11041 | 怖い話〜第一回〜 | まーたん | 10/8 11:14:42 | 5818cfRq8ArI2.lUM |
今日から私の知っている怖い話を皆さんにお話します。 読んだらコメントください。 |
まーたん | 10/8 11:19:9 | 5818cfRq8ArI2.lUM||126 | ||
1スレッドに三話怖い話を書いときます。^^ |
まーたん | 10/8 11:30:37 | 5818cfRq8ArI2.lUM||634 | ||
〜第一話〜 【見たな】 そのころ、というのは昭和はじめのころのことですが、学生はみんな学校の寄宿舎に いれられて、朝から晩までしごかれたものでした。 たまたま体の弱い学生がいると、 「そんな体でお国のために役立つ人間になれると思うのか。体が弱いのは、お国をおもう精神がたるんでいるからだ。」 と、とんでもない言いがかりつけられるようなありさまでした。 |
まーたん | 10/8 11:40:12 | 5818cfRq8ArI2.lUM||3 | ||
寄宿舎の一部屋には三人か四人が一緒でした。私のはいった部屋は、一番北側の日当たりのわるい部屋でした。 三ヶ月たったでしょうか。ある晩夜中の二時ごろになんとなく目を覚まして、ふとみると、A君がいません。 ーーこんな夜中にどこへいったのだろうーー 気になって眠れずにいると、四時ごろでしたか、かたっとドアが開いてすぅーっと A君が入ってきて布団に入りました。 |
まーたん | 10/8 12:27:37 | 5818cfRq8ArI2.lUM||92 | ||
A君はたいへんな秀才で、先生達も一目おいている学生でした。ですが、体は痩せこけて顔色はろうのように青白く、それにいつもゴホンゴホンとせきをしていました。 肺結核(はいけっかく)だったのです。みんなはA君を避けているふうでした。 つぎの晩も、また夜中の二時ごろA君の布団は空でした。明け方の四時ごろにかたっと ドアが開いてすぅーっとA君が入ってきます。 次の晩も、そのまた次の晩も同じことが続きました。 |
まーたん | 10/8 12:39:40 | 5818cfRq8ArI2.lUM||640 | ||
私はなんだか気味が悪いので、誰にも言いませんでした。 ーーよし、今晩あとをつけてみようーー ひそかにそう決めて、夜中をまちました。二時少し前でしょうか。ドアがかたっと小さくなりました。そしてA君がどあの向こうへ消えました。 |
まーたん | 10/8 13:22:53 | 5818cfRq8ArI2.lUM||646 | ||
ーーよし、今だーー私はそっとあとを追いました。 A君は学校のへいのやぶれたところから外へ出ると、寝静まった町の通りをぬけて、やがて大きなお寺の中へ入っていきました。 ーー何でこんな夜更けにお寺へなんか行くんだろうーーそのままあとをつけていくと ふとA君を見失いました。本堂の下をのぞいてもいません。お寺の後ろへ回ると、そこは墓地でした。そのときです。どこかで土を掘るような音がしたかと思うとやがて、 |
まーたん | 10/8 13:31:25 | 5818cfRq8ArI2.lUM||655 | ||
かり かり かり かり という、何かをかじる音が聞こえました。近づいて墓石の影からのぞいてみると、A君が前かがみになって、何かをかじっているではありませんか。 かり かり かり かり それは、墓にうめられた死体の骨でした。 |
まーたん | 10/8 13:39:47 | 5818cfRq8ArI2.lUM||853 | ||
私はおもわず 「うっ」と小さな声を出してしまいました A君はゆっくり顔をあげました。 月の光に浮かんだ顔は、いつもより青白く、目はぎらぎらと光っていました。 |
まーたん | 10/8 13:45:32 | 5818cfRq8ArI2.lUM||960 | ||
「みたな」 それは、とてもこの世の者の声ではありませんでした。 |
まーたん | 10/8 13:46:52 | 5818cfRq8ArI2.lUM||154 | ||
おわり |
まーたん | 10/8 13:47:47 | 5818cfRq8ArI2.lUM||382 | ||
すいません、一スレッドに一回にします。 |
まーたん | 10/9 19:35:21 | 5819cfWI4d3yWRIns||502 | ||
やっぱ↑なしで; |
まーたん | 10/9 19:44:42 | 5819cfWI4d3yWRIns||751 | ||
〜第二話〜 【今度はおまえだ】 「ねぇ、これっておかしくない?」そう言って隣に座る亮太が本を見せてきたのは、 朝の読書の時間だった。僕の小学校では、読書習慣をつけるため、授業が始まるまえの 十分間好きな本を読む決まりになっていた。 亮太が差し出してきたほんには、こんな文章があった。 |
まーたん | 10/9 19:45:25 | 5819cfWI4d3yWRIns||196 | ||
すみません、続きは明日で。 |
ピロリ | 10/9 19:51:53 | 2191cfC68UhnMjzSs||744 | ||
三話目は僕が書いてもいいですか? |
まーたん | 10/12 17:45:32 | 1218cfM67o5Ew8q7Y||503 | ||
ごめん、むり。これ個人で書くって決めてるから。 |
まーたん | 10/12 17:55:9 | 1218cfM67o5Ew8q7Y||432 | ||
↓続き 《また外から声をかけられた。 「こんにちわ」 どきどきはおさまらなかった。わたしが作りかけた笑顔だって、こわばらせたに違いない。なぜなら、ここは13階。どう考えても窓の向こうに人などいるはずがないからだ。》 |
まーたん | 10/12 18:21:56 | 1218cfM67o5Ew8q7Y||897 | ||
僕はそれだけ読むと亮太に言った。 「何がおかしいの?コレって、ただの怪談だろ。」 「僕が言ってるのは、内容じゃないよ。この文字だよ。」 「文字?」 「ほら、ここだけ文字が浮かび上がってる。コレって不自然じゃないか。」 |
琥珀 | 10/19 18:44:15 | 5819cfceM5mNTiJcw||468 | ||
まーたんです。すみません;兄が本を売ってしまったので、中止します。 |
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