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1639ブルーラブ☆☆5☆☆おぐ7/15 14:35:182201cfwmzBh4jlZJM
下のほうにスレが・・・
というか前回詩を書き忘れてしまってすみません。のんびりしてたら時間がなくなってしまったので・・・今日かけたら書きますんで。

☆☆5☆☆

(何!?何!?何!?)
イオンは走っていた。顔を真っ赤にして・・・
そう・・・聞いてしまったのだ。
(タレットが・・・だって・・・だって会って3っ日よ!?)
しばらく走って、角を曲がって立ち止まった。そして壁にもたれてなんとなく天井を眺めた。
(でも・・・何か・・・・何か変だ、私。すごく・・・すごく嬉しいなんて・・・)

おぐ7/15 14:44:582201cfwmzBh4jlZJM||695
どうしたらいいのかわからなかった。こんな事は初めてではなかったというのに。
(どうしてだろう。どうしてこんな気持ちがするんだろう。私も・・・私もタレットのこと好きなのかな・・・?)
今まで、こんな気持ちになったことはなかった。あの人と一緒にいた時も・・・

「ねぇ、ルッカ、水芸見たい??」
イオンは大好きなルッカに抱きついた。
「ああ・・・見たいよ。」
「じゃあ、やってあげる!」
そういってイオンは手に気をためて湖から水を引き出しクネクネ動かしたりして、水芸をルッカに見せた。
13歳のイオンは神だった。けれど、ルッカという一人の少年を好きになった。

おぐ7/15 14:51:462201cfwmzBh4jlZJM||556
ルッカは神ではなかった。ただの町人。けれどイオンはルッカが好きだった。それが、神としてけしてやってはいけない事だとしても・・・。何でもやってあげたいと、力になりたいと、すごく思った。2人は幸せだった。いつもイオンの住処の湖で2人で過ごしていた。
だが、いくら2人が幸せでも、周りの者の反対は多かった。
「イオン!いい加減にしろ!」
フレイが怒鳴った。
「うるさいわね!私達は幸せなのよ!良いじゃない!」
「だめだ。お前は神なんだ。見ろ、湖を。お前がしっかりと守らないからごみが浮かんでる。」
このころ、神の使命として、自分の住処を守るという試練が与えられていた。

おぐ7/15 14:59:182201cfwmzBh4jlZJM||91
「いいわよ、べつに。私がいるからこの湖は、この森は成り立っているのよ!私がここから離れないだけありがたいと思ってほしいわ。ゴミぐらい我慢しなさいよ、水のくせに。」
そう言ってイオンは、ルッカの腕をつかんだ。
「行きましょ。こんなやつほっといて。ルッカ。」
「ああ・・・そうだね。2人きりになろう。」
「じゃあね、フレイ。二度と来ないで。」
2人はふっと消えた。残されたフレイはうつむいた。
「イオン・・・目を覚ませよ・・・神は、人間とは結ばれないんだよ・・・」
大神は、全てを見ていた。とても悲しい顔をして。そして・・・イオンの元へ向かった。

イオンとルッカは森を2人で歩いていた。

おぐ7/15 15:6:22201cfwmzBh4jlZJM||498
その前に突然大神が現れた。
「お・・・大神様・・・」
「イオン・・・最後の忠告ですよ。」
「いいえ!大神様!いくら大神様でも、私はルッカと一緒にいます!」
「なりません。早く人間から離れなさい。」
「いやです。」
その言葉に大神は目を細めた。
「そうですか・・・イオン、とても残念です。目を閉じなさい。」
「え?」
水の神よ目を閉じよ!
大神はそう唱えた。イオンの目は自然と閉じられた。

おぐ7/15 15:12:472201cfwmzBh4jlZJM||389
次の瞬間、イオンの耳に聞こえたのは何かを切り裂く音だった。
ザシュッ
「!」
イオンは目を開けて隣を見た。そこにはルッカが倒れていた。
「ルッカ!!」
悲鳴のように、イオンは叫んだ。
「イオン。この結果があなたが犯した罪の代償です。そのまえに、見なさい。このルッカの血の色を。」
イオンは大神の指先を見た。そこにはどろりとした真っ黒い血がついていた。
「この人間を切り裂いたのは特別な釜です。その者の心の色を血に写します。」
「そんな・・・ルッカは何かに私を利用したの?」

おぐ7/15 15:20:292201cfwmzBh4jlZJM||595
「そうです。この人間は自分の町で、自分は水の神をモノにした・・・と言って人の目を引き、儲けに使っていました。」
「そんな・・・そんな・・・」
イオンはそれしか言わなかった。
「イオン。あなたはもう一つ罰を受けなさい。」
そういって大神はイオンの額に手を当てた。そして術を押し込んだ。
「今、あなたに、あなたが人のためにしか術を使えないようになる魔法をかけました。それを解くには、5神を集めて自らの願いを叶えようとする者について行きなさい。」
「わか・・・り・・・ました・・・」
イオンは小さな声でうなずいた。

