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1580気がつけば俺は夏だったダンディずん7/13 7:32:516122cfaPfN/MXucrA
透かし羽に 若草色の翅脈
黒い前胸に刻む 金糸の装飾
黒真珠の複眼 短い触角
腹の手風琴で せわしなく鳴く

それは儚い 夏の似姿

ダンディずん7/13 7:33:76122cfaPfN/MXucrA||479
ゆうやけ 山の向こうから
風を呼ぶのか ひぐらしの声
あさやけ こどものはしゃぎごえ
まけじと陽気に あぶらぜみ
私は あんまり暑いので
こおりを ひたいでとかします

かがやくしずくに みどりのといき

ダンディずん7/13 7:33:436122cfaPfN/MXucrA||981
夕立に灯す 命や
ほたるぶくろの ほのあかり
 
 
 
 
紙杓で すくってみよか あの花火

ダンディずん7/13 7:34:206122cfaPfN/MXucrA||699
*うみべでさかな きみはさくらがい*

潮風と雲 喧騒に自然が共鳴する
水平線が緑に見えて 遠い夢を伸ばした指先で触れようとしてみた

彼女はとても可愛い娘
大きな麦わらの下から流れる髪 深く輝く琥珀の瞳

彼女は少し変わった娘
決して上げようとしない髪 全てを捕らえる漆黒の瞳

ダンディずん7/13 7:34:256122cfaPfN/MXucrA||82

波打ち際に座るその背中に 夏の柔らかな絹の風
それに揺れる 彼女のすきとおった水色の翼

彼女が胸元から取り出したのは とうめいブルーの星のさかな
さざなむ水と 凪の空いろ
ふわりと浮かんだしゃぼんのように とまどいながらふるえてる

微笑む彼女は海に溶け 優しく手招きしている
青い光で抱きしめた 彼女はそっと手を開く
小さな白いてのひらに 淡く輝くさくらがい

ダンディずん7/13 7:34:436122cfaPfN/MXucrA||152
*Summer Lost Virgin*

縹渺たる水平を臨み 真夏の風に踊る照葉樹林
上天から光の粉 輪舞する砂粒たち
ぶどうばたけと海が 離れるように 交わるように ただそこに共にある

彼女はその真ん中に立つ
強く 弱く 彼女の心がさざなみに揺れる

ぶどうの葉が二人を包み そのまま風にさらわれた
彼女はどこか切なげで 幼い眉に影がさす

彼女の夏を染めた あの朱の夕刻
大地に供された 彼女の純潔

鳥たちが渡るころ 彼女はその身を貝たちの上に横たえた
しかし、詩人は彼女を謳う
その苦悩こそが 彼女をこの白雪のように無垢たらしめていたのだと

銀月7/13 8:16:102182cfLMvpixotkc6||582
おはようございます^^ノシ
ひらがながとても優しい雰囲気を出していると思います。
田舎に住んでいる身としては、子供の頃、セミを捕まえたり
夜家族で花火をしたりした思い出が甦ってきました^^
一番惹かれたのは、*うみべでさかな きみはさくらがい*です。
海に行きたい衝動に駆られる素敵な文でしたm(__)m
稚拙な感想、失礼します。

ベベル7/13 8:48:122201cfLc.tDdvla.Y||697
おはようですm(._.*)mペコッ
夏を感じずにはいられないですねぇ。
>かがやくしずくに みどりのといき
涼しいです^^窓開けたくなっちった(●´ω`●)ゞエヘヘ
蛍をつい最近初めて見たベベルの脳裏に、あの幻想的な光が浮かんでくるようで・・
優しく包み込んでくれるようで心地よいです ウットリ♪・:*:・ ( ̄* )

思った事を次々と書いた為乱文になっているかと思いますがご容赦下さいm(._.*)mペコッ

marinoe7/13 11:21:512181cfN6k5bnBFzRM||797
ずん様、『気がつけば俺は夏だった』まさに私のイメージそのものです。
人生の一番輝けるとき、私の見つけた原石が
今、まさに輝ける星となっていくのが
ありありと現前にあらわになっていきました。
そう、命って、蛍火のようにはかなげで、暖かかったのですね。

marinoe7/13 11:55:232181cfN6k5bnBFzRM||296
自分が表現したかった深遠な永遠のテーマは、
その人その人で、いろんな色に輝いていくんだと。。。

