戻る
1348ウィザーズ・クエスト一話「よくわからん出会い」後編祥大7/3 22:45:102192cfjwWTQQyXEQ.
一話の後編になります。
楽しくないかもしれませんが、見てくれるとうれしいです。
では、書きます

和泉直人7/3 22:46:212194cfeSp19HiFE6w||512
まってました!!!

祥大7/3 22:46:242192cfjwWTQQyXEQ.||483

「ただいまー」
返事が無い、と、いうことは、家には誰もまだ帰ってきていないということだ。
 とりあえず俺と“妖精”は俺の部屋に入った。
「せまい部屋ねぇ」
“妖精”が言った。はっきり言うと、ほっといてほしいので無視した。
「で、説明してくれるの?」
「ええ、詳しく話してあげるわ」
理解できる話だといいな、と俺は思った。

祥大7/3 22:46:452192cfjwWTQQyXEQ.||33
「まず、私の紹介からね。私は渚海里。『フェアリー』よ。ま、“こっちの世界”で言う妖精ね。一応、剣とかを扱えるわ。魔術もね。じゃ、本題に入るね。まず、あなたにしてもらいたいことは、私をここに住ませてくれることと、魔術の習得なの」
「はぁ?」
わけのわからん単語ばかりだ。こいつ、一体、何者なんだ?
「なぜかって言うと、理由は、“私たちの世界”を助けてほしいの」
「はぁ・・・」

祥大7/3 22:47:332192cfjwWTQQyXEQ.||462
「私たちの世界は『エルロン』ってところなんだけどね、そこは今、ある人に征服されそうになっているの」
「征服って、世界征服のこと?」
「ええ、そうよ。でも、その敵たちに、私たちはかなわないのよ。で、こっちの世界に助けを求めに来たわけ」
「で、助けてくれる人は見つかったんですか?」

祥大7/3 22:48:112192cfjwWTQQyXEQ.||165
「ええ、でも・・・重大な事実がわかったの」
「重大な事実?」
「『エルロン』の人たちには私たちが見えるの。でも、こっちの世界の人たちは“術者”の素質がある人にしか見えないの。あ、“術者”っていうのは魔術を扱える人のことね。で、あなたはその素質があるの」
「そうなんですか・・・」
「だから、あなたにはこっちの世界で魔術の特訓をしてから向こうの世界を助けてほしいのよ」

祥大7/3 22:48:362192cfjwWTQQyXEQ.||659
「こっちで特訓?」
「ええ、まだ時間があるから、ちゃんと戦えるようになるまで魔術・剣術の特訓をしてもらうの」
「そうなんだ・・・」
はっきり言って、こんなことを信じる奴はいないと思う。でも、妖精に言われると説得力
があるな・・・。
「で、やってくれるの?」
「はっきり言うよ。俺には信じられない。でも、妖精に言われると信じない奴なんていないと思う。だから、俺は信じる。簡単な理由だね・・・ま、できる限り協力するよ」

祥大7/3 22:49:202192cfjwWTQQyXEQ.||777
我ながらおかしなやつだな・・・。俺はそう思った。
「本当に?後悔はしない?」
「ああ、しないさ」
「じゃ、改めてよろしくね、祥大さん」
「祥大、って呼んでくれ・・・」
「え、うん、わかった。私は海里でいいよ」
これなら仲良くやっていけそうだな。よかった・・・
「それじゃ、私、準備してくるからちょっと待っててね」
「え・・・あ、うん」
そう言って海里は俺の部屋を出て行った・・・・。


祥大7/3 22:49:442192cfjwWTQQyXEQ.||586
数十分後・・・
「どう?」
その言葉といっしょに、俺と同い年ぐらいの一人の女の子がセーラー服で俺の部屋に入っ
てきた。誰だ?わからん。とりあえず誰なのか聞いておこう。
「え?あなた、どなたですか?」
「もう!さっき会ったばかりでしょう?」
さっき・・・?さっき会ったのは海里だけだったけど・・・。まさか・・・

祥大7/3 22:50:32192cfjwWTQQyXEQ.||647
「海里!?」
「わかってるじゃない」
海里は微笑んでる。でも、待てよ・・・?
「お前、フェアリーじゃなかったのか?」
「あなた、話を聞いてた?言ったじゃないの、住ませてもらうって」
「お前、人間になれたのかよ・・・」
「私だけじゃないわよ。ほかの皆もよ」
住むって・・・こうゆう意味だったのか・・・。

祥大7/3 22:50:202192cfjwWTQQyXEQ.||385
「大丈夫!私は今日からあなたの家に居候するってことになってるから。あなたの親戚として。皆の記憶はそうなってるのよ」
「じゃ、父さんたちも了解済みなの?」
「ええ、そうよ。だから心配しないで。明日から学校にも通うから・・・」
「学校にまで来るの!?」
「だって、義務教育なんでしょう?わたしだって、行ってみたいし・・・」
「もう、どうでもいいや・・・」
もう、好きにしてくれ・・・。俺はそう思った。

