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1835キミの声が聞こえるたけし7/22 20:20:102211cftSqWgpWefDU
殺してやる…
竹下の敵討ちだ。
もう俺の知り合いを巻き込ませやしない。
その為の復讐だ。

たけし7/22 20:24:502211cftSqWgpWefDU||218
【いったい誰なんだ?】
浩介は竹下先生を殺した犯人を探していた。
怒りで見境がつかなくなっている。
警察には通報した。匿名で。しかし、
【奴を見つけ出して殺すのは俺の仕事だ。】
浩介は警察に自分の能力のことを話して協力する気はなかった。

たけし7/22 20:30:32211cftSqWgpWefDU||494
浩介は竹下先生の朝の行動を調べる為に職員室へ向かった。
━職員室━
・浩介「山田先生はいますか?」
浩介は自分のクラスの副担任の名前をだした。
・山田「なにかようかね?上田浩介君。」
浩介はこの人が嫌いだった。
人を見下ろした態度を取るからだ。
しかし、今はそんなことをいっている場合じゃなかった。

たけし7/22 20:36:562211cftSqWgpWefDU||496
・浩介「先生!!朝、竹下先生がなにをしていたか知っていますか?」
・山田「竹下先生?彼は実に不幸だった。まだ20代なのに死んでしまうなんて。」
【いいからとっとと教えろこの豚が。】
浩介は先生に向けた表情とは裏腹に内心あせっていた。
早くしないと逃げられると思ったからだ。
・山田「そうそう、竹下先生なら朝、自分のクラスの生徒がどうたらこうたらで、どっか行ってしまわれたんだよ。その後だろうねえ、襲われたのは。」
浩介は飛び出していた。
【俺のクラスだと?やばい森田と佐野が危ねえ!!】

たけし7/22 20:39:492211cftSqWgpWefDU||875
━教室━
・森田「あ、浩介。あんたどこ行ってたのよ。とっくに4時間目、終わっちゃったよ。」
・佐野「お前って授業サボるの好きだな―。」
佐野と森田は無事だった。
カクンッ
浩介は拍子抜けして、よろけてしまった。

たけし7/22 20:43:542211cftSqWgpWefDU||594
【とりあえず良かった。俺の能力がもっとはっきりしていれば、誰がやったのかすぐ分かるのに。】
浩介は人の心の声が聞こえるという能力を持っていた。
しかし、その能力は常に聞こえるわけでもないし、
同時に2人以上は無理。
そして、これは浩介がこの能力を嫌っている一番の理由なのだが、聞こえる内容を選べないことだった。

たけし7/22 20:47:102211cftSqWgpWefDU||743
【くそ、集中するんだ。クラスの中にいる奴らの心の声に耳をかた向けるんだ。】
浩介は集中していた。
おそらく今までの人生にないほど。
すると、浩介の体に異変が起きた。
目の色がだんだん青色に光出してきたのだ。

たけし7/22 20:51:62211cftSqWgpWefDU||509
すると、
【浩介どうしたんだろ?さっきからこわい顔して】
【生物の山田、マジムカツク。】
【あ、香山さんが僕のことをちらっと見てくれた。】
【今日は先生と一緒に…うふふ】
【今日帰ったらなにしよっかなー?】

たけし7/22 20:57:272211cftSqWgpWefDU||509
クラス中の心の声がリアルタイムでしかも複数人(おそらくクラスにいる人だけじゃなく、
学校中なのだろう)の心の声が聞こえてきたのだ。
浩介はその中から問題の声を探し出した。
【竹下をやったはいいが、意外と早く警察にばれたな。】
そして、浩介はその声だけに集中した。
すると他の声は聞こえなくなった。
・浩介「やっと見つけた。」
浩介は微笑んだ。
不気味な笑みで。

たけし7/22 21:5:382211cftSqWgpWefDU||815
━放課後━
・森田「浩介の奴いったいどこに行ったんだか。今日、ほとんど授業でてないじゃない。」
その通りだった。
浩介はあの後、学校を早退し(勝手に)あるところに行っていた。
・田中「森田さ―ん。」
・森田「あら、田中君じゃない。同じクラスだったの?」
肩まで伸びた髪、痩身で端整な顔立ち。
一見女と見間違う程の美少年はその場でこけた。
田中は美形なのだが、影が薄くクラスのまだ半数もの人間がその存在を認識していなかった。

たけし7/22 21:11:432211cftSqWgpWefDU||906
田中と森田は、小さい頃から同じピアノ教室に通っているので、友達だった。
・田中「森田さん酷いですよ。」
・森田「冗談よ、冗談。」
田中にとっては冗談にならない冗談だった。
・田中「それより話があるんですけど、明日の朝、公園で待っていてくれませんか?」
・森田「今言いなさいよ。男なんだからさっさと言っちゃいなさい。」
・田中「い・・いや今はちょっと…」
【今は準備が整っていないからね。】
・森田「仕方ないわね。待っていてあげるわよ。」
・田中「ありがとうございます。」

たけし7/22 21:15:02211cftSqWgpWefDU||57
・森田「あんた友達同士なんだから、そんなにかしこまらなくていいの。」
・田中「そ…そうですよね。」
・森田「でも、田中君の話ってなんだろう?楽しみにしているね。じゃあねー」
・田中「さようならー」
【楽しみ?…明日が命日だというのに。】
田中はニヤリと笑った。

たけし7/22 21:19:92211cftSqWgpWefDU||445
━田中・帰り道━
・田中「明日はどうしようか?」
田中は森田をどんな方法で殺すか考えていた。すると、
ジャリ
後ろで音がした。
浩介がいた。
・田中「ど…どうしてここに?そ…その目はまさか…」
・浩介「今の俺は複数の声も聞けるし、常に聞くことも聞かないことも調節できる。そして、その声が誰のかまで分かるんだよ!!」

たけし7/22 21:22:62211cftSqWgpWefDU||717
浩介はあの時、あの声を聞いた時点で誰の声かが分かっていた。
そして、田中の帰り道を張り込んでいたのだった。
ここまで浩介の能力の使い勝手が良くなったのは始めてだった。
・浩介「やっと会えた。竹下の敵だ、お前をぶっ殺す。」

第7部 完


たけし7/22 21:23:122211cftSqWgpWefDU||710
以上です。
下手くそですが、読んでくださった方感想よろしくお願いします。

改xxx7/22 21:26:172184cfs/dzytLmjkM||58
こんばんわ〜^^改xxxですw
全然へたくそでないですよ!!!かなり面白いです!!!
セリフの量?もちょうどいいですし、読みやすいです^^
こぅいう小説は少ないのでいつも楽しくよんでます^^
これからも頑張ってくださいね★ ぁ、ちなみにワードに話を取っちゃってるんですが、よろしいでしょうか^^;

それでは〜^^)ノ

たけし7/23 17:45:472211cftSqWgpWefDU||618
改xxxさんどうもありがとうございます。


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