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1681LIFEマジュニア7/17 16:22:192031cftz232k8lqM.


目に見える範囲で証明できないものがあった・・・
それを政府は種類別に名前をつけた

放出術・召喚術・変換術・合成術
無力術・具現術・操作術・特殊術

この8つに分別された術を政府は気術と呼んだ
気術を使いこなす者達がいた
彼らを人々は気術師と呼んだ・・・

マジュニア7/17 16:22:402031cftz232k8lqM.||779
第十五話「過去の死」
黒い炎の傷も癒えてガマ仙人はジン、ペケ、キルと修行をはじめた。
ガマ仙人「キル、お主の力を伸ばす為には戦闘しかない」
キルはガマ仙人の前まで歩いてきて人差し指を出してそこに黒い炎を出した。
キル「この炎であんたを焼いちゃうかもしれないぜ。この魔力の炎で」
魔力、人間の持つ気力に似ているもの。人間が持つことはまずありえない。
ガマ仙人「なぜ、黒い炎を持っているんだ。お主は何者じゃ?」

マジュニア7/17 16:22:542031cftz232k8lqM.||604
ガマ仙人「なぜ、黒い炎を持っているんだ。お主は何者じゃ?」
キル「魔王の手下とか言わないから安心しろ。俺は一度死んだ人間だからだ」
幼い頃のキルは野生児として育ってきた。その生活の中で一度死んだことがある。
それは雨の降る日のことである。雨は二ザ山を打ちつけ、ゲムル川は氾濫した。
そんな中、キルの前に大男が現れた。ガイと名乗る男はキルに言った。
ガイ「その眼、まだ生きていたとはな。まだ小さいな。両親はいないのか?

マジュニア7/17 16:23:132031cftz232k8lqM.||787
少しは答えろよ。答えたとしても今、ここで始末してやる」

マジュニア7/17 16:23:332031cftz232k8lqM.||165
黒い炎が幼いキルを包む。あっという間に命は途絶えた・・・
しかし次の朝、キルは目を覚ましたのだった。
その日から、黒い炎を手に入れたという。
気術と黒い炎は変換能力者のキルにとって好都合だった。

マジュニア7/17 16:23:452031cftz232k8lqM.||867
修行を重ねて今は完璧に使いこなせるという・・・
ガマ仙人「ほぅ〜おそらく転生士じゃ、その男は。命を操る術を使ったのじゃろう」
キル「こんな話はもういい。それで俺はどうすればいい?」
ガマ仙人「わしと戦闘じゃ。毎日、それを繰り返す。よいな?」

マジュニア7/17 16:23:582031cftz232k8lqM.||444
キルは首を縦に振った。そしてゲムル川沿いに歩いていった。
ジン「仙人、俺達も戦いたい。頼むよ、毎日、戦闘なんて・・・」
ペケ「おいら達よりも全然強いのは分かってるよ。でもおいら達だって」
ガマ仙人「気のコントロール、気の威力増加、気術組み手、それぞれ2時間ずつ」
そう言って、ガマ仙人はゲムル川沿いに歩いていった・・・
ガマ仙人「(二人共、今やるべきことは基礎なんじゃ。裏武道会で死なない為にも)」
ゲムル川沿いを歩くガマ仙人は二人のことを思っていた。


マジュニア7/17 16:24:212031cftz232k8lqM.||310
ここまでです。感想お願いします

いおり♪7/17 22:36:82184cfk7q.DRsa.P.||529
あいからず面白いです!命を操る術・・・とても凄いけどちょっと怖いですね


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