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11461夜火-第4条_封印師キーア3/15 11:29:262191cf/cZWdmfTKcw
***まえがき4***
 どもヽ(=´▽`=)ノ 地道に頑張ってるキーアです*ワラ
最近はHPいじりが面白くて仕方ありません←
といっても、チビのファンサイトはあんまりいじってませんけd(オイ
ほかにも二次イラストサイトとか持ってるんですよ。これでも←

まぁ今回も地道に書いていきます。

第3条行方↓
【 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-11387.html 】

キーア3/15 11:34:462191cf/cZWdmfTKcw||310
夜火 ― 第4条 封印師 ―

 あれから1週間が経った。
森の奥深く、南に位置する場所に建てられていた大きな塔のような建物は、
あの戦いの後、跡形もなく消え去り、中に居た人間や獣達も消えていた。
僕達掃除屋に“神無”という子も新しく加わり、今日もまた働いていた・・・・・・。

「ちょっと神無ちゃん!! 買って来てって頼んでた卵が無いじゃん!!」
「買ってきたアル。ほれ」

神無はスーパーの袋から、小さなパックを取り出した。
パックの中から小さな丸いものを取り出すと、填に向けて見せた。

キーア3/15 11:37:442191cf/cZWdmfTKcw||131
「コレ・・・・・・うずら卵じゃん。これじゃ卵かけご飯できないよ?」
「マジでか!!?あたし、これでやると思ってたネ」
「ハァ・・・どう考えてもサイズ全然違うじゃん・・・・・・買いなおしだよ・・・」

朝から疲れるような会話だった。
“神無”は、大食いであるが、それなりの戦闘力を持っていた。
頭はパーだが、いざとなれば結構役に立つんじゃね?と、空が言ったため、
この掃除屋に置いたそうだ。
そんな事を口にした張本人は、太陽が完全に真上に上がった今でも、
寝室でぐっすり眠っていた。

「ちょっと空さん!!いい加減に起きてくださいよ」

キーア3/15 20:44:52191cf/cZWdmfTKcw||614
「・・・あと5分は寝かせろよコノヤロー」
「あと5分て・・・もうこれだけ寝れば十分でしょ!!今日だって依頼が・・・」

そうだ。今日は珍しく依頼が入ってるのだ。
内容にはまだ目を通していないが、きっと前みたいな命に関わることだったら、
こんなにゆっくりとしていられない。
だから早く済ませたいというのに・・・。
そう思っているとき、インターホンが2回鳴り響いた。

「こんなときにまた・・・。神無ちゃん、ちょっと出てくれない?」
「アイアイサー!!」

キーア3/15 20:47:412191cf/cZWdmfTKcw||443
敬礼をすると、神無はドタバタと階段をかけおり、玄関へと向かった。
一向に起きない空をゆすっては叩きしているが、まだ起きようとはしなかった。
しばらくして、神無が階段を上がってきた。

「填ー。何かガキンチョが押しかけてきたアルヨ」

手には美味しい棒―たこ焼き味―が握られていた。
口のまわりには、食べかすがところどころ着いていた。

「はぁ・・・イタズラだったんですか?」
「違うヨ。何か変なカッコした子供(ガキ)2人だったネ。依頼がどうこう言ってたヨ」

キーア3/15 20:52:302191cf/cZWdmfTKcw||286
会話の途中で、下の階から声が聞こえた。
その声を聞いて、填と神無は揃って降りていった。

「すいません。依頼の・・・人達・・・ですか?」

目の前に居たのは、年齢が10歳前後だろうか・・・。
茶色の髪をした子と青い髪をした少年2人が並んで立っていた。
身長はそれほど高くはなく、格好は何処かの制服を着ているようだった。

