11029 | 奇怪詠霧〜第一回〜 | 陽炎 | 10/5 21:22:56 | 2195cfIqLZCySeLLY |
六幕目http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10974.html 五幕目http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10911.html 四幕目http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10878.html 三幕目http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10825.html 二幕目http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10782.html 初幕http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10703.html 登場人物紹介 ・紅刃(クレハ) 強襲部隊として育てられた18歳。 部隊が不正に絡んでいる事に気付き、脱走する。 ・翠嵐(スイラン) クレハの上司。 脱走したクレハを処罰する為に追いかけてくる。 |
陽炎 | 10/5 21:34:36 | 2195cfIqLZCySeLLY||933 | ||
―朧月夜。 強襲部隊の寮を出たクレハは、銃を片手に必死で走っていた。 「敵国と取引してる部隊…居たらまずいのな。」 クレハが所属していた強襲部隊は、自国の目の届かない所で仕事をする事が多い。 気付かれなければ問題ないのだが、いつかバレるのが不正の性。 「追っ手が来るまでに本土に着けるかなぁ…」 …三分くらい逃げ続けただろうか。 クレハの喉元目掛けてクナイが飛んできた。 |
陽炎 | 10/5 21:44:36 | 2195cfIqLZCySeLLY||521 | ||
クナイが飛んできた方角には、人影が一つ。クレハの上司のスイランである。 「本土にチクる気だな?」 スイランは強襲部隊の中でもナンバーワンの実力を持つ最強クラスの兵士である。 クレハも射撃能力なら負けないのだが、他ではかなり劣ってしまう。 「君では俺には勝てない。ここで大人しく処罰を受けた方が利口だと思うが。」 スイランの後ろから大量の人影が現れた。 (…スイランは駄目でも、後ろの部隊なら銃撃で殲滅できそうだな) 「処罰を受けるのはアンタらの方じゃ無いんですかねっ!!」 言いながらクレハは銃を乱射した。 |
陽炎 | 10/5 22:4:5 | 2195cfIqLZCySeLLY||959 | ||
「…グゥ…。」 「ヴォ…エ…ァ。」 嫌らしい角度から銃を乱射しているので、 避けようがない位置の兵士達はどんどん倒れていく。 怯む後ろの兵士達を尻目に、スイランだけはクレハとの距離を詰めていく。 クレハ「弾切れか…騎士剣を使うのはあんまり好きじゃ無いのにな」 一応クレハが背中に背負っている騎士剣なのだが、両手で持つ必要があるため、 使っていると非常に危ない。 スイラン「剣道か。抵抗したい気持ちは良く分かるが、俺も部下を消費したくない。 ここで死んでもらうぞ!!」 ???「待てぃ!!」 こ、この展開はまさか… |
陽炎 | 10/5 22:5:15 | 2195cfIqLZCySeLLY||317 | ||
いや、詠霧って言ったんですがね。 まとめるのが非常に難しいのれす。 感想ありましたら下さい。プリーズです。 |
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