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1560ブルーラブ☆☆4☆☆おぐ7/12 16:26:32201cf9qNwbLkw9gM
だいぶ日にちはあきましたが・・・次回までの話を忘れた人は読み直してみてくださいね。
今回は最後に詩が待ってますよ〜☆☆

☆4☆

女の合図に、悪の気の軍団はイオン、タレット、フレイ、フールに襲い掛かってきた。
フレイは、チっと舌を鳴らしてから、呪文を唱えた。
「ファイヤーボム!」
すると手から真っ赤な弾が4〜5個出てきた。それをフレイは「おりゃっ!」と相手に投げつけた。その弾は黒ずくめの敵に当たると、爆発して、めらめらと強い炎をあげた。そして完全に焼き尽くすとフッと消えた。その攻撃で、敵は20人ほど減った。
「ふっ・・・なかなかやりますね・・・さすが火の神です。」

おぐ7/12 16:38:302201cf9qNwbLkw9gM||448
「ですが、そんなんでは私は倒せませんよ!」
そういうと軍団の女も呪文唱えた。
「ブラックタンク!」
そういうと女の背後から、無数の黒い塊が飛んできた。それを見て、フールは叫んだ。
「いけない!あれに触れては溶けてしまう!皆、気を付けるんだ!」
そういって、フールは風の壁を作った。それを見て、フレイも火の壁を作った。
ところが、イオンは何もしなかった。タレットは気付いた。
(そうか・・・!自分を守るためには術を使えないんだ!水の壁が出せない!)
そう考えてる間に、黒い物体はイオンめがけて飛んできた。
「水の神!終わりよ!」
「!」
イオンは顔をうでておおった。

おぐ7/12 16:54:282201cf9qNwbLkw9gM||478
ところが黒い物体はイオンに当たらなかった。危機一髪のところでフレイがイオンの前に来たのだ。火の壁によって、黒い物体は防がれた。
「ありがと・・・フレイ・・・」
「ああ・・・危ないところだったな。」
「せっかく水の神が消えてくださると思ったのに・・・残念ですわ。」
女は悔しそうに笑った。しかし、フレイをみて、ニヤッと笑った。
「でも、イオン様・・・フレイ様の壁にいられるのも、あと少しですわよ。」
「どういうこと!?」
イオンはフレイの腕を見た。
「フレイ!けがしてる!」
フレイの二の腕の一部が黒くなっていた。フレイが言った。
「少しな。さっきのやつに当たったんだ。」

おぐ7/12 17:6:92201cf9qNwbLkw9gM||698
言葉では軽く言っているが、顔つきや息遣いはその傷がとても痛いことを物語っていた。
「ふふ・・・その傷ではもう壁を作っていられませんわ。」
その女の言葉が言い終わった途端、フレイがガクッと膝ついた。
「フレイ様が一番最初に逝きそうですわね・・・とどめです!ビックブラックタンク!」
すると、さっきよりも倍でかい黒い物体が襲ってきた。
何を考えたのか、タレットは思い立って、フレイの前で腕を伸ばしてフレイに壁を作った。
「何してる!やめろ!お前が死んだら俺らがここに来た意味ないだろ!」
タレットは耳をかさなかった。そして叫んだ。
「イオン!俺を守ってくれ!」


おぐ7/12 17:15:522201cf9qNwbLkw9gM||136
「えっっっ!わかった!ビックウォーターウォール!!!!」
前にかざされたイオンの手からすごい量の細かい水が飛び出した。
その水は、4人をすっぽりおおった。
「すごい・・・」
「あら・・・力溜まってたから・・・」
「ちっ!水の神め・・・!」
悔しがっている女に向かって、フールは言った。
「あなたは水の神が5神の中で一番強いという事を知らなかったのかい?」
「けれど、水の神は力が限られているはず!」
「そんなこと、自分のために使えないだけさ。力の大きさは変わらない。」
「風の神・・・いくら私の攻撃が防げても、私を倒したわけではありませんわ!者ども!」

おぐ7/12 17:30:532201cf9qNwbLkw9gM||803
その言葉で、さっきまで減っていた黒ずくめの敵が一気に増えた。
その女の行動を見て、フールはあることを確信した。
「黒の女の方・・・あなたの名前は・・・?」
その言葉に女は首をかしげた。
「私の名前?私の名前はカット」
「そうですか・・・。カットさん、あなたはまだまだ未熟者ですね。」
「なんですって!?」
「私は見破りましたよ。あなたの術の秘密を・・・弱点を。」
「何を言うのかと思ったら・・・私の術に欠点などありません!」
「隠しても無駄です・・・あなたの術は破られたらおしまいです。まず・・・あなたの背後にはブラックホールがあるはず。」

