1665 | 300年後の『そいつ』が現れるときが来た・・・・・・!! | 寡黙の人形 | 7/16 23:56:55 | 2184cfvTERQeAijSQ |
ここは地球である。 あれから300年の月日が流れた。 地球は銀河系の違う星との交流を盛んにできるまで文明が進んだ時代。 『そいつ』は1人の少年に乗り移った。 地球のとある民家。 周りは高層ビルで地面が見えなくて、自動車が宙を飛び交っている。 そこにどこからか果てからやってきた流星群。 <ゴォォォォォ!!!!!!!!> 1人の母体に突き当たる。 <ドカンッ!?> |
寡黙の人形 | 7/17 0:5:51 | 2184cfvTERQeAijSQ||580 | ||
母体に激しく当たり、母体は地面に叩きつかれる。 旦那はビックリあ然として放心状態である。 すぐさま救急車が呼ばれる。 「もしもし、レスキュー隊ですか?今、赤ちゃんを身ごもった女性が流星らしきもの と衝突して意識がないんです!早く着てください!」 今の時代は1人に携帯が義務付けられており、その中には小型の発信機がついているのだ。 <ピーポーピーポーピーポー> すぐさま救急車が来る。 母体は救急車に乗せられ、放心状態の旦那を置き去りにしたまま、病院へと向かう。 |
寡黙の人形 | 7/17 0:9:18 | 2184cfvTERQeAijSQ||489 | ||
病院に着くとスグに手術に取り掛かる。 すべて精密な機械がやってくれる。 人はただ、どんな症状なのかどんな状態なのかをコンピュータに教えるだけなのである。 「シュジュツハジママス」 ・・・・・。 「おぎゃっおぎゃっ!」 ・・・・なんと、母体も赤ちゃんも元気に生まれたのである。 遅れてその旦那が駆けつける。 しかし、生まれた喜びでまた放心状態になり、倒れこむ。 |
寡黙の人形 | 7/17 0:13:59 | 2184cfvTERQeAijSQ||251 | ||
元気な男の子である。 男と女はその子に『アスク』と名づけた。 ・・・・。 その子は元気にすくすくと育つ。 そしてある日、アスクが3歳を迎える時である。 突如、異変が起きたのである。 その子は光に包まれ、宙に浮く。 女と男は無我夢中でアスクを助けようとするが出来なかった。 動くことも出来なかったのである。 |
寡黙の人形 | 7/17 0:18:39 | 2184cfvTERQeAijSQ||964 | ||
その光はアスクをどんどんと天まで連れて行ったのである。 光は消え、アスクも消えた。 男と女は泣き叫ぶ。 そこに心の声が響いてきた。 「父さん、母さん行って来るね。心配しないで9年後また来るよ。」 その言葉を残して、アスクはどこかへといなくなった。 とてつもなく、邪悪な闇がそこには迫っていた。 続く・・・・・。 |
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