祥大7/3 22:50:542192cfjwWTQQyXEQ.||698
 そのとき、玄関で誰かの声がした。
「ただいまー」
「え・・・あ、お帰り」
「お帰り、早智ちゃん」
「ただいいま、兄ちゃん、海里ちゃん」
「え・・・、早智、お前、海里のことわかるのか?」
あきらかにおかしい。みんな海里のことはわからないはずなのに・・・
「何言ってるの、兄ちゃん。海里ちゃん今日から家に住むんでしょ。」
「え・・・あ、そうだったな」
ここで、さっきの記憶の話の意味がよくわかった。

祥大7/3 22:51:242192cfjwWTQQyXEQ.||466
(もう!さっき言ったでしょ!記憶を変えてるって)
(わかってるけど、いきなり言われてびっくりしただけだよ・・・)
(そう、じゃ、いいけど・・・)
「何こそこそと話してるの」
「え・・・あ、なんでもないよな、海里」
「え!う、うん、なんでもないのよ、早智ちゃん」
「そう、じゃいいけど・・・」
そういって早智は自分の部屋に入っていった。

祥大7/3 22:51:572192cfjwWTQQyXEQ.||317
「はぁ・・・。いなくなったな・・」
「もう!人に会うたびこんなことじゃだめだよ」
「わかったよ・・・」
このやり取りの後、海里は俺の部屋を出て行った・・・
明日からずっとこんな感じなのか・・・。俺はそう思ってなんだか悲しくなった。
「前途多難だ・・・」
俺しかいない部屋に、その言葉はむなしく響いた・・・


一話 終了

和泉直人7/3 22:53:582194cfeSp19HiFE6w||200
おもろ!!

祥大7/3 22:57:122192cfjwWTQQyXEQ.||355
   あとがきです!
また、長い文章を読んでくださってありがとうございます。
この話、まだ少ししかできてないんです。でも、がんばって仕上げるつもりです
感想、指摘等がありましたら、レス、お願いします。

一つ質問
予告編があるんですが、載せたほうがいいでしょうか?
メインメンバーで、漫才風にしてみたのですが・・・
レスあれば載せます。
では^^

和泉直人7/3 23:7:342194cfeSp19HiFE6w||163
予告があれば、読む人が、よけい興味を持つので、のせたほうがいいかも

祥大7/3 23:19:422192cfjwWTQQyXEQ.||232
じゃ、載せますね

祥大7/3 23:20:572192cfjwWTQQyXEQ.||356
次回予告

海里「はい!ここから次回予告です!」
祥大「おい、次回予告なんて本当にやるのか?」
海里「次のお話は、私が揖保川中学校に転校してくる話です!」
祥大「俺は無視か・・・」
海里「新しい出会いもあるらしいよ」
祥大「らしいって・・・」
海里「ハラハラドキドキの学校編、楽しみですね!」
祥大「別にそんなシリアスな話じゃないからハラハラもドキドキもしないぞ」
海里「いちいちうるさいよ、祥大。ちょっと黙ってて」
祥大「はい・・・でも、しゃべるぞ」

祥大7/3 23:21:182192cfjwWTQQyXEQ.||257
海里「はいはい・・・ま、それはおいといて、今度は私、大活躍するんです!」
祥大「俺も、だぞ」
海里「そうだね」
祥大「がんばるぞ!」
海里「サブタイトルは、『近づく敵影、揖保川中学校で・・・』だって」
祥大「学校って・・・まんまだね。なんか、嫌な予感がするな・・・」
海里「なんか、嫌なことでもあるの・・・?ま、いっか。そのとき考えようっと」

祥大7/3 23:21:442192cfjwWTQQyXEQ.||136
祥大「じゃ、漢字の学習をします」
海里「いきなり!?」
祥大「今日、出てきた漢字『渚 海里』と『早智』の読みは・・・」
海里「一つ目が『なぎさ かいり』、二つ目が『さち』だよ」
祥大「俺の台詞だ・・・。ま、いいけどな。ちゃんと覚えておくように。じゃ、そろそろ予告の時間も終わりみたいだ・・・」
海里「でわ、『ウィザーズ・クエスト』次回も・・・」
文哉「お楽しみに!」
海里「ああ!私の決め台詞!」
祥大「てか、お前、出てくるのがまだ早いぞ・・・」
文哉「ま、気にするな」
海里「私の決め台詞・・・」

祥大7/3 23:22:442192cfjwWTQQyXEQ.||327

予告、終わりです

おいちゃん7/4 1:27:432191cfBcZXIQE2B6Y||938
次回に期待してるよ〜^^頑張れ〜^^

イクス7/4 6:28:162202cfwKIgBablNMk||743
おはようございます^^
世界観が素敵で
この先どうなっていくのか楽しみです^^
がんばって下さいね^^

祥大7/4 10:10:312192cfjwWTQQyXEQ.||917
おはようございます^^>イクスさん
世界観がいい、初めて言われました
ありがとうございます

こんな作品を読んでくれた皆様、本当にありがとうございます!
元気が出ました!続き、また後で書かしていただきます

いおり♪7/11 20:49:132202cfhV7hX6H1aPo||629
・・・・面白い!とても面白い!こんな話しが読めるなんて思ってなかった!
続き頑張って!


本文(<>," shift+7使用不可)
 ※メルアドや電話番号を公表してはいけません、荒らしを批判するのは「俺が神掲示板」以外は禁止!
 
特殊文字 by.チビファンタジー