「ったりめぇだろ。この間依頼してた紫苑と蓮夜だよ!!」
「ちょっと紫苑・・・・・・いきなり来てその態度は駄目だって・・・」

キーア3/15 20:55:362191cf/cZWdmfTKcw||372
紫苑と呼ばれた方の少年は、ガツガツしていて、とても活発そうに見えた。
もう1人の蓮夜と思われる少年は、どこか大人しげで、紫苑とは違い、
とても落ち着いている感じがした。

「えっと・・・依頼・・・もしかしてアレかな・・・・・・この前1件着てたけど・・・」
「もしかして・・・まだ見てねぇとかじゃねぇだろうな」

図星。
勝手に依頼内容を見てしまうのは駄目だろうと思って、見ていない。
この掃除屋の大将の空さんが見なければ、いけないことだと思うし・・・。

「ふざけんじゃねぇ!!!!!!あれ1週間前に出したんだぞ!!まだ見てねぇって何だよ!!」

キーア3/15 21:0:592191cf/cZWdmfTKcw||534
紫苑の大きな声は、家中に響き渡った。
ガヤガヤ騒ぎ立てる紫苑、それを隣で慣れきったように耳を塞いで細目をしている蓮夜。

「オイオイ・・・なんだぁ?ココはパーティ会場ですかコノヤロー。
 今何時だと思ってんだ。お昼ねタイムだぞ。睡眠妨害すんじゃねぇ」
「空さん・・・あんた何時間寝てると思ってんだよ」

空が頭をかきむしりながら降りてくる。
あくびを時々しては、依頼人の紫苑や蓮夜を見渡していた。
静かに客席用の椅子の向いにある事務用の椅子に座ると、口を開いた。

「あー・・・お前らか・・・あの依頼出したの」

キーア3/16 9:1:42191cf/cZWdmfTKcw||402
「あぁ!!おめぇは俺達の依頼読んでくれたのか!!?」
「・・・・・・・・・まぁな」

空は事務用の椅子に座りなおすと、机に肘をついた。
机の上に積まれていた本や資料を横へずらすと、紙と鉛筆を取り出した。

「でさ!!受けてくれんだろ!!」
「・・・・・・・・・・・・」

空は黙ったままだった。
そして、黙ったまま机に置かれた紙に何かを書いていた。
そっと後から神無と填が覗き込んでみれば、そこには得体の知れない物体が描かれていた。

キーア3/16 9:5:42191cf/cZWdmfTKcw||528
「空ァ。何アルか?・・・コレ」
「コイツを探せと依頼が着たんだよ」

その大きさは小さく、手足はないが、長い尾があり、丸い形をしていた。
空は鉛筆を置くと、2階へとあがっていった。
そして、再び降りてくると腰には刀が2刀差してあった。

「おいテメェら。いくぞ。これは報酬が弾むぞ」
「え、今からですか!!?まだ何も用意してませんって」

急いで神無はバズーカを肩に背負い、填は空から貰った刀を腰に差した。
その様子を見ていた紫苑は、蓮夜と顔を見合わせ、にこっと笑うと、
空の後につくようにして付いていった。

キーア3/16 9:8:62191cf/cZWdmfTKcw||129
               
               *

「っていうか・・・僕達掃除屋ですよね・・・。いいんですか?こんな依頼受けちゃって」
「いいんだよ。報酬の額が額なんだから」

空は持っていた依頼書を填に見せ付けた。
そこには、0がいくつもついている数字が見えた。

「いち・・・じゅう・・・ひゃく・・・せん・・・・・・・・・・・・1000万!!?」

驚いたあまりに、大声を出していた。
ゼロの数があまりにも多く、嘘かと思い、何度も数えなおすが、やはり1000万と書いてあった。

キーア3/16 9:11:212191cf/cZWdmfTKcw||718
「こんな子供(ガキ)がそんなに持ってるアルか?」
「おめぇら子供(ガキ)扱いすんじゃねぇ!!俺らはなぁ!!」
「ちょっと紫苑!!駄目だよ・・・コレ以上・・・」

