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10992__花が舞う__V☆桃☆9/17 11:40:511255cfQ5dkjPmxSls

花が舞う それは春の終りを告げるとき
舞い散る様子はとても美しく少々儚いもの


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☆桃☆9/17 11:46:231255cfQ5dkjPmxSls||882

[俺、そういう正直な奴
        
                 好きだぜ]

冷史がそう言った後、しばらく來羅は呆然としていた
(…え? 何、いきなりの告白っ!?)
そう感じ取ったとき、來羅は顔が熱くなるのを感じた

――しばらく沈黙が続いた――


☆桃☆9/17 11:59:571255cfQ5dkjPmxSls||343

「…れ、冷史? あのさ、実は私も―」
來羅が沈黙を破ろうとした瞬間、冷史の声も飛んだ。
「ププッ 冗談だよ 冗談」
冷史は來羅の頭を撫でながらそう言った。
來羅が口を開けないのに気が付いたのか、來羅の顔を覗き込み
「心拍数。上がったのか?」

「冷史の馬鹿!餓鬼扱いしないでよっ」
來羅は、目に涙をためていた。 何かを訴えるような目で冷史を見詰ている。
「貴方に、一生乙女心なんか分からないよ!!」

來羅は溜めていたことを吐くと、勢い良く自分の部屋を出た


☆桃☆9/17 12:5:101255cfQ5dkjPmxSls||235

「あっ、おい來羅!」
部屋に残された冷史は溜息を吐いた
(分かるわけねぇじゃん。 來羅の考えてることなんて…)
冷史は何気なく、周りを見回した
架菜と一緒に笑っている写真、幼い頃の写真…

何故か、伏せられている写真があった。
(…? 部外者が見るのもなんだが・・ 失礼。)
冷史はゆっくりと、起こした。


☆桃☆9/17 12:6:101255cfQ5dkjPmxSls||109

―― 家族の写真 ――


☆桃☆9/17 12:10:441255cfQ5dkjPmxSls||697

それは、背の高い男と、優しそうな女と、來羅の兄と思われる人と、來羅が写っていたものだった。
だが、來羅が幼い時のものだろう――


☆桃☆9/21 16:39:131255cfQ5dkjPmxSls||661

その頃、來羅は

「っ… はぁ・・ あんなにキツク言う必要なかったなぁ」
來羅は家を出て、近くの公園のブランコに座り俯いていた
腕時計をチラリと覗いてみる。 もうすぐ、4時だ
「はぁ… 冷史に会わす顔がないよ… 如何しよう」

―? 何故、私は冷史の事ばかり?
いきなりの出会いで、いきなり話した、あの奴に?

 信じられなかった。
  私は、恋というものをしてしまったのでしょうか?


☆桃☆9/21 16:45:421255cfQ5dkjPmxSls||697

黙って、私は地面を見ていた。
聞こえるのはブランコの音― そして、烏の鳴き声。
…静かだ。

立ち上がろうと、足に力を入れたとき
「らーいらっ!」
グッと肩を捕まれた。
「!? うわわ、誰っ」

「ん?真紀、真紀だよ〜 ところで、何故ここに?」
正体は、西河 真紀(ニシカワ マキ)だった。そんなに親しくもないし、仲良くない訳でもない。


☆桃☆9/21 16:45:471255cfQ5dkjPmxSls||131
「…別にぃ・・ なんでもないっ ささ、帰ろう♪」
來羅は明るく言うと、再び力を入れ、ピョンっとブランコから降りた

だが、真紀は動かない。
暖かいブラウンの目を此方に向けているだけだった。
今の気持が読まれそうな感じがして、目を背けた時

「あんた、絶対嘘吐いてる。」


☆桃☆9/21 18:19:41255cfQ5dkjPmxSls||987
*жあとがきж*
えーと、短いですねw
あまり、時間が無くて。。

感想等書いていただけると嬉しいですm(__)m


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