| 11360 | ゜・*:.リラの咲くころに.:*・゜ | ロウ | 2/8 18:40:34 | 6038cfwVFIROCEDhU |
| あの人が・・・・ずっと、ずっと・・・独りであの場所にいる。 私を待っている。でも、私はあの場所には行けないの・・・。 ごめんね・・・。 でも・・・・、もうすぐ。行けるかもしれない。 待っててね ――4月 18日 「まい〜。一緒に帰ろっ!ってか今日ひまだしどっか寄ってこー?」 「あ、ごめん!今日私委員会なんだよね・・・。さき帰ってて、ね?」 「むぅ・・・・、舞最近そればっかじゃん・・・。」 「ごっ、ごめん・・・・。」 「あ、嘘だよ!ごめんね・・・。じゃ、バイバーイ」 「ん、またね。璃羅。」 | ||||
| ロウ | 2/8 18:41:13 | 6038cfwVFIROCEDhU||235 | ||
璃羅―――高遠璃羅(たかとおりら)16歳―――は親友、織田舞(おのだまい)に沈まれ、大人しく1人で帰宅することにした。 「・・・・もー。舞のあのうるうるの瞳には敵わないよぉ。・・・まぁ、でもそんな舞が可愛いんだけど・・・。」 璃羅がそんな1人ごとを言っていたら、そんな璃羅の頭になにかがぶつかって・・・・いや舞い降りてきた。 「んにょ?」 | ||||
| ロウ | 2/8 18:41:57 | 6038cfwVFIROCEDhU||423 | ||
| ひょいと、それをつまんで、顔に近づけた。それは薄い紫色・・・というより、白に近い色の花だった。いつもならそんなことには構わずとっとと家に帰るのだが・・・・気まぐれというか・・・・。璃羅は花が降って来た(?)方に目を向け、歩き出した。林にはいった。そこにはケモノミチができていたので璃羅はそこにそって歩いた。歩いて何分もしない間に古ぼけた寺が見えてきた。 「・・・・。」 寺の手前には小さな・・・・小さな。璃羅の背丈よりも少し高いぐらいの木が2本、隣り合わせで生えていた。そこに青年・・・いや成年が倒れていた。 | ||||
| ロウ | 2/8 18:42:47 | 6038cfwVFIROCEDhU||378 | ||
| 「・・・・・死んで・・・る?」 璃羅は成年の顔をつんつんと木の枝でつつく。 「・・・・返事がない。ただの屍のようだ。」 ゲームのやりすぎだよ、女子高校生。っつか古いな。 璃羅は今だに飽きず、成年をとっついている。 「ぁ・・・・・・?」 寝ぼけたような声が屍から聞こえた。 「ひぃ!!!!屍が生き返った・・・・・・??」 まだドラ○エごっこをしたいらしい。 成年は体を起こし、眠たげに言った。 | ||||
| ロウ | 2/8 18:43:9 | 6038cfwVFIROCEDhU||612 | ||
「えーと・・・・・君は?」 「え、え、え、っと・・・・。」 「あ、ごめん。俺は・・・・はしどい・・・・。」 「はしどい・・・?」 「うん。『香』に『花』で香花。」 「はぁ・・・・。変わった読み方ですね・・・。」 璃羅はあいまいにうなづきながら言う。 「・・・・で、君は?」 「・・・・・。」 ・・・・なんでこの人は初めて会った人の名前を知りたがるのだろう。 だが、相手も名乗ったことだし、一応礼儀として・・・・・ 「高遠・・・です。」 「うん。下の名前は?」 | ||||
| ロウ | 2/8 18:44:11 | 6038cfwVFIROCEDhU||177 | ||
| ・・・・香花も名字しか言わなかったから自分もそうしたのに・・・・。 「璃羅・・・。高遠璃羅・・・です。」 「・・・・・そ・・・かっ。・・・珍しい名前だね」 香花は納得・・・という感じに頷く。そんなに珍しい名前か?そういう自分の下の名はどうなんだ? 璃羅がうらみがましい眼で見ているのに気付いたのか、あ・・・・・と付け足す。 「俺はナクニ。香花ナクニ・・・だ。」 お前の方が珍しい・・・・ってか日本中探しても『香花 ナクニ』なんて人どこにもいないとおもう。 ・・・・・と言う言葉を璃羅はのみこんだ。 「あのっ・・・・・あたし・・・・帰りますね。じゃあ。」 | ||||
| ロウ | 2/8 18:44:36 | 6038cfwVFIROCEDhU||180 | ||
| あの花のせいで変な人につかまってしまった。 璃羅はつくり笑いを見せ成年に背を向ける。 「あ、待った!」 「?」 「・・・・・えと・・・・・・。・・・・・璃羅は今何歳?」 呼び捨てかい。まぁ、年上だし・・・いいけど。っつかなんでそんなこと聞く?なに、ナンパ? 「・・・16です。じゃ」 今度こそ帰ろうとする璃羅。後ろに「またねー」と聞こえる・・・が、振り返らない。 香花がまだなにか言いたそうなのにも気付かずに・・・。 | ||||
| ロウ | 2/8 18:50:10 | 6038cfwVFIROCEDhU||477 | ||
・・・・はい。 第1話はここまでです。 なんか読み返すと文が変なとことかあるけど・・・・それはご愛嬌でw あと・・・・なんか・・・・黒字だけで・・・読みづらい・・・かな? まぁ、いいや。 感想、アドバイスなど、などお願いしますm( __ __ )m | ||||
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