11014 | __花が舞う__W | ☆桃☆ | 9/29 19:48:40 | 1255cfQ5dkjPmxSls |
花が舞う それは春の終りを告げるとき 舞い散る様子はとても美しく少々儚いもの *:;;;:*:;;;:*:;;;:*:;;;:**:;;;:*:;;;:*:;;;:*:;;;:* T http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10949.html U http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10970.html V http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10992.html |
☆桃☆ | 9/29 19:53:7 | 1255cfQ5dkjPmxSls||784 | ||
「…ど、どうしたの? いきなり」 「あんた、すぐ顔に出るんだよね。 嘘が吐けないよね…來羅って」 真紀は、來羅をじっと見詰てゆっくりと口を開いた 「恋の相談なら、任せておきな。 私が相談相手になってやる」 來羅の顔は薄らと甘い赤色に染まっていた。それから感じ取ったのであろう 真紀はニッコリと微笑むと 「あんたもそういう人できたんだね。恋に無関心だったようだけど、良かったよ」 |
☆桃☆ | 9/29 19:56:43 | 1255cfQ5dkjPmxSls||959 | ||
「ばっ― 違!恋なんかじゃ…」 …恋なのか。 真紀は手を振り、逃げるように去っていった (私も…帰ろうかな。 冷史… まだいるかな) 少々急ぎ足で、公園を出た。 彼に会いたい。 彼に謝る。 そして彼に― 冷史の事ばかりしか浮かばない。 |
☆桃☆ | 9/29 20:12:40 | 1255cfQ5dkjPmxSls||171 | ||
握り締めた手には、勇気を。 來羅はゆっくりと自分の家のドアをあけた ― |
☆桃☆ | 9/29 20:45:25 | 1255cfQ5dkjPmxSls||5 | ||
(…あれ? 私の部屋電気つけたまま…) ゆっくりと入ると、男がいた。 冷史だった (これは、寝ているのね? って、如何しよう…) 机に顔を伏せ、冷史は目を瞑り寝ていた。 來羅は、冷史の手元にある物へと目がいった 写真。 家族の写真。 |
☆桃☆ | 9/29 20:50:41 | 1255cfQ5dkjPmxSls||365 | ||
(──―っ 冷史… もしかしてこれを…っ?) 來羅は震え上がり、写真をバッと伏せた。 勢い良く伏せた為、バタッと激しい音がした 「――ぅ ん…?來、羅?」 冷史が静かに起きた。 まず目を開き見たものは 來羅の恐ろしく怯えている顔だった 「!? 來羅っ?」 「…はぁっ、はっ ――いや…」 來羅は、呼吸が激しくなり目が狂ったように周りを見渡す 耳を完全に塞ぎ、口からは、狂ったような嘆き声が出ている 「來羅――」 |
☆桃☆ | 9/29 20:53:41 | 1255cfQ5dkjPmxSls||96 | ||
冷史は、グッと來羅の身を自分に抱き寄せた こうしてやるべきなのだと思ったのであろう。 來羅の呼吸は次第にゆっくりとなり、落ち着きを取り戻した 「大丈夫。大丈夫だから― 何があったのか聞かせてくれないか?」 冷史は慰めるように來羅の背中を撫でながらそう言った すると、静かに來羅は口を開け、悲痛な思い出を語りだした |
☆桃☆ | 9/29 20:58:1 | 1255cfQ5dkjPmxSls||797 | ||
*來羅の子供の頃の話* ― 「來羅、今日から小学校でしょ?」 「…うん。 ねね、しょうがっこう ってたのしいの?」 新小学校1年の時の話だった。 「楽しいわよ〜 お友達たぁくさん作っておいでね。」 えへへ、と可愛らしい笑みを浮かべ1年の來羅には大きく感じられるランドセルを背負い 「お父さん、いってきまぁす」 と玄関で言うと、母親と手を繋ぎ出て行った。 ― 学校では、たくさんの友達が出来、最初のスタートは良好だった だが、悪夢は家に帰るときだった。 |
☆桃☆ | 9/29 21:3:14 | 1255cfQ5dkjPmxSls||682 | ||
「大変よ、奇都さんのお宅で火事が―」 「え、そうなのっ!?」 來羅は学校の帰り道、偶然近所のおばさん達の会話を聞いた。 「…え? わたしのおうち?」 來羅は幼い足取りで、家へと向った 家からはもの凄く強い火が出ており、とても危険な場所になっていた バチバチと燃える自分の家を見た來羅は呆然と立ち尽くすしかなかった 「あれ… おうちがまっか… お母さん…?」 |
☆桃☆ | 9/30 15:35:58 | 1255cfQ5dkjPmxSls||589 | ||
数時間後に、火は収まった。 が、 母は …帰らぬ人となってしまった… |
☆桃☆ | 9/30 15:39:18 | 1255cfQ5dkjPmxSls||487 | ||
來羅は、大好きだった母を失いとても悲しいのに 涙を出すことはなかった。 母の口癖の「笑って、笑って。 楽しまないとね」を忘れていなかったから―… 事件から一日たった。 けれど父は帰ってこない。 |
☆桃☆ | 9/30 15:40:4 | 1255cfQ5dkjPmxSls||360 | ||
事件が合った日… 父の姿を見ることはなかった |
☆桃☆ | 9/30 15:41:18 | 1255cfQ5dkjPmxSls||450 | ||
來羅は1人で家の片隅に座っていた。 母はもう二度と帰ってこない。 父は行方不明―― そんな時、兄が帰ってきた 悲しい現実と共に |
☆桃☆ | 9/30 15:42:11 | 1255cfQ5dkjPmxSls||107 | ||
「來羅… もう、父さんは帰ってこない。 …… 父さんが家に火を付けたんだ」 |
☆桃☆ | 9/30 15:44:37 | 1255cfQ5dkjPmxSls||333 | ||
*жあとがきж* 悲しげなお話になってしまいました。 そして今回は前のと比べると。。 長いb 今回は書くところ盛り沢山でしたw 感想等書いていただけると嬉しいですm(__)m |
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