戻る
1806小説☆おぐ7/22 8:22:52211cfLw6eEz8f24s
新小説です。続くかどうかはわかりませんが、どうか読んでください!!
ん〜10章以内には終わらせたいなぁ・・・。

おぐ7/22 8:29:402211cfLw6eEz8f24s||819
☆プロローグ☆
「もうこんな世界イヤーー!」

あんな事、言わなければ良かった・・・なんて今更思ってもどうにもならないんだろうなぁ・・・

笹西 志穂。14歳。何か変な所へ来てしまいました・・・

目の前には何もない。殺風景な景色が向こうの方まで続いてるだけ。でも、どうやってここへ来たかがわからない。記憶喪失ではないよ??明らかに、何かが起こったのよ!
思い当たる点は・・・あるんだよねぇ・・・

「もうこんな世界イヤーー!」
なんて・・・叫んだからだと思うよ・・・。

おぐ7/22 8:35:502211cfLw6eEz8f24s||366
☆1☆
私はただ、呆然としているしかなかった。だって、わかっている事が少なすぎる・・・。何の情報もないけど、私が叫んだせいでこんな変なところに来てしまったって事はなんとなくわかった。
私は呟いた。
「あ〜あ。私どうしたら良いんだろう?こんな変なとこやだよ・・・」
(でも、ここが違う世界なら、元の世界になんて戻りたくないなぁ・・・)
そんな事を考えてたら声が聞こえてきた。
「おまえ・・・ここを変なところと言ったな?」
なんか怒ってる様な声で、私は身を縮めた。
「そうだけどぉ・・・?」

おぐ7/22 8:40:342211cfLw6eEz8f24s||636
声の主はしばらく黙って、突然噴出した。

「ぷっ」

「ははははははっ!」
私はわけがわからなくなって、唖然とした。
「おっおまえ・・・面白いやつだなぁっ!まっ待ってろよ、今・・・行くからよ。」
声の主はまだ笑っているようだった。

しばらくして、私の前に突然何かが現れた。
(何もかもが突然起こる・・・心臓が参っちゃうよ・・・)

「おまえが異世界の奴か。」

おぐ7/22 8:47:342211cfLw6eEz8f24s||412
さっきの声の正体がわかった。

短髪で・・・肌はちょっと焼けてて・・・すらっとしてて・・・結構かっこいい男の子だった。同い年ぐらい。

「そうですけど。ここはどこですか??」
「お前は一体どんな世界から来たんだ?ここを知らないなんて・・・」
私ははっきり言った。
「『世界は一つ。』と言っている様な世界ですよ。」
相手はまた笑い出して・・・。
「そうか!異世界の事を何も知らないんだな!そうだろうな!知ってたらここを変な世界なんて言えねぇもんなぁ!」

おぐ7/22 8:53:232211cfLw6eEz8f24s||283
なんか語尾に全部「!」が付いてて、聞いてて疲れた。

「それが何か?」
「随分と平然としていられるよなぁ。何にも異世界の事を知らない奴が、突然異世界に来ちまったら、普通は驚くだろ?」
私は鼻で笑った。
「関係ないですよ。私はあの世界を嫌っていたのだから・・・異世界に来れたのが嬉しいですよ。ただ、あのままずっと殺風景な場所にいたら泣いてたかもしれないけどね。」
「肝が据わってんなぁ!」
男はカラッと笑った。

おぐ7/22 9:0:262211cfLw6eEz8f24s||627
「俺はな、パイクって言うんだ。ここはな、ファンタジーランドって言うんだよ。」
私は唖然とした。
「聞いた事は・・・あるわよ。」
「お!じゃあお前の世界にも妖精とかいるんだ!?」
「いるわけないでしょう!そんなの架空の架空の架空の話しよ!私の世界でなんて。」
「でも、いるんだぜ?ここには。何だっているよ。二本足出歩いて、喋る動物。妖精、妖怪、幽霊。魔女とか、魔法使いとかな。」
私はため息をつく。
「私、何でこんなとこにいるんだろ・・・」
「ああ、そのことな。それは、お前が叫んだ強い言葉と、俺の伯父さんの魔術師の人の呪文が上手く重なったからなんだよ。」

おぐ7/22 9:5:242211cfLw6eEz8f24s||510
「帰りたいなんて、言わないよな?」
彼は私に慎重に尋ねた。
「え・・・」
私は微妙な感じに言った。
(だって・・・なんか知らない生き物って怖いし・・・こいつもやたら笑って疲れるし・・・微妙に帰りたい気もするんだよねぇ・・・)
彼は言った。
「あのな・・・帰れないんだよ・・・。」
「は?」
「じつは、お前の帰し方を知らない。」
しょぼんとした。
「・・・」

おぐ7/22 9:11:152211cfLw6eEz8f24s||837
「わかったわよ・・・とりあえず、私は元の世界に絶対帰りたいってわけじゃないし・・・何でもあるこの世界なら帰る方法が無いわけじゃないだろうし。」
パイクは顔を明るくした。
「そうか・・!さんきゅー!」
パイクは感極まって、私に抱きつきそうになったので、私は軽くよけた。
「私は志穂。とりあえず、あんたの伯父さんのところに連れてってよ。ずっとここに私を置くつもりじゃないでしょ?」
「もちろん!じゃ俺にどっか触れて。」
私はパイクのシャツを掴んだ。
「わーーぷ!」

私とパイクはあっという間にファンタジーランドの町にワープした。

おぐ7/22 9:12:102211cfLw6eEz8f24s||406
今日は終わりです。

感想待ってます!

いおり♪7/22 22:18:82202cfM4l0e2OssHQ||154
新しい小説ですかぁ、とても、面白いです!
それにしても、志穂は度胸ありますねぇ、僕だったら同様しちゃいますよ。


本文(<>," shift+7使用不可)
 ※メルアドや電話番号を公表してはいけません、荒らしを批判するのは「俺が神掲示板」以外は禁止!
 
特殊文字 by.チビファンタジー