1667 | 消したい記憶「その2」 | イプシロン | 7/17 1:54:44 | 2194cfL3BypG61Wrc |
日和町は打ち切りにしてないのでご安心を 前スレに書いたように次回から書きます では今回はシリアスのこちらをどうじょ |
イプシロン | 7/17 2:4:11 | 2194cfL3BypG61Wrc||984 | ||
決行の日は酒場での騒ぎのことを考慮して1週間ほど延期された。 星空が輝く。初めてモンスターを倒したのは、初めてこの槍「ラヴァーナ」を手にしたのはいつの日だったろうか。血が騒ぐ。懐かしい間隔に興奮を抑えられないでいる。 ガンブ「ずいぶんとやる気まんまんじゃねえか相棒」 暗い森の中で中年の重戦士が話しかけてくる この場所の敵はそれほど強くないのでこれほど豪華なメンバーなら話しながらでも進める。 ジェイス「お前にはそう見えるのか?」 ガンブ「前に酒場で見たときとは完璧に違う_生きた面構えしてやがる。」 |
イプシロン | 7/17 2:9:53 | 2194cfL3BypG61Wrc||653 | ||
ジェイス「まるで俺がいままで死んでたみたいな言い方だな。」 ガンブ「やる気のねぇツラしてトボトボ酒場に歩いてきてよ。死人ってかまるで浮浪者だったな、ありゃ。」 ガンブがゲラゲラ笑う。俺もつられて笑う。幸先がいい。相手がこいつとは言えここまで笑いあえたのは久しぶりだ。なんだかこの仕事が「ゴブリンを退治してくれ」みたいな簡単な依頼に思えた。 キーム「ほらほら、おじさん達、着いたよ。」 キームの声に反応して前を向く。黒い黒いまるで闇そのものような屋敷がある。 |
イプシロン | 7/17 2:16:41 | 2194cfL3BypG61Wrc||556 | ||
あきらかに異常なオーラを発し、暗雲の塔などよりも遥かに凄まじいものがあった。しかし今の俺にはアニを見つけ真相を掴む、それだけの事しか考えてなかった。むしろビックリしたのはグランツが何も反応してない所だ。ガンブの話だけであんな醜態を晒していた奴がただジーッと見ているだけなのである。明らかに異様な雰囲気を出しキームは真顔になり、あのガンブも顔をしかめるほどのこの屋敷に何も動揺してないのである。俺もそうだが、俺には理由がある。こんなもので俺の決意は鈍らない。じゃぁアレか?グランツにも何か理由があるのか? |
イプシロン | 7/17 2:20:30 | 2194cfL3BypG61Wrc||790 | ||
キームはゆっくりと入り口に近づく。ドアには何か魔方陣のようなものがあった。 キーム「封印呪文だね。でもスゴイ簡単だよコレ。」 俺にはサッパリ分からないがキームにとっては赤子の手を捻るようなものなのだろう、キームが手をかざし「ワ・カラン・バイ」と唱えるだけでドアはゆっくりとギギギッと音を立てて開く。ガンブは身構えている。俺も戦闘体型に入る。しかしそこはただの大広間なようで何もいそうな気配はなかった。 |
イプシロン | 7/17 2:26:15 | 2194cfL3BypG61Wrc||325 | ||
グランツ「、、、ロウソクに火が灯されてる、誰かいるのか、それとも誰か「いた」のか、、、」 大広間の所々にボンワリとロウソクがユラユラゆれながら辺りを彩る。 キーム「ちょっと待って、周りの生命反応を調べるから。」 キームが何かを唱えるとキームの目の前の壁に小さな点が4つ映し出されている。こては俺たちのものだろう。しかし、その上の方で小さな点が何か蠢いている。 キーム「僕達以外の生命反応だ!何かいる!」 まっさきに走ったのはガンブだった。 キーム「あぁちょっとおじさん!」 |
イプシロン | 7/17 2:30:7 | 2194cfL3BypG61Wrc||594 | ||
俺たちはガンブを追いかけた。階段を上り廊下を走りそしてガンブはある個室の前で止まった。 ガンブ「ここだろう?」 キームはまた呪文を唱える。そして点の位置を確認する。 キーム「うん、間違いないみたい。でもよくわかったね」 ガンブ「ヘヘヘ、まぁ何十年もやってれば勘っつーもんがな」 俺は部屋の扉を見た。ここにいるのはアニなのか?それとも別の何か_化け物か? いや、、、今更悩んでてもしょうがない。俺は真っ先にドアに近づくとグランツの「気をつけろよ」という声も無視してドアを開けた。 バタン |
イプシロン | 7/17 2:31:16 | 2194cfL3BypG61Wrc||112 | ||
チュンチュン ピチチチチ… チュン チュンチュン ピピピピ ピッピッピ |
イプシロン | 7/17 2:34:43 | 2194cfL3BypG61Wrc||744 | ||
そこは花畑だった。鳥がさえずり花は咲き乱れこの屋敷のイメージからは絶対連想されなさそうな場所だ。 ジェイス「こ、、、ここは?」 4人全員が面食らったような顔をしている。そして背後からいきなり声が聞こえた。 ??「あ、、、あの」 全員が振り返る。キームが「ボム」を唱えそうだったので俺は目の前の生き物を確認してそれをやめさせた。少女であった。年は10か11ぐらいだろうか。 ??「あの、あのあなたたちは、、、?」 続く |
イプシロン | 7/17 2:35:27 | 2194cfL3BypG61Wrc||890 | ||
次回は「のほほん日和町」その9をやります |
イプシロン | 7/17 14:41:19 | 2194cfL3BypG61Wrc||948 | ||
めっさ誤字だらけ |
特殊文字 by.チビファンタジー |