11130 | +++君とみた空+++ | 鶉 | 11/18 12:33:2 | 2182cf2AbPpmhtFwI |
+++君とみた空+++ |
鶉 | 11/18 12:36:47 | 2182cf2AbPpmhtFwI||865 | ||
桜の季節。 私は重い鞄を握り締め、桜の木の下にいた。 風はぽかぽかしていて、私の長い髪を空に浮かせた。 うつらうつらと重たい瞼に思いを馳せ、私は新しい教室へと入っていった。 |
鶉 | 11/18 12:44:37 | 2182cf2AbPpmhtFwI||361 | ||
私、櫻井 初音は今日から高校生だ。 満員電車に乗ってたせいで、新品の制服はしわくちゃだった。 「はぁ・・・気分沈む・・」 そういいながら私はパッパとシワをのばした。 「初音!」 高い声で私を呼んだのだ友達の鈴木 奈津。 私と奈津は中学から大の親友で、「奏上高校」に入れたのも、 奈津と猛勉強したからだった。 「やったね!いっしょのクラス!」 奈津は満面の笑みを浮かべて私に言った。 「わ!やったね!」 私も奈津に微笑みかけ、これからの高校生活が楽しくなることを・・・ 夢見てた・・・ |
鶉 | 11/18 12:52:12 | 2182cf2AbPpmhtFwI||873 | ||
新しい教室にはいると、見たことない顔の人たちがざわざわと騒いでた。 私は黒板に貼ってある座席表を見ながら、席を探した。 真ん中の前から4番目。 本当は窓側がよかった・・・なんて思いながら私は席についた。 奈津は私から少し離れた窓側の席だった。 ざっと教室をみると、グループが出来ていた。 奈津も前の席のことメアド交換をしている様子だった。 「ねえ?名前なんていうの?」 突然の言葉に驚き、急いで顔をあげた。 前には、セミロングで清楚な感じのかわいい女の子がたっていた。 「私、涼風 春子って言うの」 そして彼女はニコっと笑った。 |
鶉 | 11/18 13:12:31 | 2182cf2AbPpmhtFwI||486 | ||
「春子か〜春って呼んでいい?」 なれなれしく話し掛ける私に、春子は優しく笑った。 「うん、私も初音って呼ぶね」 私はさっとポケットから携帯を取り出し、春とメアド交換した。 「初音はどこ中出身?」 「私は神村!春は?」 「藤坂だよ〜」 藤坂か・・・知らないな〜 「あ、そろそろチャイムなる!あとでね!」 そして春は足早に去っていった。 |
鶉 | 11/18 13:16:24 | 2182cf2AbPpmhtFwI||48 | ||
始業式は退屈な物だった。 眠たくて、眠たくて、私は窓から見える桜をずっと見ていた。 長ったらしい校長の話はうんざりする物で、中には携帯をいじっている奴もいた。 「でわ、一年生の皆さん。よい学校生活を」 そう言ってハゲ校長は壇上から去った。 |
鶉 | 11/19 17:56:8 | 2182cf2AbPpmhtFwI||133 | ||
すみません>< もう一度書き直します;;; |
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