| 11569 | メロンソーダ:52`i | ENGRAM | 4/18 0:4:26 | 2191cfBhfJKKiPlQs |
| 右村 誠 主人公 | ||||
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| 他人の修羅場、というものは目くるめく展開が新鮮で、面白いモノだと一般的に思われているらしい。 例に漏れず右村誠もそんな人間の一人だった。 友人の家を訪ねてみると玄関は半開きで、中からは高い女の声と、低い女の声と、情けない友人の声が聞こえた。 しかし、そこまでは良かった。 今日は忙しそうだから、またの機会にでもするか…… そう思ったのもつかの間。 ガラスの割れる音、金属の跳ねる音。 非日常がすぐそこにあった。 | ||||
| ENGRAM | 4/18 0:23:9 | 2191cfBhfJKKiPlQs||377 | ||
| 「あんた!この女と私っ!どっちを取んのよ!」 という金切り声や、 「黙ってちゃわからないでしょ?」 という脅し文句が聞こえてきた。 「あいつ、大丈夫かな。」 …つまり、好奇心に負けた。 | ||||
| ENGRAM | 4/18 0:48:11 | 2191cfBhfJKKiPlQs||674 | ||
| 散らかった玄関で靴を脱ぐと部屋の中の様子が少しだけ見える。 正座した友人、布団に座っている派手な女、直立して腕を組んでいる女。 こんな時、女の強さをしみじみと痛感させられる。 誠にはこんな経験など無いが、ほんの少しだけ同情した。 聞こえてくる内容からすると、この騒動は佳境を過ぎたらしい。 修羅場は、竜巻が消えるように曖昧な空気を残して過ぎ去った。 一際大きな罵声を残して女二人はドアの裏に隠れた俺には気づかず帰っていった。 「そういや俺、本物の修羅場見たのって初めてだ。」 | ||||
| ENGRAM | 4/18 1:3:58 | 2191cfBhfJKKiPlQs||34 | ||
| 第一部完 感想あったらよろー | ||||
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