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11077時の国へようこそ3−2話すずか10/27 16:6:52211cfLj5mDuCXHgM
久しぶりに書いてみます。みんな忘れているでしょうねえ・・・(遠い目)
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すずか10/27 16:11:562211cfLj5mDuCXHgM||406
「用意できた?」
「はあ・・・まあ・・・。」
用意というか、ただ貰った銃を腰につり下げてるだけなんだけどな・・・。
というよりこの状況・・・今まで一番心配なんですけど・・・。いや、勝ち負けの問題じゃなくて、
明日香一家総動員ということが心配なんです。どんな騒動が起こるか知れたもんじゃないよ。
オレは入れる隙はあるのか・・・無くても良いけどさ。
そんな思いを引きずりながら依頼場所へ着くと、明日香さんが呆れ声を出した。
「誰よこんなとこに家建てたの。困って当然よ。」
え?別に普通の場所だと思うけどな・・・。周りが草原でのどかな感じで。

すずか10/27 16:19:72211cfLj5mDuCXHgM||2
「ここの近くに竜の水飲み場があるのよ。」
へえ、竜の・・・って竜!?RYU!?ドラゴン!?DORAGON!?
「え、依頼って竜倒してくれですか!?」
「そうよ。」
いや明日香さんしれっと答えないで!
「てか何故皆様そんなに余裕の表情!?」
「別に余裕じゃないわよ。普通に強いもの。」
じゃあ何でそんなに瞳がキラキラしてるんですか!?清純さんまで!
「竜なんて久しぶりっ!(味香)」
「竜か〜。勝てるのかな(微笑してる清純さん)」
「・・・眠・・・。(安人)」

すずか10/27 16:27:172211cfLj5mDuCXHgM||750
安人なんでまだ脳細胞起きてないよ。そりゃ夜行性だけどさ。
「ああ、氷の竜ね。」
「何で分かるんですか?」
「ほら、あそこの池。凍ってるでしょ。」
あ、本当だ。スケートできそう。
「そろそろ来るわね。温度が下がってきたもの。」
肌寒いとは思ってたけど竜のせいなのか。てかもう来るんだ。
「覚悟しなさいよ、亜紀人。」
「何かオレが殺されそうなセリフですね。」
「気のせいよ。ほら来たわよ。」
ああ・・・羽音が聞こえる・・・。

すずか10/27 16:36:32211cfLj5mDuCXHgM||834
・・・うわ、でか!!すげえ、一戸建ての家ぐらいの大きさあるって!
「向こうは飛べますけどこっち飛べませんよ。攻撃当たりませんって。」
「問題なし。ほら味香。」
「りょーかいっ!」
ドロンッ!と忍者効果音(オレが名付けた)が鳴って味香がいた場所には向こうと同じぐらいの大きさのドラゴンが現れた。あ、ドラゴンにもなれるんだ・・・。あったなドラ○エにそういう呪文。
「ほら乗る!」
ためらう暇なく清純さんに引きずり上げられる。清純さん以外と力あるんだ。
「ものは試しね。一回撃ってみて清純クン、亜紀人」
「オレもですか!?」

すずか10/27 16:44:522211cfLj5mDuCXHgM||967
「下手な鉄砲数撃ちゃ当たるよ。ほらさっさと撃つ。こっち来るわよ。」
こっちにも諺があるのか。何て言ってる場合じゃねえや。
狙いを定めて、
パアン!
清純さんのと音が重なった。でも当たったのは清純さんのだけだった・・・。悲しい・・・狙い定めたつもりなのになあ・・・。
「下手くそ。」
明日香さん直球でひどい。
竜の鱗に清純さんの弾が当たったけど、弾かれた。しかも竜が怒った。
カッ!
竜の口から何か光線が飛んできた。

すずか10/27 16:51:102211cfLj5mDuCXHgM||965
「うわ危・・・。」
何とか味香が急旋回してかわしたけど当たった草原がそこだけが凍り付いた。
「危ないって!本気で危ないって!」
「うるさい、亜紀人黙ってて!」
明日香さんがそう叫んだの同時に清純さんがもう一度発砲した。さっきより音が大きいから多分銃弾を変えたと思う。
それでも竜の鱗を少し傷つけただけだった。そう思ったら安人がジャンプして(人間離れの)竜の頭上から剣を振りかぶった。
いけたか!と思ったけど気づかれてかわされた。安人がそのまま草原に着地した。
言っておきますけどここ地上50メートルです。安人、いや明日香一家はどんな運動神経してるんでしょうか。

すずか10/27 16:57:362211cfLj5mDuCXHgM||115
「あっ、かわされ・・・。」
そう言おうと思ったら味香が急にスピードを上げて竜に突っ込んだ。風圧で顔がビリビリする。その中竜がこっちにさっきの光線を浴びせようとしているのが見えた。
それと、明日香さんの持っているスラッとした長剣が光っているのも見えた。
大地裂破!!」
明日香さんが跳躍して竜に斬りかかった。それから
ドガァァン!
明かに剣を振った音じゃない音がして、気が付けば竜が地面でピクピクしていた。
「え!?終わり!?てか明日香さん何したの!?」
「明日香さんの肩書き知ってる?」
清純さんがにこっと笑って聞いてきた。

すずか10/27 17:1:252211cfLj5mDuCXHgM||811
「いえ、知らないです。」
「この国でね、とても強いって言われる人達は覇者って呼ばれるんだ。ほんの一握りしかいないんじゃないかな。」
覇者・・・。
「まさか明日香さんがそれとでも?」
「その通り。」
あんまり驚かないのは何でだろう。納得できるからか。
「覇者ですか〜・・・なんかかっこいいですねえ。」
「ね〜。オレもそう思うよ。」
「味香〜、早く降りてきて〜。」
覇者、明日香さんが下で手を振っていた。

すずか10/27 17:4:442211cfLj5mDuCXHgM||1000
まあそれからは大体分かると思うけど。
明日香さんがゆかこあいてに高笑いで勝ち誇ってゆかこが歯ぎしりしながらすごい量の金貨を明日香さんに渡した。後で聞いたけど竜を倒せる人ってそうそういないから依頼料は高くなるらしい。それの2倍・・・。
「さ〜て、これだけ手に入ればしばらく困らないわね〜。ご飯でも食べに行きましょ。」
「「「やった!」」」
何とかまた平和になった・・・のか。
3話 完

すずか10/27 17:5:572211cfLj5mDuCXHgM||164
3話終了です。少しチビネタを出してみました。ほんのちょっとですが。これからもちょこちょこ職業ネタが出てきそうな気がします。
感想お待ちしています。


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