おぐ7/12 17:44:332201cf9qNwbLkw9gM||557
「・・・・・」
「図星でしょう。」
そこへタレットが口をはさんだ。
「フール、それがどうカットの弱点なんだ?」
「だまって、タレット。フールは間違った事はしないわ。何か考えがあるのか・・・言っている事は本当の事。って事よ。私たちは見てましょ。」
「わかった。」
「そうしておいてくれ、タレット。えーっとだね、つまり術の大元は、それなんだよ。そこから、ブラックタンクを出したり・・・黒ずくめの者を出しているんだよ。」
「なるほど・・・だからカットが「者ども!」って言ったら敵が一気に増えたのか。」
「さすがフール。」
「当たっているだろう?カットさん。」

おぐ7/12 17:58:492201cf9qNwbLkw9gM||84
「・・・そうですわ・・・」
「僕らは君本体を攻撃したなら、一発で終わる。」
「いいえ。降参ですわ。」
「そうですか。それはありがたい。お互いに傷つかなくて済みますからね。」
ニコッと笑ったフールにカットはぼそっと小さな声で言った。
「いいえ・・・傷つくのはあなた方だけですわ・・・オールビックブラックタンク!!」
そのカットの態度に、イオンは瞬間的に対抗した。それはもう、すごい速さで。
「往生際が悪いわよ!ウォータースリーピーメディズン!」
イオンの手から水が放たれた。それはカットの開いた口に入った。するとあっという間にカットは深い眠りに落ちた。
「ま・・・勝ったな。」
「もっちろん。」

おぐ7/12 18:0:412201cf9qNwbLkw9gM||690
あ・・・失敗した!!!本当は本当は本当は本当はカットの呪文だけ太くしたかったのにーーーー!!!!!だいなし・・・ま・・・しょうがない。
お客様、気にしないでやってください。

おぐ7/12 18:8:382201cf9qNwbLkw9gM||72
一息経ったところで、どこからともなく声が聞こえてきた。
『水、火、風の神・・・無事でしたね』
その声にぐったりしていたフレイも身を起こした。
「この声は・・・大神様!」
辺りはポウゥ・・・・・と明るくなって、そこに真っ白い布に包まれた、女の人が立っていた。
『天にいたら、3神の力が活動していたので様子を見に来たのです・・・そしたらゴレッタとソレニアが手を組んで悪い事をしている事がわかって・・・ゴレッタとソレニアにはきつく言っておきました。それより・・・5神を集めて願いを叶えようという者が現れたと聞いたのですが・・・』
「あ!俺です。」

おぐ7/12 18:17:552201cf9qNwbLkw9gM||993
『そうですか・・・ゴレッタとソレニアにはもう話をつけておきましたよ。あなたの願いは必ず叶います。』
「そうですか・・・あ・・・その・・・ゴレッタ・ソレニアって誰ですか?」
「土と闇の神の事よ!」
イオンが言った。
「あ・・・そうなんだ・・・」
「どうしたんだ?タレット。願いが叶うって言うのに・・・あんまり嬉しそうじゃないな。」
『どうしたのです?』
「いや・・・なんでもないです。」
『そうですか。では、向かいましょう。儀式の場へ。』
「いや、待ってください!」
『?』
「ちょっと、フールと話がしたいんですけど。」
『わかりました。待ちますよ』
そう、大神様はほがらかに笑った。

おぐ7/12 18:28:402201cf9qNwbLkw9gM||758
タレットとフールは外に出た。
「どうしたんだい?たれっと。」
「俺・・・イオンの事が・・・」
「!?まさか・・・好きになったのか??」
「っぽい・・・」
「どうして・・・」
「あ、でもな!俺、イオンと両思いにしろなんて願わないぞ?」
「え?」
「俺、思ったんだ。イオンはすごい人なんだって。だから俺なんかとは両思いにはなれないって。だから、これから、その力が充分発揮できるように、イオンの望むとおりにしてやってほしいんだ。俺の願いは・・・イオンの願いを叶えてやってほしいって事。」

おぐ7/12 18:30:522201cf9qNwbLkw9gM||84
4終わりです。
急急急急急展開です!!!!!!!!!!!!!


感想など、待ってマス。
たくさんの人のレスをお待ちしています。

祥大7/12 18:37:282192cfjwWTQQyXEQ.||21
こんばんは^^祥大です
うわぁー!そんな展開ってありか!?
海里「急展開なのね・・・」←なんとなく自分の小説より登場^^
うん。でも、イオンの願いが何か気になるんだよね・・・
海里「きっと、ああなると思うんだけどね」
どうなるんだよ・・・ま、いいや
では、次の話を・・・          (と、こんな感じレスでもいでしょうか?
海里「待ってます♪」           駄目なら言ってください。直しますので)
俺の台詞・・・

☆セインズ☆7/12 19:43:572191cf5AMK7JSlIDs||977
むっちゃすごい展開になっちゃった!!!

いおり♪7/13 18:14:382202cfhV7hX6H1aPo||207
とっても面白いです!続きが気になってしまいますね


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