言葉で紡いだ 砂のお城は読み手の気持ちにさらわれ、
風にふかれ、いずれ跡形もなくなり、
ただ、波だけが静かに寄せては返すだけ
でも、また新たな天使がやってきて、
型に砂をつめていく。。。。と

ダンディずん7/13 12:52:16122cfaPfN/MXucrA||63
銀姉、感想ありがとうございます
私も幼少期に自然とたわむれ、泥だらけになりながら遊んだことがありました
今となっては遠い幻想のように思われ、ただその美の印象だけが
残響のように私の中で木霊しています
そしてそのささやきが、私に筆を持たせているのです

ダンディずん7/13 13:5:376122cfaPfN/MXucrA||943
ベッツィ、久しぶり 感想ありがとうございます
蛍はいいですよね はかなげに明滅しながら闇に吸い込まれていく
燃えるような生があるとすれば、それを象徴しているのが蛍だと思います

びちこん7/13 16:40:172201cfE1Klj1XlMbs||706
ダンディずん 7/13 7:34:20 6122cfaPfN/MXucrA||699
*うみべでさかな きみはさくらがい*

潮風と雲 喧騒に自然が共鳴する
水平線が緑に見えて 遠い夢を伸ばした指先で触れようとしてみた

彼女はとても可愛い娘
大きな麦わらの下から流れる髪 深く輝く琥珀の瞳

彼女は少し変わった娘
決して上げようとしない髪 全てを捕らえる漆黒の瞳

びちこん7/13 16:40:362201cfE1Klj1XlMbs||119
ダンディずん 7/13 7:34:25 6122cfaPfN/MXucrA||82

波打ち際に座るその背中に 夏の柔らかな絹の風
それに揺れる 彼女のすきとおった水色の翼

彼女が胸元から取り出したのは とうめいブルーの星のさかな
さざなむ水と 凪の空いろ
ふわりと浮かんだしゃぼんのように とまどいながらふるえてる

微笑む彼女は海に溶け 優しく手招きしている
青い光で抱きしめた 彼女はそっと手を開く
小さな白いてのひらに 淡く輝くさくらがい

びちこん7/13 16:41:132201cfE1Klj1XlMbs||632
この長い文章を5秒で

コピペ?

ダンディずん7/13 16:44:486122cfaPfN/MXucrA||425
あったりまえじゃん こんなとこに直接書くかい

ダンディずん7/13 17:16:146122cfaPfN/MXucrA||477
marinoeさん、この文は実は全て去年書いたものです
昨日のあなたの詩を読んだ後ひっぱりだしてきました
どうしても思い出されて仕方なかったのです
私はあなたのような純化された美を持つ言葉は使えませんが
見ていた世界は似ていたのかもしれません

marinoe7/13 20:5:492181cfN6k5bnBFzRM||795
ずん様と世界観が似ているなんて、喜ばしくもうれしい発見です。
純化された美が感じ取られたとしたら、それはやはり、
   始まりは明けの明星、
まさにその賜物、これ以外考えられません。
すぐにメッキがはがれ落ちようとも、
これも又、私の分身、ちょっと美酒に酔う事とします。
ミューズの神に乾杯です。

桃代7/13 20:24:512111cf2v/zZJQEjxs||135
こんばんわ。ダンディずんさんの詩の感想を書くのは
初めてなので無意味に緊張しています(笑)

流れるような言葉で綴られて、すんなり胸に響いて来ました^^
夏って初めはすごく明るくてエネルギッシュな感じなんですが、
だんだん哀愁を帯びて来て懐かしい風景に変化していくんですよね。

夏に閉じ込められた一瞬の思い出達を大切にしたいものです。
分かりにくい感想で申し訳ありません。


ダンディずん7/14 1:49:106122cfaPfN/MXucrA||320
桃代さん、感想ありがとうございます
哀愁、という感覚は私にとって最も表現したいもののひとつなので
それを汲んでくださって嬉しく思います
きっと皆さんがそれぞれ心の中に幻想の世界を抱いて
それはひとりひとり違う形をしていると思うのですが
私にとってそれは哀感に満ちた過去という黄昏の世界なのです
そして、それは永遠となって私に美を与え続けてくれています


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