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11096ペルソナ・ノン・グラータ頭翅11/7 18:43:12201cfif1XPbx4ddI
ガルディーズ 
 悪魔、本当の姿はジャッカルの頭を持ち、黒い羽がついた人の胴、手と、馬の足をもっている。普段は蝙蝠の姿をしている。

チェルノホグ
 死神、ガルディーズの天敵。穴が複数開いた髑髏に、黒い衣を被っている、頭から下は無い。手にはいつも、銀でできた刃の大鎌を持っている。

ジョナサン・ホルムウッド
 魔術師、二つの世界を破壊しようとしている。

頭翅11/7 18:52:582201cfif1XPbx4ddI||911
 四つの世界

 人間の世界
   人が住んでいる世界、上の世界と下の世界の中間に存在する。

 上の世界 
   殆どの色が全て白っぽい。そこに住む生き物は皆話せる、生き物の形は人間の  世界と見分けがつかないくらい同じ、争いを好まない、住んでいる生き物が非常  に少ない。一番古い世界、ここにいるものを神とよんでいる者がいる。

頭翅11/7 18:53:22201cfif1XPbx4ddI||439
 下の世界
   殆どの色が全て黒っぽい。ほとんどの者の姿が、いろんなの生物の形とゴチャ  マゼになってる。  
  生命の誕生は人間の世界と関係しているといわれる。
  ここの世界は、人間の世界の生物の殺戮を楽しんでいる。


異世界
 
 三つの世界の隙間にある世界。いきる物の形は決まってない。
 よくわからない世界。

頭翅11/7 18:55:362201cfif1XPbx4ddI||289
  
 第一話  

頭翅11/7 19:2:432201cfif1XPbx4ddI||3
 おれの紹介をしよう、俺はガルディーズ、気に入らん名前だが、下の世界で暮らしている。下の世界は、ありとあらゆるところが荒れていて、正直言ってつまらん。

 こっちの世界の生き物は、考えてることが単純、食って寝る、それだけだ。俺も、大体そんな生活をしているが、正直いって、飽きた。食べるものは生臭くて、妙に変な後味が3日ぐらい残る魚や、食べた瞬間に内臓が出てきそうなぐらいまずい生肉、そのぐらいしかない。
 
 まったく、不満だらけだ、あ〜あ、人間の世界(略して人間界)は、楽しいんでしょうなぁ〜、どの世界にも出入り口ってのがある、下の世界は、人間界にしか通じる道はない。

頭翅11/7 19:7:342201cfif1XPbx4ddI||108
 あ、ちなみに異世界は、出入り口にいったときに、通路ってのがある、その通路を壊せばいけるけど、通路は壊れて数秒したら直る。ま、異世界いきたいなんてより、死んで生まれ変わったほうがよっぽど楽しい。

 お、ここで言うの忘れていたが自分の名前は自分で決められない、産まれたときから名前がついている、産まれるときは、なにやら、ここ以外の、三つの世界の生命が無くなった時に誕生する、そのときに上の世界のやろうがかってに名づける、ヒデェ話だ。

 その代わり俺は特殊な力って奴をもっている、どんな野郎にでも変身することができることだ、たいして面白くないが、暇つぶしになる。

頭翅11/7 19:9:592201cfif1XPbx4ddI||812
 で、俺は何しているかって?人間の世界でうろついてる。

 何でかって聞かないでくれ、俺もなりたくてなったわけじゃないんだから、これもそれももとはといえば、全て、あの憎い異世界にすんでいる死神、チェルノホグのせいだ・・・・


   思えば、50年まえのことだった。

頭翅11/7 19:14:192201cfif1XPbx4ddI||286
「おぃ、ガルディーズ」

「ん?誰だ?どこにいる」

「ここだ、お前の目の前だ」

「あ?冗談言うな、見えないぞ」

「それもそうだ、俺は蚤になってる」

「ってことは、ドルコラだな」

 ドルコラって奴は小さい奴になりたがる、ケッ、くだらん。

「BINGO!」

 こいつは、自分のユーモアセンスが高いと思ってるらしいが、低すぎる!

頭翅11/7 19:19:122201cfif1XPbx4ddI||818
「で、何のようだ?まずい肉ならあそこに鼻のでかいヤギを殺すことだな」

「おぃおぃ、冗談言うなよ、あんな肉食うつもりは無いぜ」

「あ〜、姿が見えん、もっとでっかいのになれ」

「ほいほい」

 といって、こいつはアリになった、踏んづけてやろうかと思ったくらいだ。俺は、すこし唸って、話を続けた。

「で、何か用か?」

「ああ、最近、寂しくなったと思わないか?ちょっと前までは俺の周りには、あの鼻の穴のでかいヤギみたいな奴らが、ウジャウジャいた、でも、今となって、なんか、違うんだよね〜」

「気のせいじゃないのか?」


頭翅11/7 19:22:242201cfif1XPbx4ddI||68
 俺は、そういってやった、しかし、実は俺も減っていると思った、なんか、寂しくなった。
 
 そういえば、最近、人間の世界でも同じことが起きてるらしい、謎の病気が流行り、そして、人は最近になって争いごとが多くなってたり、まぁ、俺には関係ないと思うが、人間界の死は、こっちでは誕生も当然、なのに、寂しくなってるのはおかしい、どうもおかしい・・・・

 
「聞いた話だが、異世界で、ちょっとした異変がおこってるの知ってるか?」

 お、あいつがまじめに話しかけてきたぞ?明日は、うまい肉がくえるな

頭翅11/7 19:26:42201cfif1XPbx4ddI||788
「あの世界の存在自体、ちょっとした異変だ、無くてもいい存在なのにな」

「ははは、そうか、お前もそぅ思うか」

 と、言って、いきなり暗くなった。

「どうした?」

「・・・・死ぬのが怖い・・・・・」

 ケッ、頭がおかしくなったんじゃねぇの?