紫苑が再び怒り始め、何かを言おうとしたところ、連夜が止めに入った。
何を言おうとしていたのかとても気になるが、
今は仕事優先なため、深くは聞き込まなかった。

森の中はとても静かだった。いつも静かだが、普段とは何故か違う空気だった。
今回は、森の何処に潜んでいるかが検討もつかない状態で、
とりあえず今は掃除屋から離れ、森の北側に向かって歩き続けている。
少しだが、風が流れ出し、それぞれの髪がゆれる。

キーア3/16 9:14:412191cf/cZWdmfTKcw||504
「確か・・・・・・俺達が最初に見たのはこの辺だった気がするような・・・しないような・・・」
「どっちだよ。今日中にできるかわからねぇな。こりゃ」

随分森の北までやってきた。
街とは随分離れ、辺りは薄気味悪い感じが漂う雰囲気だった。
鳥の鳴声や飛び交う音すら聞こえない。
ただ、歩くときの足音しか聞こえなかった。

そんなときだった。草陰から何かが動く音が聞こえた。

「!!何かいる!!」

キーア3/16 9:17:202191cf/cZWdmfTKcw||945
その瞬間、頭上を何かが勢い良く飛び出していった。
丸い形をした、尾の長い生物だった。

「なっ!!アレ・・・」

空はとっさに刀を抜くと、木に跳び移った獣に向かって跳びかかった。
しかし、その獣のスピードはとてつもなく速く、空の攻撃を簡単に交してしまった。
そして再び目をやると、その姿はどこにもなかった。

「・・・ちっ。逃したか・・・」
「・・・・・・なぁ蓮夜。俺達が封印しようとしてたのって・・・あんな色のヤツだっけ?」

キーア3/26 6:46:502191cf/cZWdmfTKcw||147
「ちょっと紫苑、そんなこと言っちゃ駄目だ・・・」

蓮夜が紫苑を止めに入ったときには遅かった。
紫苑の一言に気が付き、空が2人の前に立った。

「おい。封印って何だ?おめぇら、本当の目的は何なんだよ」

2人の額から汗が流れ落ちた。

日は少し沈みかけ、辺りは少しずつ暗くなっていた。
鳥達の鳴声と虫の鳴声が、森の中に鳴り響いた。

キーア3/26 6:54:532191cf/cZWdmfTKcw||321
「んーと・・・つまりお前らは、あんな魔物を封印する封印師で、
 その封印師の本部からの指令であの魔物を追ってると?」
「まぁ・・・そんなとこだな」

封印師。
それは裏世界で生きる人間達だった。
人前には滅多に現れず仕事をする特別部隊だそうだ。
今回は本部の指令で、ある魔物を捕らえ連れ帰れという。

「紫苑の馬鹿...。だからあんまり喋るなって言ったのに...」
「仕方ないだろぉ。思わず言っちまったんだからよ」

キーア3/26 7:1:02191cf/cZWdmfTKcw||346
「で、その報酬はその封印師からくんのか?」
「いや...捕まえたら俺らに報酬が届いて、それをお前らに分けるんだ・・・」

そのときだった。
背後の草陰から勢い良く何かが飛び出した。
赤い色をしたさっきと同じ形をした魔物だった。

その魔物はさっきまでと違い、どこか殺気だっていた―・・・


― 第4条 封印師 ― 完

キーア3/26 7:5:172191cf/cZWdmfTKcw||985
**あとがき4**
 最初の方はいい具合に書き上げていたんですが...。
私情というか何と言うか...。書上げが今に至ります...。
今回は、謎が多い中での新キャラ登場です(*´▽`*)
封印師の紫苑と蓮夜です。フルネームは秘密です*ワラ
そのうち分かる日が来るんじゃないかなァ・・・・・・。
とりあえず、この話はどこまで続くやら・・・。謎。
また増えちゃったよ謎・・・。
でも、紫苑と蓮夜は結構お気に入りのキャラなんで、使いやすいです。

では、第5条で会いましょう★


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