を話していると、近くから金属音が聞こえた。
「行くよ」
その一言と同時に、また俺たちは、超高速で動き出した。


エドガー9/16 20:48:151211cfpjqNTcTlQpg||682

止まったのは工場のような場所の屋根の上。
下を覗き込んでみると、前と同じフードの男と可愛らしい少女が戦っているのが見えた。
「え…アレって…幻滅だよな…?早く助けなきゃ…」
そう言って少し慌てる俺に、マリアは変な事を言い出した。
「まぁ飛鳥君はここで見ててよ。俺がメチャクチャカッコよく助けるから。」
そう言うと、マリアは背中から神力の翼を出して飛んでいった。
俺はフードと少女の方を見る。
フードの男は何も持っていないようだが、少女は剣を持っていた。
俺の物程…とはいかないが中々の大剣で、彼女のような少女が扱えるような剣では無かった。


エドガー9/16 20:48:391211cfpjqNTcTlQpg||222
少女の声が聞こえた…。

「私は貴方達を許さない…!例え死んでも倒してやる!」
すると、その台詞を待っていたかのようにマリアが空から現れた。
「少女が命を賭して闘うのであれば、天使は必ず舞い降りる…」
地上に降り立ったマリアは、それはそれはまるで天使のよ表情で決めゼリフを放った。
「私が天使だ!」
不覚にもカッコイイと思ってしまった………。
「なんだ貴様は!?」
黒いフードの男が言い放った。
「言っただろう…天使……否、聖母といったほうがいいかな?」
「ふざけるな!」


エドガー9/16 20:48:571211cfpjqNTcTlQpg||809

マリアの返答に怒ったのか、フードの男が仕掛けてきた。
男は、矛………のような物を取り出し、一閃薙ぎ払った。
「黒魔術・魑魅魍魎の力集いし、黒き閃光… 廻劉烈!!!!」
男は詠唱と共に、技名を言い放った。
男の矛からは、竜の形を成しているであろう、神力が放たれた。
その時、マリアの表情が、厳しいものに変った。
「全く……これだから幻滅は…」
マリアは深いため息をつくと、刀を出した。
「汝、我の力に屈するがよい…。」
短いが詠唱のような物を唱えたマリアの体表には、雷が纏っていた。
マリアは刀を一閃、縦に振り下ろした。


エドガー9/16 20:49:241211cfpjqNTcTlQpg||587

見た目では何ら変化は無かったが、その変化はすぐ、目に見える物になった。
男の技は、何かにぶつかったかのような音を立て、消失してしまった。
俺は悟った…。あの時の勝負の事を。
俺と闘った時のマリアは、全く力など出していなかったのだ。
そんな事を考えていると、マリアは既に、男を倒していた。
「おー、スゲーなマリアー!」
俺はもう、いつものマリアに戻っていると思ったら、そでは無かった。
「ん?どうしたんだ?」
「まだ…居る…!」
その言葉が発せられた瞬間、フードの男が、4…否、5人ほど飛び出してきた。
「…!」

 
 
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エドガー9/16 20:49:551211cfpjqNTcTlQpg||275
ちょっと展開早すぎましたか?

まぁ、アドバイス等お待ちしております。

ホルン9/17 14:40:96141cf7Py1b9ONE96||479
こんにちは。
お待ちしておりました!待望の続編!みたいな。
やっぱ今回も面白かったと思います。
アドバイスできなくてすいません・・・。


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