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11146俺。エドガー11/23 11:59:392191cfeWqKnz8sbOU
更新大分遅れました!!!!!
ご愛読のお方がいたら大変申し訳ありませんでした…。

エドガー11/23 12:0:92191cfeWqKnz8sbOU||271
第一話【http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10816.html】
第二話【http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10841.html】
第三話【http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10862.html】
第四話【http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10883.html】
第五話【http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10904.html】
第六話【http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10940.html】
第七話【http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10961.html】
第八話【http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-10990.html】
第九話【http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-11020.html】

ではでは、かなり久しぶりの『俺。』お愉しみください。

エドガー11/23 12:0:252191cfeWqKnz8sbOU||332
「卑怯な……」
マリアの歯がギリッという音をたてる。
その音とともにドサッという音が聞こえる。
マリアが音のほうに視線をやるとそこに飛鳥が倒れていた。
「ムリも無い…。あんな莫大な力を使ったんだ…」
その台詞とともに、マリアの視線はまた敵と寧々の方向に向けられる。
「すまない寧々ちゃん。俺が不甲斐ないばかりに。」
マリアの謝罪に寧々はクスッと微笑した。
「大丈夫大丈夫。」
その声がマリアの耳に届くとともに寧々の表情が変った。
「これ…は?」
マリアは唖然としていた。

エドガー11/23 12:0:472191cfeWqKnz8sbOU||873
「神力具現化!」
寧々の周りに大量の水が溢れた。
「まさか…寧々ちゃんも神力を…?」
マリアと敵の驚き…。そして寧々の技。
寧々は敵の束縛から逃れ、敵を蹴り身を空中へ投げ出した。
そして寧々の周りの水は、寧々を中心に渦巻いた。
「……ッ! 輪廻!!!」
寧々の周りを渦巻いていた水は一斉に敵に襲い掛かり、その身を空中へと投げ出した。
そしてその水はその敵の上へ回り込み、敵を地面へとたたきつける。
寧々は着地してこう叫んだ。
「マリア!とどめを!」
「まかせとけ…!神力具現化!」
マリアの周りに雷が纏い、マリアは敵のすぐ近くへ。

エドガー11/23 12:1:42191cfeWqKnz8sbOU||211
聖なる力、破壊… 」
短い詠唱の後、マリアの刀を取り巻く大量の雷。
「ハァァァァァッ!!! 激昂!!!!。」
マリアの霆が敵を襲った。
激しい爆音が大地に轟き、地面が割れた。
「よしっ」
砂煙の中からマリアの声が聞こえた。
寧々が歓声をあげようとした時、更に大きい爆音が大地に轟いた。
寧々は恐縮してその場に身を伏せた。
砂煙が止むと、その場にはマリアが倒れていた。
そして…敵の姿…。


エドガー11/23 12:1:212191cfeWqKnz8sbOU||872
「油断禁物ってこの事かねぇ…。」
敵はクスリという笑みを浮べながらそう言い放った。
寧々はその場にペタンと腰を落とし、脱力した。
敵がこちらに向かって突進して来る。
寧々には恐怖しか感じられなかった。
力が入らず、そのつぶらな瞳には涙が溢れていた。
敵が寧々に攻撃を入れようというその時、事は起きた。
小さい火の球が、敵の横腹を突いた。
敵は攻撃を止め、その球が飛んできたほうを見た。
寧々もその方向を見ると、飛鳥が立っていた。
「飛鳥…君…?」

エドガー11/23 12:1:462191cfeWqKnz8sbOU||760
飛鳥は気を失っていて、今にも倒れそうだった。
寧々の大粒の涙が頬を伝い、地面に落ちた瞬間、飛鳥から神力が溢れた。
「……グ… ォ…ォオオオオ!!!!! プロミネンス!!!!!!」
飛鳥の周りに火柱が立ち、うねりを上げて空高く舞い上がった。
そして昇華し、さらに巨大になった火柱は、そのまま敵を飲み込んだ。
「グアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」
敵の咆哮…。人が焼ける嫌な臭いがあたりを包んだ。
飛鳥はその場に倒れこんだ。
その怪我は酷く、先の技の巨大さ故、飛鳥自身もヤケドを負っていた。

エドガー11/23 12:2:42191cfeWqKnz8sbOU||981
「全く…こんな頑張って…」
寧々はボロボロ涙を流していた。
「助けてもらったんだからアタシも助けないと…ね。」
寧々は涙を拭い、一転 キリっとした目つきになった。
癒水
緑色の閃光が寧々から放たれる。
しかしそれもつかの間。
今度は寧々の周りから大量の水が溢れた。
エメラルドグリーンのそれは澄んでいて、とても綺麗だった。
その水に包まれたマリアと飛鳥の身体からは外傷がみるみる回復していった。
ふぅ   と一息つく寧々。

エドガー11/23 12:2:212191cfeWqKnz8sbOU||776
そして…
「ふ…ァアアアアア〜。よく寝たー。」
ありきたりなリアクションで飛鳥が起き上がる。
それとほぼ同時にマリアも目を覚ます。
「これ…は寧々ちゃんが…?」
「エヘヘー。」
マリアの問いに満面の笑みの寧々。
不意にマリアが何か気付いたような表情になる。
「寧々ちゃん…て赫 寧々ちゃん!?」
「え…そうだけど…。」
突然の問いに戸惑いを隠せない寧々。
「んで…どうしたんだよ、それが。」
俺が面倒くさそうに問いかける。

エドガー11/23 12:2:342191cfeWqKnz8sbOU||543
「いやね、今日は2つのミッションって言ったでしょ?1つが幻滅の討伐。そしてもう1つがこの、赫 寧々の保護だったんだよ。」
「へぇ、それは見事に一石二鳥だね。」
「と、いうわけで寧々ちゃん。君は俺と一緒に本部まで来てもらうね。
この2人の会話に、寧々はポカーンという表情を浮かべていた。
「アハハ  突然そんなこと言われてもわかんないよね。ゴメン。詳しい話は本部で。」
そういいマリアは、寧々の肩に手を置いた。
「んじゃぁ飛鳥くん。君も帰って休んでて。また後日迎えにいくから。」
「りょーかい」

エドガー11/23 12:2:582191cfeWqKnz8sbOU||720
そういい残し、マリアは雷となって消えていった。
「帰るか…。」
気付くと、あたりは既に真っ暗だった。
「あ…ヤバイ… 殺される… 母さんに…」
俺はダッシュで帰路についた。


fin

エドガー11/23 12:3:412191cfeWqKnz8sbOU||550
終わりです。
かなり更新遅れた上、駄文になってしまいましたorz
こんなんでよければ、感想などお待ちしております。

れも11/26 21:51:162212cf0BU9Pk7Fuh6||363
今回もよかったですねー。むはー。(ぁ
書き方が変わったのかな?久しぶり、と言うのもありますが、なんか、新鮮な気がしますー。


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