それからというもの、イオンは大神の約束を守った。その元にタレットが現れたのだ・・・

おぐ7/15 15:26:452201cfwmzBh4jlZJM||604
(本当に私はルッカを好きだったのかな?もう何もわからない・・・いや・・・私はルッカの優しい口車にのせられてただけだったんだ・・・)
それから思った。
(まだ・・・私がタレットを好きかどうかはわからない・・・。けど・・・タレットは私の事を本当に思ってくれてる気がする・・・それには答えなくちゃいけない・・・。)
2、3回深呼吸してからイオンはみんなの元へ戻った。

おぐ7/15 15:28:172201cfwmzBh4jlZJM||555
5が終りです。すみませんが、今回も詩を書くことができません。次回に期待してください。
感想たくさんお待ちしています!

華奈7/15 15:49:542102cfGuPZFpWTr7w||106
おもろいよ〜^^
この前の感想書けなくてごめんよ・・・。
続き、楽しみにしてますっ!!

祥大7/15 17:38:222192cfjwWTQQyXEQ.||426
こんにちは^^祥大です
しかっしルッカっていうやつは腹黒いね・・・まぁ、俺もだけど
うむ・・・願いやっぱりあれかなぁ?
そんなこんなで、次回も待ってます^^

いおり♪7/15 23:4:452184cfk7q.DRsa.P.||508
すっごく続きが気になります!
どんな風に展開していくのか分からないです。
それがまた面白いですね。

おぐ7/16 17:54:442201cfrXkkMpi1ngE||900
祥大s、どんな願いを想像しているんですか!??
まぁ、楽しみにしていてくださいね♪

おぐ7/16 18:2:62201cfrXkkMpi1ngE||650
日にち変わってますが、詩を書きます。感想ください。ある事に気付いた人は言って下さい。

おぐ7/16 18:6:432201cfrXkkMpi1ngE||29
☆飛べない夢☆

昨日の夢と今日の夢は違う
子供の夢は毎日変わる
なれるかなれないか考える大人は
決まった選択しか選ばない
昔はたくさんあった空想壁も
今では一欠けらも残っていない
背中に生えていたあの羽は
いつからなくなってしまったのだろう
あの丘も越えたし海も越えられた
今は坂道を登るのも精一杯
現実と非現実の両方を
今でも両手に持っていられたら
少しは違っていたのかもしれない

おぐ7/16 18:14:502201cfrXkkMpi1ngE||548
☆探したいもの☆

藍色の海に白い波がとけた
ざぷんざぷんと音をたてて
夏の日差しとリズムにのった
浜辺に打ち上げられた渦巻き貝殻
私の足元に転がった

「ゴメン、もう一緒にいられない」
そんな風に謝らないで
優しい思いが痛いから

水は濁っても流れ落ちるけど
貝殻は手のひらから零れない
零れないものを今度は見つけたい
姿形のあるものを・・・
自分の中に残るものを・・・

おぐ7/16 18:21:352201cfrXkkMpi1ngE||464
☆子供な大人☆

「ピーターパン」という永遠の自由人
誰もが一度は憧れる
食べたい物を好きな時に食べ
眠りたい時に好きなだけ眠る
たまには冒険に出発して
疲れたら家に戻ってベッドで休む

束縛という海に泳ぐ自分は
彼のようには生きられない
電車という名の現実箱に乗って
毎日退屈に息をする

大人になりたくない子供と・・・
子供に戻りたい大人と・・・

過去の自分と現在の自分

おぐ7/16 18:25:12201cfrXkkMpi1ngE||689
☆願い☆

私を強くしてください
簡単な事に負けないように
強く強く
たくさん走れるように
どこまでも走れるように・・・

あの時のあの場所に戻るのではなくて
あの時のあの場所を抱きしめて
強く強く
前を向けるように
歩き続けられるように・・・

痛みも悲しみも忘れない
それでも笑顔を向けていたいから
いつまでも笑っていたいから

それが私の願いだから・・・

おぐ7/16 18:27:412201cfrXkkMpi1ngE||887
感想待ってマス☆☆

いおり♪7/17 22:10:302184cfk7q.DRsa.P.||464
飛べない夢
子供が大人になってしまう悲しみが感じられます。

探したいもの
なんだか恋の悲しさのような物を感じます〜

子供の大人
これも、子供と大人の切実さが感じられます。

願い
とても素敵な詩です。僕もこういう風になってみたいです。


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