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11100アウト・ワールド1話すずか11/8 17:4:232211cfgZ0QjNw4gPs
時の国へようこそは人気なさげなので一時休止です。

リクエストがあれば再開しますがいないでしょうし^^;

そんな感じで新しい小説をば。下手なのは変わらないですがw
前よりはマシになるように努力をします。

すずか11/8 17:7:432211cfgZ0QjNw4gPs||49
月も見えない暗い夜。

人影が走っている。その人影が足を止めた。見えるはずのない月を見上げて呟く。

「外の世界・・・。」

そう呟く声はまだ幼かった。その後ろで怒号が響く。

「おい、そっちにはいたか!?」
「こっちにはいない!」
「早く見つけろ!アレが外に出れば俺達が危ない!」

すずか11/8 17:10:552211cfgZ0QjNw4gPs||583
人影はその声に気づき、また走り出した。

しかし、空に現れてたヘリにより見つかってしまった。


爆音がして、ヘリが落ちた。

人影は、気にとめず走り出す。

全ては、自由をつかむため。

すずか11/8 17:14:382211cfgZ0QjNw4gPs||594
ある町のあるアパートの一室で、大声が聞こえた。

「何で起こさねえんだよ信希!」

その声に答えるように別の声が聞こえる。

「いつもオレが起こしてやってんだ、たまには寝坊してオレの有り難さぐらい分かれ。」

バンッとドアが開き、2人の少年が飛び出す。管理人に「あ〜、無理だね、ドンマイ。」と言われるが気にせず走る。

すずか11/8 17:18:192211cfgZ0QjNw4gPs||61
「まだ間に合うんじゃね!?」
「さあ・・・。」

大声の主は三谷大希。もう一人は三谷信希。この2人は双子であるが、それを言うたびに嘘だと言われるほど似ていない。性格も趣味も違う。似ているところと言えばトマトが嫌いなところぐらいである。

この双子は親元から離れ、高校へ通っている。アパートに住み、仕送りで生き延びているという状況だ。

だが、そんなことは今の2人にはどうでも良かった。2人で高校へ続く道をダッシュしている。

すずか11/8 17:21:102211cfgZ0QjNw4gPs||759
ちなみに、耳の良い信希にはチャイムが聞こえていたが「最近あんまり走ってないから良いか」と考え、言わないことにした。


「やあ君たち。今何時か知ってるかな?」
「そうですね、12時よりは前だと思います。」

額に青筋を浮かべている教師に信希はサラッと返す。その後ろで大希が冷や汗をだらだら流している。

「あ、正確に言うとしたら9時5分ですね。」

すずか11/8 17:24:172211cfgZ0QjNw4gPs||100
「そ、そうだね・・・!」

今や教師の机の端は教師がつかんでいる力が強すぎて、ミシミシと音を立てている。今にもおれそうな状況だ。

「君たち、放課後ここに来るように。」

大希は「またか・・・。」と思ったが諦めた。信希と双子になってしまったこと自体が腐れ縁なのだ。諦めでもしないと生きていけないのである。

2人は放課後4時に職員室に入った。出てきたのは6時だった。

すずか11/8 17:33:192211cfgZ0QjNw4gPs||141
「全く信希は火に油を注ぐような事を言ってよ。2時間も説教くらったじゃねえか。」
「良いじゃん別に。後火に油を注ぐの意味が微妙に違う。」

その帰り道。大希が信希に愚痴を言うが受け流される。いつもの日常である。

「なあそう言えばさ、あの山にヘリが落ちたんだってよ。」
「知ってる。女子達に聞いた。」

信希は顔が良い。性格も(深く知らなければ)良い。よってもてるのだ。本人にその気はないが。大希はその気はあるが、女子が恋愛の対象にしてくれない。

すずか11/8 17:35:382211cfgZ0QjNw4gPs||804
「そのヘリがさ、あの泉武の物なんだってよ!」
「今信希さ、「あの」っていったけど知らないでしょ、泉武。」
「・・・ばれたか。」

そんなたわいない日常を打ち破ったのは、

大きな銃声の音だった。


1話完 続

すずか11/8 17:36:582211cfgZ0QjNw4gPs||158
というわけで書いてみました。ある方にアドバイスを頂いたので間を開けてみましたが、読みやすくなってるのでしょうか。

感想、アドバイスお待ちしております。


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