「おぃおぃ、馬鹿言うなよ、死は生まれ変わりだ、俺だって5回ぐらい死んだんじゃねぇの?」

「しかし、そぅ、言い切れない・・・・」

 おぃ、俺まで怖くなっちゃうじゃないか、でも、俺はあと1000年いきるからその心配はない、こっちの世界の生物は寿命なんか無限に等しい。

頭翅11/7 19:28:312201cfif1XPbx4ddI||983
「でも、お前は、まだ生きることができる」

「そうだな・・・・心配・・する必要なんか・・・無いよな」

 そういって、背中を丸めてトボトボと帰っていった。

 なんか、皆暗い。おれも背筋がブルッとしてきた。

 そして、暇つぶしに変身を繰り返していたら、はるか彼方から、あいつの叫び声が聞こえた。

頭翅11/7 19:33:502201cfif1XPbx4ddI||319
 俺はビックリして、烏の頭がぐちゃぐちゃのスライムになってしまった。

 いそいで烏らしい頭に戻したら、すぐに、ドルコラの叫んだ場所に向いた。

「何があった?」

 すぐにそっちにいこうかと思ったが、すぐにやめた、駄目だ、叫んだ方向からだんだんとこっちに馬鹿でかい影が、地上を侵食している。

 すぐさま回れ右をして、飛んでいった。頭の中の危険信号はすでにデッドラインをこえている。

頭翅11/7 19:39:52201cfif1XPbx4ddI||51
 しかし、とびだった頃には、もうすでに遅かった。黒い衣に捕らえられていた。


「待て」

 低い、ブラックチョコレートのような深い声がきこえた、なにか言おうと思ったが、駄目だ・・・・口が開かない、ウッ・・目の前が真っ暗になった。

「俺の名はチェルノホグ」

 チェルノホグ?異世界にすむ死神じゃないか!
 異世界には、形がバラバラのやつがいるが、たまに珍種で死神が出てくる、そいつらは最悪だ、命あるものを全て魂まるごと吸い尽くす、生まれ変わることも許されない。

頭翅11/7 19:44:362201cfif1XPbx4ddI||509
「お前を食おうかと思ったが、俺は、今腹がいっぱいだ」

「だから・・・なんだっつぅんだ」

 むりやり、口をあけてしゃべった。

「俺はお前を食うこともできる、しかし、望みをかなえてくれないか?」

 おぅおぅ、生きるためなら何でもしようじゃないの。

 すこし縛り付けられる力が小さくなったので、俺は、うなずいた

「そぅか、答えはYESか、俺の望みはただ一つだ、ここの世界を破壊すること」

「何故する必要がある」

頭翅11/7 19:48:102201cfif1XPbx4ddI||558
「俺には、やらなければならない理由がある、しかし、俺の望みであって俺の望みではない、意味が分かるか?」

 サッパリ

「それでお前にたのみたいことがある、俺はあと100年のうちに、ある魔術師、ジョナサン・ホルムウッドの言うとおり、ここの世界を破壊しなければ、俺の存在が破壊されてしまう、しかしここの世界を消すと、食料が減る、それでだ、いまのうちたっぷり食っておこうと思ったんだが、ちょうどいいところいお前がいた」

「で、お願い事は?」

頭翅11/7 19:50:152201cfif1XPbx4ddI||895
「人間界のジョナサン・ホルムウッドを、88年のうちまでに殺せ、あいつは、不老だ、いいか?くれぐれもへまをするな、もしやったならお前を、食う、それも、足からな」

 そりゃ恐ろしい、でも、なんで88年なんだ?まぁ、いい、殺すなんてたやすいことだ。

「おお、分かった、で、どこにいけば人間界に?」

「そのうちつく」



頭翅11/7 19:52:432201cfif1XPbx4ddI||170
 すると、目が見えるようになった、そしたら、俺と死神は、カラフルな建物がならぶところでたって話していた、空には、なにか、輝くものがあった。

「ここだ、言ったことは覚えてるな?」

 俺は小さくうなずく。

「88年だ、忘れるな」


 そういったまんま、黒い布はどこかに消えてしまった。

  
 そのまま50年たったわけだ、ジョナサン・ホルムウッドなんてやろうはだれかわからない、人間は皆にたような形をしてやがる、分かる分けない。

頭翅11/7 19:53:282201cfif1XPbx4ddI||145
 そんなときだった、俺は、人に見える形であるいてたら。。。。

★黒猫★11/9 0:42:72101cfzslVYEKMJ.Q||863
おもしろいです!!
すごくうまいですね!!
読んでるうちに,どんどん引き込まれます!!
続きが読みたいです!!

★黒猫★11/9 0:42:152101cfzslVYEKMJ.Q||508
おもしろいです!!
すごくうまいですね!!
読んでるうちに,どんどん引き込まれます!!
続きが読みたいです!!

★黒猫★11/9 0:42:422101cfzslVYEKMJ.Q||65
あぁ!!2個も!!
間違えました...。

頭翅11/9 21:46:271168cfnJP9paiqwU6||901
黒猫さんありがとうございます
まだ、初心者だったりするので、こういうこと言われるとうれしいです。
また、読んでくれるとと嬉しいです。(´∀`)ノ


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