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11321明けらかなる光を求めて灰色の翼1/18 16:37:201161cfG97gOTOB7cw
登場人物

如月 零斗(キサラギ レイト)14歳 主人公
荒城 亜斗(アラキ アト) 15歳

初めて書く小説ですが、どうぞ温かく見守ってやってくださいな。

灰色の翼1/18 16:45:181161cfG97gOTOB7cw||747
―第一章―〜神が生んだモノの定義〜
木漏れ日が窓から射す。
少し開いている窓からソッ、と頬を撫でる様に風が通り過ぎた。
今主人公である零斗はベッドの上で半身、起こしている状態だ。
眠い目を擦りながら、ヂリヂリと五月蝿く鳴り響いている時計を止める。
いつもと全く同じ光景。だが、何かが違っているように感じた。

「母さん。おはよう」
零斗は二階の自分の部屋から出、そして一階のリビングへと足を踏み入れていた。
一言呟いたその言葉には、何の返答も無い。

―――沈黙。
その場の空気は沈着していて、そして静寂が包んでいた。

灰色の翼1/27 16:52:101161cfG97gOTOB7cw||176
部屋には暫く静寂が続き、零斗の息遣いだけが聞こえていた。
ハァハァ、と何故か息が荒い。
というよりも、零斗自体の調子が悪そうだった。

母親の死体、そして父親、妹、弟、兄の骸。
目の前の転がったそれは、もう人間としての原型を留めていなかった。


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