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1400夢世界たけし7/5 20:37:412211cftSqWgpWefDU
ドリームスペースという夢の中の世界がある。この世界には、現実世界と同じように草や木、動物達であふれている。ただ現実世界と違うのは、ここでは想像力が力を持つことだ。そして、ここに来るには‘夢を忘れぬ心‘が必要なのである。その為かここに来る者は、10代が多い。これは、そんなSFな物語である。

たけし7/5 20:54:242211cftSqWgpWefDU||741
第2部 下校途中に会った妙な奴

たけし「ねーねーカーノジョ。俺と昼寝しない?」
    ここでお茶と言わずに昼寝という辺りがたけしなのだ。そしていつも逃げられる。
女  {本当にこんな奴がラックスのいうあの世界のメシアなのか?信じられんな。少し      様子を見てみるか。}
たけし「どうしたのカーノジョ。そんな怖い顔しちゃってさー。名前なんていうの?」
女  「名はアンナという。貴様がたけしと言う奴か。わけあって貴様に会いに来た。」
たけし「えーマジ!!わざわざ俺に会うために?これはもう運命だねー。」
アンナ「勘違いをするな!!私がここに来たのは貴様に力を貸して欲しくて来たのだ。」   

たけし7/5 21:8:422211cftSqWgpWefDU||756
たけし「力?俺、自慢じゃないけど体力とか全然ないけど。つーか昼寝しようよー。」
アンナ「ドリームスペースは知っているか?夢の中だけに存在するいわれている世界だ。」
たけし「でー寝るときはオレンジレンジの曲つけると眠りやすいんだよなー。」
アンナ「そんな一風変わったところだが、最近危機が迫っている。」
たけし「別に曲なんかかけなくても寝れるけど、あったほうが雰囲気でるしー。」
アンナ「20年も前に封印した夢魔;デイビット;が復活するのだ。奴は20年前あの世界を    支配し、そのせいで夢全体は混沌とかした」

たけし7/5 21:17:592211cftSqWgpWefDU||476
たけし「布団はどうする?別々?それとも・・・一緒にする?」
アンナ「3ヶ月後にある:イースター:までに奴の復活を阻止せねばならない。」
たけし「やっぱ一緒がいいよね。うんうん。」
アンナ「そういうことで一緒に来てもらう。少々手荒だがこれで眠ってもらおう。」
たけし「へ?そういうこと?来る?イマイチ意味がわ・・・・・」ドサ
                                          たけしは薄れゆく意識の中ではっきりと見た。なぜかアンナがスタンガンを手に持っている姿を。そして、それをアンナ自身にもあてているところを。2人は少しも会話を成立させないまま意識を失った。

たけし7/5 21:50:262211cftSqWgpWefDU||72
たけし「ここはどこだ?」
あたりは一面の花畑。近くにいるのはアンナ一人だった。
アンナ「さっきも言ったとおり、ここはドリームスペース。夢の中の世界。そしてイマジン(想像力)とクリエイト(創造力)が力を持つ世界。」
たけし「何言ってんだか全然わかんね。つーかさっきスタンガン使ったろ。俺を殺す気か!」
アンナ「そっちの方が手っ取り早いからな。」
怖い女である。
アンナ「混乱するのも分かる。実際にその力を見せてやろう。あそこに丁度いいのがいる。」
するとアンナは近くに潜んでいたぽよに右手を向けて、
アンナ「天空よりきたるは破滅の衝撃!!!」

たけし7/5 22:1:62211cftSqWgpWefDU||836
ヴーーーーーん  グシャ!!
アンナが呪文のようなものを言うと、突然虫の羽音に似た音が聞こえたかと思うと、ぽよが一瞬で潰れた。
アンナ「ここではイマジンをクリエイトによって、夢の中で具現化させることで自分の理想をつくりだせる。」
               クリエイト 
                ↓
            イマジン≫≫≫具現化
アンナ「イマジンの強さによって具現化出来るものの大きさや威力がきまる。そして、クリエイトの強さによって精度が変わるわけなのよ。」
たけし「・・・・・・」

たけし7/5 22:15:452211cftSqWgpWefDU||796
アンナ「まあ呪文は気分ね。言わなくてもいいけど、具現化するまで多少時間はかかるし、言ったほうが集中しやすいし。」
たけし「・・・・・・・・」
アンナ「で、今のは大気を操ることでぽよを潰したの。生物に直接干渉することは出来ないから、大気を使ったわけ。まあ極限られた人だけに使える;精神支配;は別だけど。どう?分かった?」
たけし「んあー。良く寝た。なんか説明長いと寝ちゃうんだよねー。ここがどこだかわからないし。」
夢の中で寝るとはさすがたけしである。
アンナ「はー。とにかくここは夢の中で。好きなことが出来るのよ。」

たけし7/5 22:31:222211cftSqWgpWefDU||57
たけし「だったら始めからそう言えばいいのに。俺夢見るの、生まれて始めてだよ。」
アンナ「え。」
たけし「よーしおれもなんかするぞー。うーむむむむ。」
アンナ「無理よ。イマジンのコントロールは1日でできるものじゃないわ。クリエイトもないし。それより夢を見たことがないって本当なのか?」
たけし「いでよ。俺の夢!!聖なる乗り物―――――!!」
ボワフン!!
たけしがそういうと、全長10メートルはあるベッドが目の前に出現した。乗り物ではないが。

たけし7/5 22:34:372211cftSqWgpWefDU||998
たけし「やったー、でっかいベッドだー。朝まで寝るぞ―。」
たけしはベッドに上がると、3秒で寝てしまった。
アンナ「ま…まさか、たった一日で。しかも、あんなに巨大な物を創り出すとは。イマジンだけなら私を大きく上回る・・・・。こいつなら本当にデイビットの復活を退けることが出来るかもしれない。」
アンナ{しかし夢を見たことがないとは一体・・・・・・}
巨大なベッドの上で眠りこけている無邪気な顔をした少年を見ながら、アンナはそんなことをつぶやいた。

たけし7/5 22:36:122211cftSqWgpWefDU||965
以上第2部終わりです。つまらないものですが、呼んで下さった方、感想をおねがいします。


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