1401 | ウィザーズ・クエスト二話「近づく敵影・揖保川中学校で・」中編 | 祥大 | 7/5 20:43:50 | 2192cfjwWTQQyXEQ. |
えっと、二話の中編になります 楽しくないですが、見てくれるとうれしいです じゃ、早速・・・ |
祥大 | 7/5 20:44:42 | 2192cfjwWTQQyXEQ.||353 | ||
「なぁ、なんで俺まで案内しないといけないんだよ?」 文哉が口を開いた。 放課後、先生に言われたように、俺は海里に学校を案内していた。文哉と一緒に。 「ん?ああ、一人じゃ、心細いから」 「うそつくんじゃねぇよ」 「ま、気にするな」 俺はさらに、手を合わせて、頼むよ、と言った。 「わかったよ・・・」 「で、早く案内してくれない?」 「え・・・あ、うん」 海里が、早くしなさい、というような感じでにらんできた。 さっさと終わらして帰るとするか・・・ 俺たちは学校を案内し始めた。 |
祥大 | 7/5 20:45:36 | 2192cfjwWTQQyXEQ.||906 | ||
「で、ここが金工室だ」 「ふーん」 「これで一通り終わったんじゃねぇの」 4階から1階まで、一部屋ずつ案内してきた俺たちは少しばかり疲れていた。もう、6時ごろだろうか。少し暗くなり始めている。 「あとは校庭と体育館ぐらいかな・・・」 「じゃ、そこに行きましょう」 「まだ帰んないのかよ・・・」 文哉は帰りたそうだったが、どうせなら最後まで、ということでさらに案内することになった。 そのとき、窓の外には男が一人いた。 「術者が二人、しかも、まだ魔術が使えないみたいだな・・・。ちょうどいい、今のうちに始末しておくか・・・」 男はそう口にしたが、祥大たちが気づくことはなかった・・・ |
祥大 | 7/5 20:46:31 | 2192cfjwWTQQyXEQ.||178 | ||
「これで最後、校庭だよ。ま、ちょっと狭いけどね」 俺がそう言うと、文哉が口を開いた。 「やっと終わった・・・じゃ、俺は帰るからな」 「ん・・・、ああ、じゃ、・・・」 「そこの二人の男、ちょっと死んでくれ」 俺が声は、その恐ろしい言葉にさえぎられた。 「「!!」」 しばしの沈黙。しかし、その沈黙は長くは続かなかった。 「なんで、ですか?」 海里だ!よくこんな状況でしゃべれるな・・・ |
祥大 | 7/5 20:47:23 | 2192cfjwWTQQyXEQ.||975 | ||
「なんでかって?それはな、俺たちにとって邪魔な存在だからだ」 ・・・?俺はわからない、というような顔で聞いていた。もちろん文哉も。 「じゃ、死んでくれ」 男はナイフ――刃渡りは30cmぐらいある――を取り出して、俺と文哉に向かって走り出した。 はぁ、短い人生だったな・・・。そう思った。次の瞬間、男はナイフを振り下ろした。父さん、母さん、友達の皆、それに早智、さようなら・・・ |
祥大 | 7/5 20:48:12 | 2192cfjwWTQQyXEQ.||294 | ||
カキーン! 突然、金属と金属がぶつかり合う音がした。 「もう!なんでよけないの!」 「え・・・あ、ごめん・・・」 いつの間にか剣――真っ白な剣、刃渡りは60cmぐらいありそうだ――を手にした海里が、男のナイフを受け止めていた。 「“シルフソード”だと!?お前、フェアリーか!?」 「だったら?」 何だ、この展開?誰も予想してなかったろうな・・・。俺はそう思った。 |
祥大 | 7/5 20:49:7 | 2192cfjwWTQQyXEQ.||23 | ||
「ちっ!分が悪い!撤退だ!」 「ちょっと!待ちなさい」 待てと言われて待つ奴はいない。男は驚くほどの速さで逃げ去っていく。海里は翼を出して追いかけようとしたが、俺たちに気づいてあわてて翼をしまった。 「ねぇ、二人とも大丈夫?」 「え!あ、ああ・・・大丈夫だよ」 「お、おう。生きてるぞ」 「ならいいけど・・・」 そう言った後、海里は俺に近寄ってきた。 |
祥大 | 7/5 20:50:34 | 2192cfjwWTQQyXEQ.||730 | ||
(まさか、こんなことになるなんてね・・・) (え!) (あなたたち、命狙われてるみたい) (あなた“たち”?) (あなたと、文哉君のこと) (文哉も?俺が狙われるのはわかるけどなんで文哉が?) (あなたが狙われる理由と同じ、だと思うの) (え!じゃあ・・・?) (そう。文哉君も術者みたいね・・・) (本当かよ!?) (ええ。だから話しておかないとね・・・) |
祥大 | 7/5 20:50:58 | 2192cfjwWTQQyXEQ.||767 | ||
「さっきの、何なんだよ?いったい?」 こっちの話が一段落ついたところで文哉が話しかけてきた。 「隠しても無理だろうし・・・話してあげる」 海里は落ち着いた口調でしゃべった。 文哉は、ちゃんと聞いてくれるだろうか?俺はそう思った。 |
祥大 | 7/5 20:58:9 | 2192cfjwWTQQyXEQ.||841 | ||
あとがきです 中編、書き終わりました^^ こんな駄目文に付き合ってくれてありがとうございます がんばってるのですが、三話の案が浮かんでなくて、二話が終わると少し途切れるっぽいのですが、そのあたりはお許しください では、感想、指摘等があったらレスください 読んでくれた方は、足跡残していってほしいです お願いします^^ |
ペン | 7/5 21:0:26 | 2111cfDM/A6mVkj16||991 | ||
こうゆうの好きです |
mji | 7/5 23:16:31 | 2111cfzT7/dsz7J3k||319 | ||
よかったです二人の運命が気になります続きを楽しみにしてます |
アスキ | 7/6 9:45:30 | 2202cfwKIgBablNMk||589 | ||
やばい・・・めっちゃひきこまれちゃいました。次も頑張ってください。 |
祥大 | 7/6 22:29:11 | 2192cfjwWTQQyXEQ.||212 | ||
感想、ありがとうございます!! 次に書く気力になりますから^^ |
いおり♪ | 7/11 21:9:56 | 2202cfhV7hX6H1aPo||54 | ||
続き書いてください!応援してます! |
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